現在値 893円/100株 PER9.6 PBR1.26 5月11月配当 株主優待なし
首都圏で中古マンションを再生販売。アフター保証、高品質内装が強み。
配当金は中間配ありの年2回の計28円のため、配当利回りは3.13%です。
インテリックスは株主優待制度を導入しておりません。
業績を確認していきます。
■2011年5月期 売上高 268億円 営業利益 13.4億円 EPS 73.9円
■2012年5月期 売上高 275億円 営業利益 5.2億円 EPS▲15.8円
■2013年5月期 売上高 258億円 営業利益 7.6億円 EPS 23.6円
■2014年5月期 売上高 290億円 営業利益 15.0億円 EPS 103.3円 ce
□2014年2月期3Q売上高 192億円 営業利益 11.0億円 EPS 82.6円
ここ数年の売上高は頭打ち感が強まっていましたが、今2014年5月期は
市況の改善や消費増税の駆け込みなどが全面的に追い風となり大増勢です。
中間時点で通期予想を売上高段階から大幅に上方修正していると同時に
前期は10円しか出していなかった配当を28円まで引き上げています。
進捗率を考慮せずとも、今期業績は間違いなく鉄板だと思われます。
さらに今期は期中に公募85万株・売り出し30万株を1,002円で行っており
12.7億円を調達しております(※山本卓也社長の個人売り出し分を除く)
株式市場が枯れる前の時期に10億円以上調達出来たことは非常に大きく
サンフロと異なり、無事にファイナンスをこなせたこと自体が評価出来ます。
3Qで固定資産に上げてあるビルを売り払ったこともあり、足元の物件
調達余力はかなり改善しているものと見られます。
以上、投資判断はOutperformでカバー開始します。
当社の「仕入→売却(決済)」までの所要日数が104日というのは凄いですが、
足元では内装関係業者も相当繁忙を極めていますので、この期間は若干
長くなっているものと思われます。スター・マイカの様なオーナチェンジ
のストック型ビジネスとは異なり、スピード感重視のフロー商売ですので、
この商品化日数の変化については今後注意が必要かと思われます。
株価的には同業のイーグランドが業績再修正含みであることを考えると、
当社の方が割高なのですが、それなりの配当が出ることと、上場後の
経過年数を考慮した場合の相対評価では当社に軍配が上がります。
当社の山本社長は不動産不況時にかなり修羅場をくぐってきてますので、
今後の市況軟化時にも確かな立ち回りが期待出来るかと思料いたします。
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