武蔵国車両基地

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本日は、ご来場頂きありがとうございます


武蔵野台地某所からBトレ・鉄道ネタを中心にお送りしています。







※現在、近況はTwitterに移行しています

 武蔵野国車両基地管理責任者: sigepe


























ようやく681系Bトレの製作過程です。

 

取り敢えず基本編成6両を作っていくことにします。

 

前回書いた通り

681系は流線形先頭車の再現がキモであるのと同時に、製品の683系と並べて遊べるよう同等の完成度が欲しいところです。

 

その点、Nゲージを斬れば各所Nゲージばりのディティールで作ることも可能でしょう。

しかし、この681系はBトレと並べる、あるいは併結する遊び方がメインになる予定なのであくまでBトレに合わせた完成度を目指します。

つまるところ、Bトレを超えすぎるクオリティも考え物です。

 

このためBトレのフォーマットに合わせる事を念頭に置いた工作を心掛けますます。

 

Bトレのフォーマットに合わせる←どういうこっちゃ?

 

まぁ読んで頂ければ分かります。
 

◆車体の工作

681系と683系は日常的に併結が行われており、

前知識なしで同色どうしの混結編成を見ると、遠目には違いが分からないくらい車体デザインがよく似ています。

なので、分かり易い差異はなるべく再現して681系を主張していきたいところ。

 

左:683系 右:681系
 
まずは683系のパーツをIPAに漬けて塗装を剥離し、側面パーツの車体裾にある出っ張りをニッパーやナイフで削り落として一直線にします。
また、窓についても681系の連続窓を表現するため窓の縦桟を切り落とし、上下の辺が一直線になるようヤスリで整えておきます。
↑4号車に入るサハ681-300の業務用扉は683系と違って窓ありなのですが窓開けに失敗したので、Nゲージのサハから扉を移植しました。
 
◆屋根の工作
681系は683系と違いビード屋根なので是非とも再現したいところ。
 
という訳で、Nゲージの屋根を切継ぐことにしました。
 
下画像の通り、クーラー周りはBトレを利用しNゲージ屋根の両端を車両の長さに合わせて接合。
これによって
継ぎ目を胡麻化しつつBトレとパーツの表現を合わせ、
さらに屋根の四隅にある排水口の表現を活かしたビード屋根を実現できました。
↑683系製品の屋根(画像下のパーツ)と比べて如何でしょうか?
Bトレの屋根に対してNゲージ屋根の幅が微妙に足りなかったので、屋根側面にプラペーパーを貼り段差を埋めています。
それと、強度確保のため継ぎ目部分には屋根の裏側からプラ版を瞬間接着剤で貼り付けておきました。
 
クロ681の屋根は特徴的なアンテナがあるのでNゲージ屋根からモールドを削いで移植。
クーラーキセにはファンが無いので、天板をエポキシパテで埋め平滑にしています。
 
同様に、他車の屋根も切継ぎ。
クモハ681はクーラーより後ろ側だけNゲージ屋根を利用。
どうせ前半分は機器がゴテゴテ付いててビードがあっても目立たないので。。
 
サハ681-300の屋根(下画像)だけはBトレ製品に対応するパーツが無いためNゲージ屋根だけで切継ぎを行っています。
これも接合位置をビードが無いクーラーの下に合わせることで継ぎ目処理をやり易くしています。
 
 
◆塗装
パーツの下ごしらえが出来たら車体を塗装します。
車体色は独特のウォームグレーのような白で何色を使うか随分悩みました。
 
KATO製品を見てみるとサンダーバードとしらさぎで地色が違います。
 
実車の色味を生で確かめるべく北陸まで見に行ってみたりして...
 
得た結論は
 
結局、自分が信じる色で塗るしかない
 
という訳で
今回自分が信じた色はこちら。
ガイアノーツから出ているヘキサギアカラーの「ヘキサホワイト」をビン生で使用してみました。
「限りなく白いけど絶妙にウォームグレー」で中々よい感じではないでしょうか?
 
その他、
窓周りのグレーにクレオスの呉海軍工廠色、
帯は京神模型のインレタを使用。
JRマークはくろま屋から出ている"West Japan"表記と古いTOMIXのマークを組合わせて入れています。
 帯インレタ貼りはまだまだ修行が足りませんね...
 
屋根はクレオスの舞鶴海軍工廠色。
クーラーを同じくクレオスのスーパークロームシルバー2で塗装。
更にクーラーのFRP部をMr.カラーの206番で塗り分け後、ファンやルーバーにスミ入れしています。
 
◆組立て

塗装が終われば残るは組立です。

 
まずは窓ガラスを入れていきます。
今回、客窓は681系の特徴である連続窓を再現するため、Nゲージの窓を切出して嵌め込みました。
窓穴は683系側板の縦桟を切取って繋げただけですが、寸法は奇跡的に上下方向はピッタリ。
幅もNゲージ窓スパンのほぼ整数倍になっているので皆さんもやってみた方がイイですよこれ!
上画像のように車端の窓幅が小さくなるパターンの車両は窓穴の幅がちゃんとNゲージ窓2.5スパン分になっていて感動しました。
 
ちなみにドアの窓はBトレパーツをそのまま使うことで、純正のブロックパーツを使って車体を箱組み出来るようにしています。
 
続いて非貫通先頭車・クモハ681には他編成との併結を見越してTNカプラーを入れておきましょう。
BトレのHGシャーシにφ1.0真鍮線で固定。
併結しない時でも単独で遊べるように普段はKATO Assyの連結器カバーを装着しておくことにしました。
Assyパーツの裏側についているピンを切り落とすだけで簡単に装着できます。
 
これだけやったら車体を普通に組立て、屋根をタミヤの多用途クリアー接着剤を使って固定。
 
最後の仕上げとしてインレタやKATOのステッカーで各種表記を入れてあげれば....
 
Bトレ 681系しらさぎ基本編成の完成!!
ちなみに、Nゲージから流用したパーツのうち顔と客窓ガラスだけであればクロ681ボディ2両分あれば足りるのですが、今回は屋根について、サハ681-300の再現とビード表現に拘ってしまったために
クロ681×1枚
サハ681×1枚
モハ681×3枚
...と、6両のBトレを作るために
実に5両分のNゲージ屋根が必要になりました。。(爆)
あとKATOのサハ681が中々見つからなくて苦労しました。
 
521系と並んで北陸本線に欠かせない「顔」ですね!
※521系3次車もBトレ521系車体に323系の頭を接合して作っています。
 
当初の目的である「683系と並べてもBトレとして違和感のない仕上がり」...いかがでしょうか?

以上、Bトレでつくる681系でした~~~
 
 
 

 

 

◆自分語りパートその①
ここ数年、Bトレ絡みの話題は完全にTwitterでの呟きに移行していました。
だって楽だし。
 
とはいえ、完成報告で作品の拘りポイントを通常最大140文字+画像四枚で表現するのは中々難しいのと、最近どうも「ワクワクするBトレコンテンツ」が少なくなってきたな...と感じるようになったので←火種
ブログという媒体を見直してみることにしました。
 
10数年前のインターネットには、凄腕Bトレモデラ―さんのブログが乱立しており
毎日のように巡回して超絶技巧のBトレが完成されてゆく過程をワクワクしながら追いかけたものですが、Twitter(X)・Youtube全盛のいま、
それらにアップされるのは
・すぐに埋もれていく断片的な進捗の「つぶやき」
・既に完成した作品のWalk around
ばかりで、自分で手を動かさずとも過程を楽しむ体験って今の若いBトレ勢の子達は少ないんじゃないかな(ド偏見)←老害しぐさ
 
と、自分もオッサンになってしまったなぁという現実を突きつけられつつ
試しに、というかリハビリというか...
5年前に途切れてしまった中華Bトレネタの続きと、なぜか書きかけで放置されていたますこっとれいんネタを記事に仕上げて
数年ぶりに何本か公開してみましたが
やっぱりブログって
 
面倒くせぇ~~~~~~~
ですね。
 
Twitterホント楽!!
PCからの画像添付もイチイチアップロードしなくていいし段落とk←この話長くなります?
 
A:なります。
 
という訳で本題へ。
 
◆まだやるんか!? 自分語りパートその②
 
自分にとって北陸本線とは?というお話です。
 
2010年代初頭、北陸新幹線の金沢延伸直前の頃まで
北陸本線は419系や各種485系などの面白い車両・列車にあふれていてとても興味はあったのですが
 
当時の自分に自宅から北陸は遠かった...!!!
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結局、419系は乗車はおろか営業中の実車を見ることすら叶わないまま引退。
はくたかや能登といった名列車もちゃんと撮影したり乗ったりする事は叶いませんでした。
そんな悔しい経験から、お金と時間の自由が利くようになると北陸新幹線開業後の北陸本線に通うようになります。
 
で、その北陸本線通いの中で気に入っていた車両が
 
681系
 
683系もかなりイイんですが、シュッとしていて順当に看板特急している683よりも愛嬌のある681系の方が好きなんですよね。
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新旧サンダバやしらさぎといったカラバリも楽しいですし、運用面でも異形式併結など趣味的な面白さもありますし
当然Bトレも欲しくなってしまう訳ですが
製品シリーズは683系を出したきり息絶えてしまったのでした...
南無。
 
自分に馴染みのある北陸本線は新幹線金沢開業後ですが、そこに681系は絶対欠かせないよね~!
という訳で、製品で発売済みの683系や521系の相方として作ることにしました。
 
◆どうやって作りますか?(傾向と対策)
皆さんお待ちかね、製作過程のはじまりです。
 
681系でも何でも、Bトレ化するにあたり、
一番の問題は「どうやって作るか」です。
 
特に今回、完成した暁には当然製品の683系と並べることになる訳ですから、要求される完成度はそのラインになります。
 
Bトレの歴史も長いですから、過去681系のBトレ化に挑んだ先達はそれなりにいらっしゃいます。
それら先行作例の傾向を見てみると大きく2つの流れがあります
①Nゲージを斬って縮める
②683系製品から改造する
 
①案は純粋にカネも手間も掛かります。
先頭車に限れば特徴的な流線形先頭車の形状はバッチリ再現出来るので良さそうですが、681系のビード屋根やバリエーション豊かな車両で構成される編成の特徴的な窓割を表現し、かつキレイな仕上がりを目指すと切継ぎや痕処理にえらい手間が掛かることは明白です。
なので出来れば避けたい。
 
②案はやはり流線形先頭車がネックです。
過去、683系からの改造によってアプローチした諸兄もこの部分にだいぶ苦労されていたようで
プラ板からスクラッチしたり683系の顔を加工したりと各作品はその苦心が伺えるものばかり。
自分もあの少しでもラインを崩したらオシマイな流線形顔をイチから作るなんて到底出来そうにありません。
 
考えつく方法はどちらにせよ茨の道を歩くことになりそうです。
 
そう、「どちらかを選べば」必ず苦しむことになるのです。
 
では、
「どちらも選んでしまえば」・・・?
 
・・・
なるほどね?
 
こうして私は勝利を確信しました。
 
要するに良いとこ取りですね。
681系Bトレ化の最後発勢として、先行作例を乗り越えてゆきたいと思います。(野心)
 
次回につづきます。

 

今回も2021年の思い出話です。

 

2021年、ますこっとれいんの競作企画に勝手に乗っていた当時

初作の広ウヘ仕様で久々にガッツリと工作をし「工作筋」が温まってきたのでもう一つぐらい何かネタが作れそう!!

とネタを物色。

 

低屋根で見た目に分かりやすいインパクトが出せそう!と踏んで

身延線のクモハ51 800番台(という言い方が正しいのか分からん)を作ることにしました。

 

選定したプロトタイプはクモハ51802。

何故この車両を選んだのか詳しくは思い出せないのですが

他の800番台を見ると前面が両Hゴムだったり片Hゴムだったりで宇部仕様との差別化やパーツ操配の都合があったと思われます。

 

工作については、第一に低屋根です。

 

これは屋根の後ろ側をグリーンマックスのエコノミーキット(旧型国電42系(低屋根・荷電併結)身延 4両編成)に含まれる低屋根パーツと切継いで作成。

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妻面側も低屋根になるのでGMキットの低屋根対応パーツに差し替えています。

 

また、GMキットの屋根パーツは若干ますこっとれいんの屋根より幅広だったので切り継ぎ箇所で上手いことゴニョゴニョして辻褄を合わせておきましょう。

 

屋根の塗装は宇部仕様と同様にガサガサにしておきます。

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パンタはTOMIXのPS13。華奢なシルエットがステキです。

 

つづいて前照灯周り。

宇部仕様ではますこっとれいん純正パーツの取り付け穴を埋め、N用のエッチング+挽ものパーツに換装しましたが

 

まぁ面倒くさかったので

 

今回はますこっとれいんのパーツを活かしながらディティールアップしいきます。

 

まず初めに、ますこっとれいんに付属している前照灯パーツのレンズ部分をドリルでリムだけ残すようにえぐります(中心にφ0.5でアタリを入れる→徐々にφ2.0まで拡張)

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つづいて、内側を銀で塗ります。

この時使う塗料はよく輝くクロームシルバー系がよいでしょう。

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最後に、ウェーブから出ているHアイズの1.8mmを嵌込み、木工ボンドで固定して完成です。

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↑ますこっとれいん純正パーツからディティールアップした前照灯

 

内側に塗ったシルバーがレンズパーツで拡大されてよいキラキラ感です(自画自賛)

 

車体関連では、前面パーツはジャンパ栓を削り、側面は号車札差しを追加したので青部分だけ再塗装しています。

 

あとは宇部仕様と同様に各種表記をインレタで入れて...

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完成!

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こちらも例によってまだ相方がいません。

資料を漁ってみるとクハ47とペアを組んでいることが多いようなので

ぱーと2の42系から作れそうではあります。

それから身延線だとクモハユニ44なんかも面白そうです。

 

いずれやる気様が降りてこられたらちゃんとした編成にしてやりたいものです。

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時は2021年、「Bトレの再来か」と俄かに界隈が騒然となった「ますこっとれいん」の初弾が発売されました。

Bトレの民として遊び倒さねば!と息巻いて改造遊びをしていた当時に書き始め、

燃え尽き症候群により放置されていた記事が発掘されたので

当時のTwitter(私の中では永遠に青い鳥が飛んでいるので...)に残っていた自分のつぶやき等から内容を拾いつつ最後まで書き上げてみました。

(下書きのタイムスタンプは"2021-09-28 05:33:13"となっていました。長い!)

 

↓↓

 

大変、大変にお久しぶりです。

 

18年に新製品が出なくなって以降、Bトレの亡霊を追いかけるしかなかった我々に救世の光となるか

「ますこっとれいん」というまた新しいNスケールショーティーな鉄道プラモが登場しました。

企画・発売元は「SHOPねこまた」という新興メーカー。

 

発売形態はBを彷彿とさせる12種類アソート(+シクレ)のブラインドパッケージ。公式サイトでは現在ぱーと4まで企画に入っていることがうかがえます。

Bとは違い1パートで1形式のバリエーションを掘り下げていくラインナップです。

マニアックさと精密さが格段に底上げされそれに伴って価格も底上げされています(1両約1400円...)
 

第1弾は国鉄51系。

正直旧国なんて今まで見向きもしてこなかったので何が何やら...

と思いつつ、最終的にはしっかり2BOX確保していました。

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↑パッケージもBっぽいですね。。

 

公式サイトによるとピボット台車やヘッドライト、胴受けなど

B以上にKATOAssyフレンドリーな構造に強化されているようで

加工派にも嬉しい感じです。

 

さて、製品自体のレビューは例によって諸兄の手によるものがたくさんありますし、この先も増えるでしょうから割愛。

自分はやっぱり手を掛けてやらないと面白くないので

分からないなりに足掻くことにしました。

 

Twitterを見ると早速加工している先達がちらほらと・・・

そういった諸兄となるべく被らず面白いネタは...と探した結果

まず手始めに宇部線のクモハ51を製作することに決めました。

 

プロトタイプついて

今回のラインナップとネットの海の情報を目を皿にして見比べた結果、そこまで大工事をしなくても形にできそう、かつ形態の面白さもあるクモハ55040を選定しました。

これは宇部・小野田線用に配置された3両のクモハ55のうち、唯一運転士側窓がHゴムとなっている車両です。

 

51系は晩年前面窓のHゴム化が行われた車両も多く、

ますこっとれいんパート1にもシクレを含む13種類のうち実に12種類がHゴム窓付の車両となっています。

今回はその中から、Hゴム窓前面かつ手すりの設置状況、運番窓、ワイパーの位置を鑑み

「14」番の前面パーツ(クモハ51044用)を使用します。

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貫通扉の行先サボ掛けのモールドを削り落とし

エッチングパーツでルーバーと足掛けを追加。

運転席窓下にある通風窓の蓋は幅0.4mmのマスキングテープを貼って表現しています。

 

側面は乗務員扉の枠モールドを削り、

エッチングパーツでサボ受け・号車札受けを設置。

車体が茶色くなるので窓枠塗装に備え、窓パーツをチマチマチマチママスキングしました。

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そして車体色を塗装。

まずはぶどう色から。塗料はクレオスのNo131 赤褐色を瓶生で。

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つづいて、宇部線といえば・・・の黄色を塗装。

塗料は確かガイアノーツの西武2000系イエローを瓶生で。

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KATO Assyのジャンパ線も付けてニコニコ...していたところで

車体裾のブドウ色がマスキング出来てなかった事に気付き茶色から塗装をやり直す羽目に。

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ぐすん。

 

さてさて屋根も弄ります。

2021年当時、Twitterで

#ますこっとれいん競作

なるタグが作られていたため便乗することに。

 

乗るからにはナメられちゃなんねぇ

ってな訳でベンチレータ、手すり、ステップ、ヘッドライトなどを社会人財力※でドカドカと投入。 ※大人気は無いのがミソ

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一通りゴテゴテディティールを"盛れ"たら屋根を塗装します。

旧国特有の(?)ザラザラ屋根の質感を塗装で表現してみることにしました。

 

そして塗りあがったのがこちら。

どん!

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成人男性が出したらヤバいニヤつきが出てしまいました。

 

カラーレシピは

塗り屋根の表現はクレオスの116番に致死量のフラットベース(塗料の130%量)を入れガッサガサにして表現しました。

フラットベースは クレオスの188番を使いたかったのですが生憎切らしていたので30番のフツーのやつで代用。

でもまぁスケール的にはこれで良いのかも。 ※よいこはマネしないでね

 

配管やランボードは明るいグレーで塗り分けたのですが、何色を使ったか思い出せず...

ただ製品のモールドが如何に素晴らしいかが私の拙い写真でも伝わると思います。

 

最後の仕上げに

車番、所属表記、ドアコック表記そして宇部の象徴(?)「半自動ドア」表記をインレタで入れて...

 

完成!!

見よ、KATO Assyとの互換性向上による圧倒的情報量の暴力!

 

足回りはKATOの台車とボディマウントカプラーがネイティブフィットします!感動モンです

 

旧国関係はサードパーティーパーツも各社充実してるので良いジャンルですね。。

 

 

ところで、このクモハ51040の相方は40系が務める事が多かったようで。。

一応ぱーと3で半流40系がアナウンスされているのですがいつ出るのか....首を長くして待っています。

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製品紹介はこちら

基本工作編はこちら

 

海の向こうからはるばる我が家にやって来た中華Bトレの和諧号ですが、

普通に作っても面白みが無いので何かネタになりそうなヒネクレた形態は無いものかと探してみると

モデルになっているCRH380A形の派生型に「CRH380AJ」なるものがありました。

 

・CRH380AJ

CRH380AJ-0202

(Wikimedia Commonsより引用:O01326, CRH380AJ-0202, CC BY-SA 4.0

 

車体が黄色く塗られたこの車両は

日本のドクターイエローよろしく中国の広大な高速鉄道網の設備データを走行しながら測定する総合検測車だそうです。

 

自分は黄色い電車の沿線で育ったので黄色い電車は大好物。

一目で気に入ったので、この「CRH380AJ」を作ってみることにしました。

 

さて、このCRH380Aの派生型であるAJですが、AJ型の中でも細かなバリエーションがあるようで...

 

まず気が付いたのは屋根の銀塗装部分の幅が

・狭い(製品と同じ)CRH380AJ-2818 at Qingta Weiyuan (20231022125433)

(Wikimedia Commonsより引用:N509FZ, CRH380AJ-2818 at Qingta Weiyuan (20231022125433), CC BY-SA 4.0

 

・広い(客扉の直上まで銀色に塗られている)

CRH380AJ-0201@TJI (20160414112247)

(Wikimedia Commonsより引用:N509FZ, CRH380AJ-0201@TJI (20160414112247), CC BY-SA 4.0

 

という形態差が見られます。

 

せっかくなので今回は幅広の方を再現して製品と差別化を図ることにしました。

 

早速、車体屋根の銀色を塗り足します。

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 製品(手前)の色味と粒子感に合わせるべく、

クレオスのガンクロームをベースに

リトルアーモリーカラーのメタル系2色で調整。

 目分量にしては上出来ではないかと!

 

一番の特徴である車体色は

組み上げた車体の屋根だけマスキングした後、何も考えずに黄橙色でペーッと塗り潰しました。

 

AJ型の形態差でいうと、先頭車屋根後方にある白い円筒形アンテナの有無が見られます。

ちょうど、この記事の1枚目(アンテナあり)と2枚目(アンテナなし)を見比べるとギリギリ分かるかな...

(最近の動画を見ると屋根銀の幅にかかわらずアンテナが生えてないのでこれは時期による差異かもしれません。)

また、かつてパンタカバーは灰色でしたが、最近では黄色く塗られているようです。

 

・パンタカバーが灰色の例

CRH380AJ-0201 at Beinianfeng (20201027151618)

(Wikimedia Commonsより引用:N509FZ, CRH380AJ-0201 at Beinianfeng (20201027151618), CC BY-SA 4.0

 

・パンタカバーが黄色の例

Car 4 of CRH380AJ-2818 at Qingta Weiyuan (20231022125431)(Wikimedia Commonsより引用:N509FZ, Car 4 of CRH380AJ-2818 at Qingta Weiyuan (20231022125431), CC BY-SA 4.0

 

という訳で、今回は

・円筒アンテナあり

・パンタカバー灰色

で行くことにしました。

 

早速アンテナを生やしてみました。

適当な避雷器を白く塗って貼っつけただけです^^;

 

ついでに、製品紹介で触れた「とぼけた顔」も修正しておきます。

 

元の製品に印刷されているとぼけたライトをナイフでカリカリと削り落とし、ライトグレーで吊り目なライトを塗装してあげます。

キリっとしたべ?

 

ここまで出来たら窓シールを張り付けて8両を連結すれば

 

完成!!

 

黄色とシルバーがカッコよいですね。

製品の仕様上連結間隔がとても短いのもGOOD。


実はコレ、2018年に作ってBトレの展示会に置かせて貰ったりしてました。

画像

邪道な製品をヒネくれた弄り方したブツなので勿論来場者にはウケませんでしたが...

 

これにて中華Bトレ 和諧号編完結です。

前回(5年前!?)紹介した中華Bトレの組立編です。

 

とはいえ、パーツ構成は前回紹介した通りで

組立て自体特に難しい部分はありません。

60秒もあれば車体の形が出来上がってしまいます。

(強いて言えば屋根ブロックのはめ込みが若干キツいくらいでしょうか)

という訳で、みんな大好きディティールアップのお時間です。

パンタ周りが少しチープな印象なのでテコ入れしてみます。

 

製品は屋根端のパーツを「ケーブルカバー or パンタ」の2択から選ぶようになっています。

↑画像の場合は奥側に「ケーブルカバー」、手前側に「パンタ」をチョイスした例です。

 

が、実車は下に挙げる画像のようにパンタ側端にもケーブルカバーが付きます。

The Pantograph of China Railway High-speed CRH380

実車のパンタ屋根周り。一番手前に赤いケーブルカバーが見える(Wikimedia Commonsより引用:DF7C5192, The Pantograph of China Railway High-speed CRH380, CC BY-SA 3.0

 

これを再現するため、パンタ車もパンタなし車と同様に屋根ブロックは両側とも「ケーブルカバー」を選択し、

KATO Assyパーツの700系新幹線用パンタカバーパーツ(Z04 3343)を瞬間接着剤で貼り付けます。

そして、同じくKato Assyの氷河特急用パンタ(3101-1F)を取付け。

パンタがちゃんと昇降するようになりナカナカ良い感じではないでしょうか。

 

 

この製品は動力化も難しそうなので共通的な工作はこんなものかなと。。

次回、もう少し工作してみるの巻。

 

お久し振りです
バンダイがBトレの新製品を出さなくなってしまい界隈の元気が無くなって悲しいです。
斯く言う自分も最近はBトレを弄れていないので盛り上げに貢献していないのですが...
 

中華製Bトレ風鉄道玩具を個人輸入した話は前回(何年前だ...orz)書きましたのでその中身について書きたいと思います。

 
こちら"Q版 城際高鉄380动车組"
中国高速鉄道のCRH-380A型ショーティーモデルの組み立てキットで、ブラインドボックス版Bトレのように1箱に1両入っています。
「城際高鉄」というのは「都市間高速鉄道」というような意味らしいです。
 
先頭車、一等車、二等車、食堂車の4種類がアソートされており5個セットで先頭*2と中間車3種が揃う構成になっています。

箱には「高鉄専売」の文字が。
 
・キット1両分の内容はこんな感じ
日本のBトレと違いランナーパーツは少なくABSのような堅いプラスチックのカタマリで造形された車輌本体に床下や幌などのパーツを組付ける構成です。窓はシール表現。
↑屋根端のパーツを組み替えることで
非電装車(無電弓車)とパンタ車(電弓車)を作り分けられます。
パンタパーツのモールドもBトレより細かい?
屋根シルバーの色合いがGOODです。
屋根には滑り止めパターンも印刷済み。
車体の白部分は無塗装で表現。
 
ボディは無垢ABSのカタマリで大味なおもちゃのように思えますが、屋根パーツの高圧引通ケーブルカバーに付いてるボルトがモールドされていて思わず唸ってしまいました。
 
床下パーツです。ディティールの情報量が意外とあり自分は結構好きな造形です。ただしBトレのようなN化は厳しそう...
 
・先頭車だけ組んでみたの図。
スケールは1/160のようで1/150のBトレ新幹線(右)と比べると小さめです。
屋根上のアンテナモールドが賑やかです。
 
また、実車のヘッドライトは吊目でカッコいいのですが
(Wikimedia Commonsより引用:Jucember, CRH380A-6068L, CC BY-SA 3.0
 
Q版はタレ目気味で何だかとぼけた顔になっています(^^;)
 
・長さは約6cm。Bトレ規格準拠です(笑)
 
次回は"組立編"です
 
 
お久しぶりです
突然ですが、海外にBトレがあるって知っていましたか?

Bトレ趣味を長く続けていると「中国にBトレのようなNゲージスケールで短い車体の鉄道車両プラモデル存在している」というような話を聞く機会がたまにあります。
ですが、いざ調べてみると実物を見る事はおろかインターネット上ですらその「中華版Bトレ」に関する詳細な情報はほとんど出回っていないのが実情です

なので

実際に買ってみた

日本ではほぼお目に掛かれない中華Bトレ。
ならば中国で買うしかない!!
という訳で早速中国へ渡航...する訳にも行かず。。
そこで中国大陸トップシェアを誇る(日本で言うAmazonや楽天のような)通販サイト・タオバオ(淘宝網)を使って現地ショップから個人輸入することにしました

早速タオバオで探してみるとBトレっぽい玩具がいくつか見つかります。

事前に得た僅かな情報から今回は上海の地下鉄と中国高速鉄道(中国新幹線)の2種類を買ってみることに。
↑こちらは上海地下鉄2号線のNスケール(N比例)デフォルメ(Q版)組立て模型(拼装模型)。
Bトレのブラインドシリーズよろしく1箱に1両分の組み立てキットが入っているようです。
¥15というのは15円ではなく15人民元の事。日本円だと250円くらい。

↑こちらが中国高速鉄道のデフォルメ組立て模型。
5両セットで58人民元だそうです。

中国語に明るくないので今回は日本の代行業者にを介して現地ショップと取引します。
これは代行業者が現地で商品を購入。業者の現地事務所から日本の個人へ商品を転送してくれるサービスで、商品URLと送り先を指定するとタオバオでの購入手続きを全て代行してくれます。

業者に商品ページのURLと注文個数をメールで送ると商品代金の見積書兼請求書が返信に添付されてきます。そこで内容に間違いがなければ代金と手数料を振り込み商品の発送を待ちます(5日程度)
今回は数量変更と内容間違いがあったので二、三回メールでのやり取りを経て振り込みとなりました。
さて、商品の現地事務所到着時点で今度は送料の請求があります。送料を振り込むといよいよ日本に向けて発送されます(一週間程度)。
今回はEMSで送られたので配送経過をチェック出来るのですが、何故か中国側の税関で5日ほど止められていました^^;

そしてついに、(忘れた頃に)中国からとうちゃーく!!
はるばる蘇州から届いた中華版Bトレです。
次回、開封

お楽しみに

前回より続き

実車のラッピング終了までに間に合うよう先頭2連のみ突貫工事で仕上げた瑞雲ラッピング車に中間車を製作しましたので完全版としてご紹介。
取り敢えず前回からの変更点は
・中間車の製作
・クモハ車体を実車同様先頭化改造車のものに差し替え
の二点。
タネはジャンクで発見したこちら
207系900番台中間と205系南武支線。
特に205系は1両前面パーツ欠品で250円/両だったので正に今回の素材にうってつけの状態でした

まずはクレオス特色のグレートーン2で下地塗り。
今回も製品塗装は剥離しません。
続いてクレオススカイブルーで全面塗装後に帯部分をマスキング
※画像は前回製作時を流用

中間屋根も前回と同様にベンチレーターを撤去しプラ帯でフタをします

最後にロゴ入り帯とラッピングを自作デカールで再現して完成

車体を差し替えたクモハ。(上:前回品 下:今回製作品)
先頭化改造車の側板を使っているため方向幕部分に幕のモールドがあります(凹モールドですが...)

乗務員扉後方の昇降ステップモールドが最初から無いのでこちらの方が仕上がりが若干綺麗になってます
田の字窓は0.3mmプラ帯を張り付けています

★各車紹介
クモハ6003

205系中間車を先頭車化したもの。霜取り用の二丁パンタが特徴的です

このクモハにはラッピング営業運転開始前日まで書き下ろしの瑞鶴が貼られていましたが営業開始時に撤去されてしまい陽の目を見ることはありませんでした。。

モハ6103
今回新規に製作した中間車です。

クハ6053
パンタ無し先頭車。この車両のみ前回品をそのまま使っています。
アンテナ類はクモハ共々KATO assyと交換済み
機会があれば無線アンテナをメトロ16000用と交換しなければなりませんね。

10月に開催された特攻野郎Bチーム様の展示会に一般者製作品としてしれっと置いてきました
版権的にアレな作品なのであんまり露出はしませんでしたが^^;

 こんにちはこんばんは。超絶お久しぶりです。

 もうこのブログは終わった/もう復活しないと思われた方も多いのではないでしょうか。恥ずかしながらまた帰って参りました・・・・・・

 空白期間の理由として、他ジャンル(AFVとか)に浮気していたり、Bトレは通常品や中古品をコツコツ増やしたりするだけで特にブログに書くような事が無かったり、Twitterなる便利ツールが出てきたお陰でわざわざブログ記事に起こすのが面倒になったり・・・・・・というのが主なところでしょうか。。空白期間中にもBトレかなり少なく見積もっても50両以上増えてます。ぐえぇ。

 

今回の「わざわざ記事にする気が起こった」ネタはこちら

富士急6000系「瑞雲ラッピング」編成

 富士急に譲渡された205系のうち、6003編成に2017年6月17日から同年7月30日までの予定で施されたラッピング仕様車です。

同期間に富士急ハイランドで開催される「瑞雲祭り」とのタイアップ企画で、車体には「瑞雲(リンク先:Wikipedia)」が登場するブラウザゲーム「艦隊これくしょん」に登場するキャラクターがあしらわれています。

 何度か実写を取材()するうちに何とか実車が健在なうちに立体化出来ないか?と思い立ち急きょ作り始めたネタ車両。

 最初はBトレに拘らず鉄コレやNゲージ改造も検討しましたが、素材の入手や加工が困難だと判断、結局所々「てけとー」でも許されそうなBトレを種にすることで落ち着きました。

 そうと決まればさっそく素材集めです。富士急6000系は客ドアが小窓の初期車なので再版された山手Historyの205系セットが使えそうです。と、この時既に予告されていたラッピング期間最終日(7月30日)までおよそ一週間。ますますBトレじゃないとどうにもならなそうなスケジューリングに。。しかし、運の悪い事にYamanoteHistoryシリーズ、何故か205系だけ見事に市場から消え失せていました(涙目)

皮肉にも大窓車は5月に205系総武線が再版されたお蔭で潤沢にあったのですが。。

 わざわざ秋葉原まで探しに行っても小窓先頭2両だけ拾うのが精一杯。幸い富士急6000系は先頭にパンタが載るので2両編成でもなんとか見られるモノが出来そうです。

 

1・ラッピングデータ制作

 最初にラッピングデータの制作から手を付けました。

実車を取材して集めた資料画像を基にラッピングデータを作り、インクジェットプリンターでデカールを制作、車体に貼り付けようという魂胆です。

 集めた資料画像を元にinkScapeというソフトでラッピングデータを作っていきます。この時、フルカラーなキャラクターイラストを除いてなるべく「ベクタイメージ」を使って作りました。

 ベクタイメージは通常のピクセルドットで表現される画像(ラスタイメージ)と違い、線の長さ、角度、曲率といったデータの組み合わせで画像を表現します。このため伸縮しても画質が劣化しないという特徴があり、特に単色イメージの伸縮に非常に威力を発揮します。(逆に繊細なグラデーションやタッチの表現に弱い)

こうして作った原稿をガイアノーツから出ている「おうちdeデカール」に印刷、自作デカールを制作しました。

 

2・車体加工

 今回作る6003編成は元々205系初期車のうち、最初の最初「量産先行車」を元に、富士急行向けに短縮・転用改造が施されています。

主な特徴として「田の字」型の窓、先頭の2丁パンタ、ベンチレーターの撤去が挙げられます。これらの特徴をマトモに再現しようとすると一か月は掛かりそうですがデカールを仕上げて残りはおよそ4日前後。割り切りとデフォルメで乗り切ることに。


先ずは屋根の加工から。

ベンチレーターをニッパーでペチンペチンと切り取り、跡を屋根のビードを削り取らないギリギリのラインまでヤスリで均します。

 パーツの撤去跡には穴が開くのですが通常のベンチレーター撤去車だとパテやら瞬着で埋めて整形というのがセオリーでしょう。しかしそんな事やっていてはとても間に合いません。そこでt0.35プラ板でフタを作って穴を塞いでしまいました。実車でも撤去跡には鉄板でフタがされているようでとても助かりました^^

先頭車パンタ付き屋根は中間車のパンタパーツを使います。幸いガラスのダボ位置が先頭と中間で共通なので0.5mmほど長さを詰めるだけでそのまま載せられます。やったね!!
増設された霜取りパンタ用にφ1.0でパンタ取り付け穴を開けKATOの205系用シングルアームを搭載。各種台座をプラ板で貼りNゲージ用のアンテナや避雷器を乗せました。パンタ増設に当たって追加された配管は思い切って省略しました。これもまた時短術です。

続いて車体関連。
前面は塗装以外全く弄りませんが問題は側面。
特徴的な田の字窓を如何に短時間でそれっぽく仕上げるかがキモです。
結論としては103系の窓を削り込んで205系に填まるようにしました。

優先席側の窓も二段下降になっているのですが、ここを103系用にするとダボ配置的に屋根との接合に難儀しそうだったので205系パーツに細く切り出したプラ板を貼って桟の表現としました。

また、クモハは運転室後ろの昇降ステップが無いのでパーツのモールドを削り取っています
この辺は用意出来るのであれば仙石線用等の先頭化改造車用のパーツを使用するのがベストだと思います。

3.塗装
塗装開始時点でタイムリミットまで残り2日、効率勝負です。

屋根から取り掛かりました。
クーラーを一々マスキングするのは時間のロスなので、元の屋根色に近くなるよう調色したグレーをエアブラシ細吹きでクーラーに掛からないようにしつつマスキング無しで塗装。
こんな事が出来るのもエアブラシだからこそ。


次に前面パーツ。
ブラックフェイス部分は製品のものをそのまま活かします。ブラックフェイスと帯から下をマスキングし黄色(クレオスRLM04イエロー)を塗ります。
余談ですがここで焦って一気に吹かず、薄く吹き重ねていくのが最短と最近になってようやく学習しました^^

続いて帯だけ残してマスキング。

凹凸でマスキングが浮き上がりやすいので木工ボンドをマスキングゾル代わりに。。
コイツ結構使えるんですよ?
下地代わりにライトグレーを一度薄く塗り車体と同時にクレオスのスカイブルーを塗ります


次に客ドアと帯をマスキングしてシルバーを塗装。ガイアのステンレスシルバーは隠蔽力が弱いため何度も塗直さねばならず時間が掛かると踏んでクレオスのスーパーステンレスを試しました。結果としてはまぁまぁですね。薄く吹き重ねるという言葉に惑わされず時には若干濃い目に調整してやる事も必要みたいです。塗装は滅茶苦茶奥が深いですorz

ここまで出来たら先ほどの自作デカールを貼っていきます。
「おうちdeデカール」の説明書通りに貼っていきます。取説を読んでいるとよく考えられてる商品だなぁと思いました。
ベクタデータで作ったからか小さいロゴがインクジェットでもクッキリ出てくれました。
ドア上極小文字とかも用意してたのですがインクジェットデカールの限界というか綺麗に貼れない(印刷は割と綺麗に出てました)ので自作デカール使用は帯とラッピングだけに留めました。

デカールが終わったら最終仕上げです。
細部への色差し、忘れていた前面パーツ額縁の白塗装をして完成です。
前面額縁の塗装は事前に度重なる帯塗装で塗膜の段差が出てしまった前面パーツの側面をヤスリで均しておくのが綺麗に仕上げるコツです。

これも薄く三度ほど塗重ねてマスキングを剥がすと...
会心の出来です!!
ここまで綺麗に決まったのは初めてなので小躍りしてしまいました。

銀で窓桟やライトを塗って完成!!
この時点で7月30日未明
何とか実車ラッピングが生きているうちに形になりました。。

ヘッドマークは写真用光沢紙に印刷してハサミで切り出しました


時期的にもタイムリーで話題性はあると思います。形になってヨカッタヨカッタ。

瑞雲とツーショット出来ました