『上湯炒飯』といえば浅草の龍園で決まりなのだが、この4月から昼も夜も予約のコース料理のみになっちゃった。
昼にコース料理を食べる時間もないので、もうあの『上湯炒飯』は食べられないのかな?
有楽町にある広東料理の慶楽さん。
昭和25年創業の名店で、池波センセーを始め著名人のファンも多い。
このお店の名物も実は『上湯炒飯』。
椅子にも「慶楽」の文字があるが、調度品もいいものを使っている。
ダチョウ倶楽部・・・ではなさそうだ(笑)
十数年ぶりの訪問だったが、前回も入口に近いこの席だった。
どんなに混んでいても相席などさせないサービスもありがたい。
この湯呑って昔はどこでも使っていたが、最近は全く見かけなくなった。
●上湯炒飯(1,030円)
前回もというか、この店ではいつも上湯炒飯ばかり注文するが、昔と変わらない美しい姿。
浅草龍園は炒飯とスープが別に出てくるので、炒飯だけ、スープだけ、合せて食べるの3通りが楽しめるが、慶楽は最初からスープが入っているスタイル。
それでは、いただきます
鶏の優しい味のスープとふっくら炒めた炒飯。
海老が目立つが、隠れた主役は焼豚だ。
噛むほどにジュワーと旨みが染みだしてくる。
今はこんな焼豚を作れる店も少なくなった。
途中からはホワイトペッパーで、胡椒の風味も加え味の変化を楽しむのも良い。
スープのおかげで見た目以上にお腹に溜まるので、本当はシュウマイも付けたかったが断念。
龍園もランチだけでもアラカルト料理を復活させて欲しいな~。
美味しい食事に感謝をこめて
「ごちそうさま!」
【お店】 ★
・純広東料理 慶楽
・東京都千代田区有楽町1-2-8慶楽ビル
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