昭和の 「 学校給食 」 その ③ ( 居残り給食 ) | オババブログ(名古屋のおばちゃん50代ですが何か)

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        GWを挟み、間に hide と 清志郎 を偲びながらの

        給食記事 その③ !

        忘れていたでしょう ? ^^

        私も ! ^^



        前回の給食①・② の記事には、たくさんのコメントを頂きまして

        ありがとうございました。

        その中の まこちゃんさん お肉が苦手で給食には楽しい思い出は無かったと 。。。

        身長180cm 以上ある、体格の良い男性なのですが ^^


        


        実は私もお肉が苦手で、ステーキをご馳走しよう!と言われてもテンションが上がりません。

        ラーメンや回転寿司のほうが嬉しいくらいです。

        みんなで焼肉に行くときでも、サラダバーがある所にしてもらって

        ひたすらサラダを食べています ^^





        こんな私ですから、当然給食は苦労しました。

        昭和のあの頃は、 好き嫌いは許さない! 最後まで全部食べなさい!

        そんな風潮がありました。

        全部食べるまでお昼休みも遊べず、お昼休みが終わって掃除の時間が来て

        後ろに運ばれた机で食べることすらありました。

        常連は私とさとみちゃん。

        私はお肉以外のメニューなら残らなくても良い日もありましたが

        さとみちゃんは牛乳が苦手でしたので、ほぼ毎日で可哀想でした。

        ある日、居残り組が食べている途中で先生が席を外されたのです。

        私はすかさず食缶にお肉を戻しました ^^

        そのときのメニューーがクリームシチューでしたら 

        さとみちゃんも牛乳を入れることが出来たかもしれませんが 

        残念ながら違うメニュー。

        私は上手くいったというよりも、さとみちゃんに悪くて

        なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいでした。


           


        これは低学年の頃の話しで、高学年になると私は居残り組に入らなくなりました。

        お肉が食べられるようになったのでしょ? って思われますよね。

        違うのです。

        ( パンだけは残していいんだ 。。。 )

        勘がよい方はお分かりでしょうが、イヤなおかずは全部パンに挟んで

        家に持ち帰ることにしたのです ^^

        しかし、先生の目を盗み、言い付けっ子の女子に見つからないようにパンに挟むのは

        かなりの技術が必要でした。        

        さとみちゃんはクラスが変わって、どうなったのかなぁ 。。。

        ちなみに まこちゃんさんはお肉をポケットに詰めて

        お母さんに叱られたそうです ^^





        うちの息子のときは、私の時代ほどではありませんでしたが

        幼稚園の頃、お一人だけ厳しい先生がいらっしゃいました。

        食べられないものが出て居残っていたある日

        息子はそれを床に落としたそうです。

        その話をしていたとき 「 どうして食べ物を床になんか投げるのよ! 」 と言いましたら

        とにかく食べられなくて悲しくて、もう どうしたら良いのか分からなくなって

        思わずそうしてしまったと言っておりました。

        落ちた物なら仕方が無いと、許してもらえると思ったのかもしれません。

        しかし先生は、なんと 「 洗ってきて食べなさい ! 」

        と、無理矢理息子の口に入れたそうです。

        息子が小さな頃は食べられなかったのに、大人になった今は普通に食べている

        という食材が結構あります。

        でも先生が無理に口に入れたあの食べ物だけは、トラウマになっていて食べられません。

        まさしく 「 本末転倒 」 ですよ。
        
        

        そして、以前記事で書きました 凄いママ友の 「 Rママ 」

        公園でみんなで遊んでいたとき、彼女の娘さんがずっと口を動かしているのに

        気付いたのです。

        ママに聞いてみたら 「 ははは。 朝ご飯のきんぴらだわ 」

        「 へっ ?? 」

        今10時じゃない。何時間口に入れてるの ?

        イヤだから飲み込めないけど、口から出すとお母さんに叱られる。

        これじゃ、拷問 でしょ !

        思わず娘さんを木陰に連れて行って、口から出させました。

        「 お口にあるもの、食べられないんでしょ? 」

        って聞いたら、みるみる涙目になって頷いていました。

        「 ママには絶対言わないから、出していいよ 」 と言ったときの

        あのホッとした顔が忘れられません。 


        


        今の給食では、食べられない物は無理に食べなくても良いとされているようですね。

        もちろん、好き嫌い無く何でも食べられることは素晴らしいですが

        体質的に受け付けない食材がある方もいらっしゃるでしょう。

        以前にテレビで見たのですが、アメリカに ジャムを塗ったパン しか

        食べることが出来ない少年がいました。

        周りで家族が美味しそうな食事をしていても、彼だけジャムパン。

        無理に食べさせようとしても、戻してしまうようでした。

        そんな彼は、大人になるまでこの食事を続けたようですが

        驚いたことに、健康上の問題が何も起こらなかったそうです。

        まぁ、これは極端な例ですけどね。





        私やまこちゃんさんのように、昭和の給食に悩まされた方も多いのではないでしょうか?

        本当は給食当番とかも書きたかったのですが

        一番書きたかったことが、息子のときの給食当番の白衣のことで

        私は洗った後アイロンまで掛けるのに

        息子が前の当番の人から手渡されるのが、洗っただけのクシャクシャのもので

        腑に落ちない 。。。 ということ ^^

        ですのでこれくらいにしておきます。 

        長々とお読み頂きまして、 ありがとうございました。