佛殿と方丈は、国指定重要文化財だそうですよ。
佛殿、堂内の東西には二十四天善神が祀られていて、こちらもまた県指定の重要文化財です。
一体一体、お顔も表情も違い、見応えがあります。
ふと、鬼子母神様から話し掛けられたような気がしたんですけどね。
お前は、よう頑張っておるぞ。
よう子育てしとるぞ。
願望の空耳かしら？笑
見上げて こちらを見下ろす鬼子母神様のお顔の優しい事。
順路に従って方丈へ向かう道
どこからともなく、お花のいい香りがします。百合の花とも金木犀とも言えない香り。周りを見渡して咲いているのは、遠くに山茶花の花がチラホラ。
鼻元で、フワァフワァ～とする香りを不思議に思いながら、更に順路を進んで行くと、そこにあるのは金鳴石です。
金鳴石の前にある小石で打つと、キーンと金属音がするんです。
なんとも澄んだ綺麗な音です。
受付に売っていた石２つで、金鳴石を鳴らして、そしてお願い事も。
すると、また鼻先にふわり花の香り。
気持ちがふんわり暖かくなるお寺さんです。