昨夜、夢をみました。
鯛茶漬けを食べてる夢です。
鯛茶漬けといえば私の中でのべスト3は
湯島のあの店と、銀座のあの店、そして浅草のここ。
浅草で136年続く老舗の料亭。
しかし、浅草らしいというか、けして敷居が高いわけではありません。
前回訪問は去年の6月ですので、半年ぶりの再訪です。
カウンターに座り、「鯛茶漬け」を注文。
6代目のご主人が鯛を切り分け、7代目がワサビを卸し始めます。
この、本ワサビを目の前でおろし、使うお店で料理がまずい店を私は知りません。
逆にいえば、本ワサビ使用のお店は、必ず美味しいお料理が出てきます。
(ただし、大根おろしと西洋ワサビを混ぜてるお店も多いんですよね)
●ランチ10食限定 鯛茶漬け(1,580円)
先ほど御主人が切り分けるのを見ていましたが、頭に近い部分でした。
一尾の鯛の中でも頭に近いところと尾の方では違いますよね。
鯛の中でもいちばん美味しい部位です。
それでは手前のお椀から蓋を開けます。
豚の角煮
ごぼうのシャキシャキ感としっとり柔らかな豚バラが最高の食感!
和風の味付けで全然脂っぽくありません。
ご飯。
このご飯の炊きあがりも素晴らしいです。
日本人に生まれた幸せを感じます。
もちろんお代わり自由ですよ!
お漬物もひと味違います。
それではいただきます
最初はお刺し身でいただきます。
何とも旬の鯛の美味しいことでしょう!
感動的です。
次にゴマだれでいただきます。
甘めのゴマだれと鯛も相性がいいんですよね。
口の中でコリコリの食感がたまらないですね。
そして大女将を読んで、茶漬けを作ってもらいます。
自分でもできるんですが、大女将に使ったもらった方が数倍美味しいです。
お代わりしてもらったご飯の上に、鯛をゴマだれに絡めて敷きつめ、
その上に塩コンブ、ネギ、大葉、ミョウガなどの薬味を投入!
残ったワサビもいれます。
静かにダシ汁を入れ完成です。
蓋をして数秒待ち、大女将の合図で蓋を開けます。
食事を終え大女将と雑談を交わしていると、目の前にあるものを発見!
夢酔「あれ!葵の御紋ですよね、なんですか?」
女将「徳川様からいただいた包丁研ぎです!」
徳川様って将軍様ですよね!
北の将軍様ならいざ知らず、徳川将軍家!
女将「どうど、お持になってみます!」
そう言って私のところまで持ってきてくれました。
いくらなんでもそんなお宝、ずうずうしい私もしり込みします。
夢酔「じゃあちょっとだけ!」
ずっしりとした重みで、砥石を触るとツルツルしていましたよ。
その当時の資料も大女将自ら持ってきてくれて丁寧に説明してくれました。
前回訪問時も書きましたが、このお店だけはブログにあまり書きたくありません。
なぜって?
限定10食というのもあるんですが、この雰囲気を楽しみたいから!
また、大女将と鯛茶漬けが夢に出てきそうです。
そして、一度は浅草芸者さんと美味しいお料理で遊んでみたいですね。
今日も美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」
【お店】
・一直
・東京都台東区浅草3-8-6
・http://ichinao.com/index.html