現在値 1,601円/100株 PER21.9 PBR 2.4 6月配当 12月配当株主優待
「ガスト」「ジョナサン」「バーミヤン」等のファミレスの運営。
配当は6月12月の年2回合計の30円配で配当利回は1.87%となります。
すかいらーくは株主優待として12月末現在の単元株主に対し、2,000円
分の食事券を進呈しているので、配当優待利回りは約3.12%となります。
業績は下記の通りです。ちなみにIFRSです。
■2012年12月期 売上高 3,296億円、税前利益 84億円 EPS 36円
■2013年12月期 売上高 3,324億円、税前利益 118億円 EPS 37円
■2014年12月期 売上高 3,400億円、税前利益 167億円 EPS 49円
■2015年12月期 売上高 3,495億円、税前利益 233億円 EPS 73円 ce
□2015年6月中 売上高 1,727億円、税前利益 106億円 EPS 33円
2015年6月中間期の売上高は前年同期比4.2%増の1,727億円、税前利益
は同26.6%増の106億円となり、ほぼ期初計画線のとおり落着しました。
既存店売上高が8四半期連続で前年同期を上回るなど極めて堅調に
推移しており、特にアボカドやステーキといった付加価値の高いメニュー
による高単価施策がハマったことにより、売上を押し上げました。
2015年12月通期の売上高は2.8%増の3,495億円、税前利益は39%増の232
億円の予想を据え置いています。売上高は超過ペースですが、原材料
の高騰により利益進捗が遅れているため、やや過大かもしれません。
今上期も特に出店している訳ではなく、単純な店舗数だけ見ると純減
(3,014店→3,007店)となっており、基本的には既存店舗の業態変更や
リニューアル(134店舗実施)ばかりやっています。当社は太古の昔から
マルチブランド展開をしていたので、業態変更は今更感もあるのですが
業界の旗手として日本中の好立地を押さえていることもあり、シニア向
けの業態転換やカニバリ改善などで一定の効果を挙げている様です。
以上、投資判断はInlineでカバー継続します。
ガソリン価格の低下による可処分所得の実質的改善にも注目です。
標題のとおり、6月9日にベインキャピタルと日本産業パートナーズ持分
をちょっと含めた約4600万株に及ぶメガトン級の売出が実施されました。
価格は1603円でほぼ現値水準での売出でしたが、国内外でかなりの引合
いがあったようで、ベインは追加売出(OAではない)を見送り、当初予定
数量のみの売出を実施しました。
残念ながらこの売出の際に予想された優待の拡充等は実施されず仕舞い
でしたが、ベインの持ち株はまだ半分は残っているので、まだ業績改善の
余地があると考えているのかもしれません。たとえ残りの分をイグジット
する時に市況環境が悪かったとしても、まだ奥の手を残している様な状況
のため、じっくりと様子を伺っているような印象を受けます。
*参考記事 2015-03-15 1,499円 投資判断Inlineでカバー開始
今期も驚愕の4割成長、すかいらーく(2197)から株主優待がきました!
*参考記事 2014-10-08 公開価格1,200円 投資判断カバーなし
明日上場!帰ってきた優待銘柄・すかいらーく(3197)のレビュー。
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特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的としておらず、本記事に
基づいて投資を行い、何らかの損害が発生した場合でも責任を負いません。




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