
【2305】スタジオアリス(東証1部) 投資判断 Inline継続
現在値 1,378円/100株 PER13.5 PBR1.69 6月優待12月配当
子供写真館の最大手。七五三が主力で下期比重高い。
配当は期末一括の年間45円配のため配当利回りは3.26%です。
スタジオアリスは株主優待制度として、6月末の単元以上株主に対して、
株主優待撮影券を1枚を配布しています。当社優待券は金券屋での流動性が
確保されており、3,500円位で換金可能なため配当優待利回りは約5.80%です。
業績を確認していきます。
■2011年12月期 売上高 341億円、経常利益 58.5億円 EPS 156円
■2012年12月期 売上高 337億円、経常利益 44.6億円 EPS 100円
■2013年12月期 売上高 353億円、経常利益 31.0億円 EPS 72円
■2014年12月期 売上高 368億円、経常利益 40.7億円 EPS 96円 ce
■2015年12月期 売上高 386億円、経常利益 41.0億円 EPS 103円 四e
□2014年6月中間 売上高 140億円、経常利益▲15.0億円 EPS▲77円
当社は4Qの七五三シーズンに数字を作るため、例によって季節偏重性が
もの凄いのですが、今期も6月中間までは大赤字という例年通りの進捗
となっております。気掛かりなのは前年の経常赤字幅から5割以上拡大
しておりながら、通期で31%増益の40億円を見込んでいる点で、今期は
前期よりもいっそう業績未達懸念が高まっていると考えられます。
一応今期の店舗数は純増で23店舗(全480店舗)を見込んでおり、中間段階
でも増収には仕上がっているので、下期で増加新店の七五三需要が爆発
すれば巻き返し出来るのかもしれませんが・・・やや苦しい状況です。
また店舗のスタッフは優秀な(よくトレーニングされた)アルバイトを
中心に構成されており、今後は人件費増や採用難等も懸念されますが、
当社の場合は地方などもあまねく全国展開しており、子供相手の事業で
相対的にイメージも良いため、影響はマイルドな方かと思います。
投資判断についてはInline、を継続します。
業績未達であっても前年並みの数字程度では収まる可能性が高く、
期末で45円の配当を出す余力は十分にあると考えております。
足元では新サービスの"egao"というスクールフォトサービス事業の展開
を始めました。この分野ではフォトクリエイトもキタムラの子会社と業務
提携して進めている分野のため、こども写真館に続きスクールフォトでも
キタムラとの仁義無き陣取りが展開されそうな雰囲気です。
*参考記事① 2014-03-22 1,328円 投資判断Inline継続
高還元銘柄・スタジオアリス(2305)の株主優待を初使用。
*参考記事② 2013-09-23 1,287円 投資判断Inline継続
スタジオアリスから株主優待がキターので、短評。
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