
【9942】ジョイフル(福証) 投資判断 Inline継続
現在値 1,014円/100株 PER35.5 PBR2.05 6月優待配当12月優待配当
ステーキ、ハンバーグ軸のファミレス。九州地盤に全国でチェーン展開。
配当は6月12月の年二回合計20円配のため配当利回りは1.97%です。
ジョイフルは株主優待制度として、6月12月末現在の単元以上株主に対し、
当社運営店舗での食事が15%引きになる優待割引券を5枚を配布しています。
また、千株以上の場合は10,000円の食事券*2回にグレードアップします。
業績を確認していきます。
■2011年12月期 売上高 600億円、経常利益 34.1億円 EPS21.2円
■2012年12月期 売上高 586億円、経常利益 37.3億円 EPS65.2円
■2013年12月期 売上高 580億円、経常利益 26.5億円 EPS46.7円
■2014年12月期 売上高 593億円、経常利益 24.5億円 EPS37.3円
■2015年12月期 売上高 627億円、経常利益 20.0億円 EPS28.6円 ce
□2015年6月中 売上高 303億円、経常利益 5.7億円 EPS8.8円 ce
前2014年12月期の売上高は前年同期比2.3%増の593億円と増収を確保
しましたが、経常利益については同7.7%減の24.5億円となりました。
期初計画では減収増益を予想していたため、会社側の目論見と大きく
ブレる結果で落着となりました。
要因分析ですが、既存店売上高については前年割れとなった月が多か
った反面、期中に行った価格改定が奏効して客単価が向上して利益率
が改善したものと考えられます。また前期は計画通り下期に15店の出店
を行ったため、通期で24店の新店出店を達成しています。
今2015年12月期の売上高は5.6%増の627億円と増収を見込んでおり
ますが、経常利益は18.5%減の20億円と減益継続となる見通しです。
この理由は明らかで、これまで当社の出店スピードは緩慢でしたが、
当期は35店舗もの出店を計画しているため、この費用が先行します。
以上、投資判断についてはInlineを継続します。
当社は東日本での出店を積極的に推進しており、ついに本年4月には
赤坂見附のアセマネ(現・いちご)の新築ビルの2Fに出店することに
なりました。都心部のサイゼリヤの同様、いくら空中階店舗とはいえ
徒歩3分の立地で、しかも不動産ファンドの新築ビルなので賃料との
見合いが気になります。採算難しく、アンテナ目的かもしれません。
逆に言えばこれは東日本での出店意欲の証左とも言えます。足元では
茨城県でアホみたいに店を増やしておりますが、出来れば千葉県にも
どんどん出店してほしいなぁ・・・と個人的には思います。
*参考記事 2014-09-16 958円 投資判断Inline
すかいらーくの参考銘柄・ジョイフル(9942)から優待券がきました!
*参考記事 2014-03-28 913円 投資判断Inline
初取得のファミレス株主優待、ジョイフル(9942)より食事割引券がきました!
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*本記事の内容記述は、一般に入手可能な公開情報に基づき、作成されています。
特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的とはしておりません。




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