高成長の続く高額クオカード優待銘柄、ギガプライズ(3830)の業績レビュー。 | なちゅの市川綜合研究所

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本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

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【3830】ギガプライズ(名証セントレックス) 投資判断 Outperform継続

現在値 1,285円/100株 PER11.7 PBR2.49 3月優待配当

フリービット傘下のマンション向けネット接続会社。親会社と協業。

配当金は年1回で10円のため、配当利回りは0.77%です。
ギガプライズは株主優待がかなり手厚く、3月末の単元以上株主に対して
3,000円分のクオカードを進呈しておりますので配当優待利回りは3.11%です。

業績を確認をしていきます。
■2011年3月期 売上高 18.4億円 経常利益 1.1億円 EPS 52.1円
■2012年3月期 売上高 19.5億円 経常利益 1.2億円 EPS 53.8円 
■2013年3月期 売上高 18.9億円 経常利益 0.6億円 EPS 14.6円  
■2014年3月期 売上高 18.4億円 経常利益 1.4億円 EPS 69.5円
■2015年3月期 売上高 21.5億円 経常利益 2.6億円 EPS116.7円 ce
□2014年9月中 売上高 9.8億円 経常利益 0.9億円 EPS 42.8円 ce

前2014年3月期は概ね期初予想通りの水準での着地となりましたが、経常利益は
前年同期比で136%増の高水準となり、当社レベルの会社が期初に出した意欲的
な計画数字を守って達成させたことは非常に評価出来ます。フリービット系の
会社はフルスピードといい、数字だけは意外とちゃんと作ってくる傾向がある
ので一定の信頼感を感じます。

今2015年3月期も大幅増を見込んでおり、売上高で13%増の21.5億円、経常利益
は78%増の2.6億円を予定しております。前期時点でのネット契約住戸の残高
が6万戸まで積み上がっており、今期も3万戸増やすことが前提ではありますが
前期は倍増の2万戸増を達成していることもあり、走破圏と考えております。

当社はネットを核とした新しい形の住宅管理の形を模索しており、親和性の
高そうな家賃カード決済会社のアイ・シンクレントを持っていたのですが、
赤字と事業不透明を理由に株式を売却してしまいました。

この他にも管理会社向けの賃貸管理システムの開発・運用をおこなっており、
こちらも導入会社数を増やすだけで儲かるのですが、いい生活などの同業他社
との競争もかなり激しいため、こちらの収益貢献も当分先かと思われます。

以上、投資判断についてはOutperformを継続とします。

ここ一年で株価がかなり上昇してしまったのですが、成長率が高く事業自体
もストック型であるので、まだまだ投資妙味があると考えております。
あとは親会社のフリービット次第・・・でしょうかね。

※参考記事 2013-07-01 750円 投資判断Outperformでカバー開始
ギガプライズから株主優待のクオカードが来たので短評。
http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11564134492.html

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