現在値 760円/100株 PER7.9 PBR1.07 3月配当優待 9月配当
自動車リース中堅、リース車両整備受託、燃料販売等ケミカル事業も展開。
予想配当は年間24円で配当利回は3.15%となかなかの利回りとなります。
イチネンホールディングスは株主優待を導入しており、100株主以上にお米券を
2枚進呈していますので、1枚440円換算した配当優待利回は約4.31%となります。
業績を確認をしていきます。
■2011年3月期 売上高 472億円 経常利益 27.6億円 EPS 59.0円
■2012年3月期 売上高 477億円 経常利益 35.5億円 EPS▲34.0円
■2013年3月期 売上高 573億円 経常利益 40.6億円 EPS 91.4円
■2014年3月期①売上高 678億円 経常利益 48.6億円 EPS 106.5円 四e
■2014年3月期②売上高 640億円 経常利益 43.6億円 EPS 95.4円 ce
□2013年12月3Q 売上高 487億円 経常利益 34.8億円 EPS 83.0円
業績は順調に伸ばしてきておりまして、特に今2014.3月期は3Q時点で経常34.8億
稼いでいますので、②に記した会社予想値はクリアしてくる可能性が高く、
通期は①に記した強気な四季報予想と中間程度の数字で仕上がると思われます。
当社の中期的な目標営業利益は2016年3月期60億円、2020年3月期で100億円と
なっておりますが、仮に今期の営業利益が50億円程度で落着した場合には、
計画を1年前倒しした2015年3月期での60億円の達成が視野に入ってきます。
(おそらく、当社社内的には前倒しを狙っていると思われます)
足下においてもこの計画を達成するべく得意の買収攻勢に動いておりまして、
兵庫で工具の製造販売を行っているミツトモ製作所を傘下に収めています。
売上高で10億円・経常利益で1.5億円程度の寄与が期待できます。
実はこのようなM&Aをしなくとも当社は全事業セグメントでの増収を
続けていますので、本来はそんなに無理をしなくても良いはずのですが、
当社の黒田社長がスピード経営を標榜している関係かと思われます。
以上、投資判断は新規でOutperformといたします。
当社は株主還元にも意欲的で、配当性向20-30%をメドに増配基調を続けています。
16円→16円(+5円記念配)→18円→18円→21円→24円(今期予想)、といった具合で
仮にEPS成長率を13%程度でみた場合は再来期の30円配当が視野に入ってきます。
優待・高配当・高成長、と三拍子揃ったバランスの良い銘柄という印象です。
個人投資家などへのアピールも積極的で、IRフェアでも良く見る会社です。
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