written by パパ
※Facebookページ→食物アレルギー体験レポーター岡夫婦
卵不使用のマヨネーズタイプ調味料:マヨドレを
製造・販売している日清オイリオさんでは、
食物アレルギーに関する実態調査を
2012年度から行われております。
食物アレルギー疾患と診断されている
0歳~5歳までのお子さまもつお母さん100名を対象に、
お母さんの気持ちに焦点をおいて、
『夫の理解や夫に望む協力』や
『お子さまが食物アレルギーと診断されて変化したこと』
などを調査されました。
食物アレルギーをお持ちの方が年々増加する中で、
主に毎日のお食事を作ってくれる
お母さんの気持ちが調査結果から見えてきました。
その調査報告書にて、岡パパが興味を持った点の
概要をお伝えします。
お父さん方!
必見ですよ!!
◆お子さまの食物アレルギーのことや、
日常生活で 気をつけることなどについての、
お母さんからみた自分の夫の理解度
(画像は情報掲載元より。以下リンク先をクリックすると、
グラフを見ることができます→こちらから)
これは、お母さんからみた
お父さんの『食物アレルギーのこと』や
『日常生活で気を付けること』を理解しているという
調査結果です。
お母さんから見て、約7割のお父さんは理解されている様です。
普段の生活にて、お子さまの為にアレルギー対応のお食事を
作られたり、一緒に食べるようにすれば、
自然とアレルギーへの理解も深まっていくということなのでしょう。
逆に、『理解していない』という感じられているお父さんが
3%ほどいらっしゃいます。
お母さんが優秀過ぎて、お父さんの出る場がないからか?
お仕事が忙しくって、なかなか日常生活でアレルギーに関する
事柄をお話する機会が少ないのか?
各ご家庭で色々な事情があるかと思いますが、
誤食などによりアレルギー症状が発症した場合、
お子さまの近くにいるのは、
いつもお母さんとは限りません。
お父さんにも是非食物アレルギーへのご理解を
深めて頂きたいと思います。
◆食物アレルギーのお子さまのために、
現在夫がしている協力と、今後してもらいたい協力
(画像は情報掲載元より。以下リンク先をクリックすると、
グラフを見ることができます→こちらから)
お父さんに望む協力してほしいことと現在されていることで
大体一致しているのは
『食物アレルギーに関する情報収集』(約30%)
『配慮した食事を一緒に食べる』(約30%)
でした。
日常のお食事を作るのは、やはりお母さんの方が多いようですので
お父さんに食物アレルギーに関する情報を調べて頂いたり、
家族みんなで一緒にアレルギー対応のお食事を食べたり
ということが望まれており、
また実際にお父さんも協力されていらっしゃるようです。
そして、お母さんが望むことに、
『妻を精神的に支える(ねぎらいの言葉』(約30%)
があります。
食物アレルギーに配慮したお食事を
毎日作るというのはとても大変です。
いつも美味しいお食事を作ってくれるお母さんの努力は
並大抵のものではありません。
お母さんも、「いつも美味しいお食事ありがとう」と
感謝のお言葉をお父さんからもいただきたいですよね。
ところが!
その精神的な支えを実感されているお母さんは
3%しかいらっしゃらない!
お父さ~ん!!
ご家族の健康を気にかけて、
毎日お食事を作ってくれるお母さんは、
お父さんの「ありがとう」で
「よし!明日も頑張ろう!」と、
より前向きになってくれるかもしれません。
今まで恥ずかしくって言えていなかったお父さんは
ぜひ「いつも美味しいお食事を作ってくれてありがとう」
とお声をかけてみてください。
◆お子さまが食物アレルギーと診断されてから
お母さん自身にあった変化
(画像は情報掲載元より。以下リンク先をクリックすると、
グラフを見ることができます→こちらから)
多くの方が「食べることに気を使うようになった」(62.0%)と
回答されました。
また、「食品に含まれる原材料に詳しくなった」(30.0%)
「自分や他の家族の食生活を考えるようになった」(25.0%)など
お子さまが食物アレルギーの診断を受ける前と比べて
『食』への関心が高くなったようです。
食物アレルギーをお持ちのお子さまのお母さん、お父さんなら、
お店で食品を購入する前に必ず
原材料表示を確認するクセが付くようになります。
そのうちに、様々な原材料の内容についても
詳しくなっていくんですね。
こ
ういったことがきっかけで、化学調味料や添加物などについても
知識が深まり、できるだけそういったものが入っていないものを
選ぶ方も増えているようです。
◆食物アレルギーについて、周囲や社会に望むこと
(画像は情報掲載元より。以下リンク先をクリックすると、
グラフを見ることができます→こちらから)
70%の方々が『食品のアレルギー表示の充実』を
望んでいるという結果でした。
2012年の調査結果と比べても17%増えています。
日常的に購入する食品の原材料表示を確認するうえで、
アレルゲンが使われているのかどうか?
コンタミネーションについてはどうなのか?
パッと見てすぐにわかるような表示であれば
大変助かります。
さらに、アレルゲンの誤食が減ることも期待できます。
新しい食品表示制度が2015年4月から施行されましたが、
メーカーさんが表示を切り替えるための猶予期間がある為
すぐに切り替えはされません。
新しい食品表示制度についての紹介記事はこちらから
食物アレルギーで困るご家族の多くが、
分かりやすい食品の原材料表示を求めています。
メーカーさんには、できるだけ早いご対応を
進めて頂ければ嬉しいです。
次いで多かったのが
『アレルギー対応の食品が増えて欲しい』が50%でした。
最近ではアレルギー対応の食品が徐々にですが
増えてきたなぁと感じます。
今まで取り組まれていらっしゃらなかったメーカーさんも
新商品としてアレルギー対応商品を販売されることもあります。
新しいアレルギー対応商品が出てくると、
「今まで食べることが出来なかったものが
食べることが出来るようになる!」となって、
なんだかワクワクしちゃいますね。
日清オイリオさんの調査結果で、
日頃お子さまと過ごす時間の多い
お母さんの食物アレルギーへのご対応で
感じることや望まれていることなどがわかりました。
食物アレルギーの対応は、
一人でやっていくにはとても大変です。
ご家族や周りの方々のご協力を必要とする場面が
多くあります。
社会全体で食物アレルギーへのご理解が深まり、
みんなで支え合っていけるような環境になれば
嬉しいですね。
そして、その環境作りの第一歩は、
ご家庭のお父さんからですね。
今まで感謝のお言葉を言えてこれなかった
お父さんは、勇気を出して
「いつもありがとう」
「今日のご飯美味しいよ」って
言ってみましょうね!
記事参照元:@プレスの記事はこちらから