イチネンホールディングス(9616)から株主優待のお米券がきました! | なちゅの市川綜合研究所

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「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

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【9619】イチネンホールディングス(東証1部)投資判断 Outperform継続

現在値 792円/100株 PER6.6 PBR1.03 3月配当優待 9月配当

自動車リース中堅、リース車両整備受託、燃料販売等ケミカル事業も展開。

予想配当は年間24円のため配当利回りは3.03%となります。
イチネンホールディングスは株主優待を導入しており、100株主以上にお米券を
2枚進呈していますので、1枚440円換算した配当優待利回は約4.14%となります。

業績を確認をしていきます。
■2011年3月期 売上高 472億円 経常利益 27.6億円 EPS 59.0円
■2012年3月期 売上高 477億円 経常利益 35.5億円 EPS▲34.0円 
■2013年3月期 売上高 573億円 経常利益 40.6億円 EPS 91.4円  
■2014年3月期 売上高 676億円 経常利益 48.7億円 EPS 117.8円
□2015年3月期①売上高 720億円 経常利益 55.0億円 EPS 127.2円 四e
□2015年3月期②売上高 720億円 経常利益 51.6億円 EPS 119.2円 ce
□2014年9月中間売上高 362億円 経常利益 27.0億円 EPS 59.6円 ce

前2014年3月期は前回2月のレビューした通りの展開となり、会社側計画
値を上回り、さらに独自増額していた四季報の予想経常益48.7億円をも
上回る着地となりました。売上高も利益も前年比で2割程度伸びており、
直近数年は連続で最高益を更新していますので絶好調と言える数字です。

今2015年3月期については売上高も利益も5%程度の成長を予想しており、
さすがに一服感のある数字を出してきているものの、四季報は期初段階から
早々に独自増額をブッこんできており、①の経常55億円台を予想しています。
確かに当社の保守的な業績予想を勘案すると①くらいは行くかもしれません。

また中期的な目標営業利益は2016年3月期60億円、2020年3月期で100億円
となっているため、この勢いであれば前者の数字は達成可能圏です。
(*直近の説明資料では2020年目標の記載が消えているのでそこは注意)

主軸の自動車リース業を中心に合成樹脂セグメント以外は全て増収増益
基調が継続しており、独自のMA戦略で会社を買ってきて数字を作りに
いくため、今期も+αの案件があれば更なる上積みも期待出来ますが、
いかんせんリース業で財務に難があるため増資の可能性がネックです。

以上、投資判断はOutperform継続といたします。

報告書の社長メッセージにも記載がありますとおり、今期は上場20周年で
来期は創業85周年&東証上場10周年という節目の年となっています。
節目ということは記念配当が期待できますし、当社は配当性向は20-30%を
目標としておりながら下限の水準で留まっているため、このタイミングで
配当がジャンプする可能性が高まっているのにも妙味があると思います。

※参考記事 2014-02-17 760円 投資判断Outperformでカバー開始
お米券優待銘柄、イチネンホールディングス(9616)の3Qレビュー。
http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11774105286.html

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