「そろそれ危ない」、と言い続ければいつかは必ず当たるので、ズルいと言え
ばズルいのですが、一週間前のエントリで余裕のあるうちに余力を残すよう
述べましたが、ついに来るべき時がきたのかもしれません。
新興市場はDenaやグリーが青天井で上がっていた頃も、ガンホーやミクシィが
爆発していた頃も、いつも全く同じことの繰り返しであり、相場を牽引していた
銘柄が崩れれば(もっと言うと売り仕掛けが入れば)、新興相場全体がやられる
というパターンです。大口の売り方は先月頃から仕掛けどころを探っていた
のかもしれません。
特に今回の相場ではそーせいGやペプチドリーム、グリーンペプタイドといった
バイオ株が躍動していたため、ある程度下がってもオーバーバリュエーション
であり、普通の株よりも底値メドを見つけるのが難しいのがネックです。その
ため、早いうちに短期サポートライン(テクニカルの話です)を回復出来ないと
新興全体に影響が出てくると思います。タカラバイオとLTTバイオファーマの
時も調整がひどかったように記憶しています。
そんな訳で新興は要注意ゾーンに入ったと思います。ここで主市場も崩れると
東証一部銘柄を元手に新興を張っている信用組の投げ売りが始まってしまう
ので、なんとか踏ん張ってほしいなぁ・・・と思います。
*本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報に基づき、作成されています。
特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的としておらず、本記事に
基づいて投資を行い、何らかの損害が発生した場合でも責任を負いません。
にほんブログ村