皆さんがとっくにお忘れになっている 「 はじめてシリーズ 」 も
今回で8回目となりました。
今日は 「 ツナ 」 を初めて食したときのことです。
どうしてツナを初めて食べたことなんて覚えているのかと申しますと
小学5年生の、キャンプのときだったからです。
キャンプのメニューと言えば、うちの息子のときも同じだったので
これはもう、何十年も 「 カレー 」 と決まっているのでしょうか?
まぁ、小学生が外で作れそうな物といったら限られてきますよね。
今のように、南瓜だのナスだのキノコだのパプリカだの 。。。
色々な食材が入ったカレーではなく、私が小学生のときは
じゃがいも、人参、たまねぎ、そしてお肉のお決まりの材料でした。
カレーはもう材料が決まっているので
サラダはグループごとに材料を考えましょうということになりまして
私達がヤイヤイと話し合っているところに、丁度先生が回っていらっしゃいました。
「 シーチキンって缶詰があるでしょう?
あれサラダに入れるとおいしいわよ。 」
小学生にとって先生の一言って大きいですよね ^^
そこで私達のサラダは 「 ツナサラダ 」 に決定しました。
ここで、シーチキンっていつ頃から出回っているのか気になりまして
調べてみたところ、なんと商標登録は1958年!
えっ、私が生まれる前からあるのですか?
じゃあ、どうして5年生頃に初めて食べているのだろう 。。。
理由が思い当たりました。
うちの母はあまりツナ好きじゃありませんでした ^^
考えたら家の食卓にツナって全然出てきてないわぁ。
母の作るサラダと言えばワンパターン。
じゃがいもと人参を切って塩ゆでして ( 電子レンジがある今でもゆでてます )
それにハム、きゅうり、そして何故かゆで玉子まで入れてマヨネーズであえる
ポテトサラダと言うのか、玉子サラダと言うのかよく分からない物です ^^
ツナサラダなんて出てきたことないですわ。
そんな母の娘である私と、孫である息子はわりとツナが好きです。
ツナ缶の2~3個は必ず常備してあります。
息子がご飯いらないって言ってたのに、友達との約束が無くなって帰って来たりすると
冷蔵庫の中の野菜やキノコなんかを適当に合わせて、ツナパスタが出来ますし
オムレツに入れたり、散らし寿司にトッピングしたりと色々利用します。
ここで話が変わりますが、母親の食べ物の好き嫌いって
その家の食卓に大きく関わるだろうなと常々思っております。
うちの母の場合のように、子供が大きくなるまでツナというものを知らずに育ったり
友人で乳製品が苦手なお母さんの家では、ホワイトソース絡みのメニューが
ほとんど出てこなかったようです。
と言う私も、給食記事のところで書きましたように
本当はあまりお肉は好きじゃないのよねぇ ^^
実は 「 肉ジャガ 」 の代わりに 「 ツナジャガ 」 を作ることもあるのです。
私にとっては、こちらの方が美味しいから ^^
でも肉好きの息子と公平になるように、肉とツナ、頻度は半々くらいにしています。
あっ、でもちゃんと肉料理も作りますよ。
うちの場合、すき焼きをすると お肉の80% は息子が食べます。
でも、お豆腐の80% は私が食べるので、それで釣り合っているのです ^^
本当は20%のお肉もいらないくらいですが
栄養のバランスの為、仕方なく食べています。
すき焼きなんて、お肉の旨みがたっぷりとしみ込んだお豆腐やネギやしらたきこそが
美味しいと思うのですけどね。
世のお母様方
ご自分が嫌いな食材でも頑張ってお料理作らないと
私のように生まれる前からある物を
10年以上経って初めて口にすると言うようなことが起きてしまいますよ。