
【3252】 日本商業開発 (名証2部) 投資判断 Inline継続
現在値 2,440円/100株 PER13.7 PBR5.33 3月配当株主優待 9月株主優待
テナントによる商業施設建設を前提に底地取得、売却益を狙う。
配当金は3月一括配当の45円で、配当利回りは約1.84%となります。
日本商業開発は株主優待を実施しており、3月末9月末時点の単元以上の
株主に対し、3,000円分のジェフグルメカードを進呈しておりますので、
配当優待利回りは約4.26%となります。
業績を確認していきます。
■2011年3月期 売上高 11.4億円、経常利益 1.9億円 EPS 71.5円
■2012年3月期 売上高 99.7億円、経常利益 7.2億円 EPS 88.6円
■2013年3月期 売上高 65.7億円、経常利益 4.6億円 EPS 71.6円
■2014年3月期 売上高 108億円、経常利益 9.7億円 EPS 144.1円
■2015年3月期 売上高 158億円、経常利益 14.7億円 EPS 177.3円 ce
□2015年9月中間売上高 64.0億円、経常利益 7.0億円 EPS 59.1円 ce
当社については本年5月にレビューしたばかりで、投資判断なども特に変更して
おりませんので、詳しくは末尾リンクから前回記事をご参照ください。
前回レビュー時から無事に本決算をまたいで2015年3月期に突入しましたが、
締めた前期も最新修正計画値から更に上ブレして着地し、注目の今期予想も
売上高で前期比45%増の158億円、経常利益は同51%増の14.7億円というネット
企業も真っ青の爆裂高成長予想となっています。
特に前期末時点での棚卸し資産が激増(36億→166億円)しており、しかもこの
タイミングで大手アセットマネジメント会社との「JINUSHIファンド」の改変
組成もリリースしていますので、出口が決まってそうな印象を受けます。
当社のプレゼンスを考慮すると、出回り物件かつ高値掴み臭がぷんぷんする
神宮前の1,000坪近い土地(JTから購入)は大きなチャレンジだと思いますが、
一等地で利回り商品がマーケットから枯渇している現状においては十分処分
出来ると考えておりますので、そこまで心配は必要ないかと考えております。
以上、投資判断についてはInlineを継続します。
冒頭にも記しましたとおり、基本的には中立評価なのですが、どちらかと言うと
強気に近い中立です。成長力や25%近い配当性向、手厚い株主優待などに加えて
名証からの鞍替え期待など上昇カタリスト満載であることがその理由です。
割引要素は言うまでもありませんがファイナンスリスクです。
※参考記事 2014-05-07 2,025円 投資判断Inlineでカバー開始
手厚いジェフグルメ株主優待銘柄、日本商業開発(3252)のレビュー。
http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11841688398.html
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