吉野家ホールディングス(9861)の株主優待で千吉に行って来ました。 | なちゅの市川綜合研究所

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当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

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【9861】吉野家ホールディングス(東証1部)投資判断Inline継続

現在値 1,342円/100株 PER355.9 PBR2.08 2月配当優待 8月配当優待

牛丼屋の老舗、国内2位。収益源の『吉野家』を直営軸に全国展開。
配当は年2回の合計20円配で、配当利回りは約1.49%となります。

株主優待として、100株以上保有で3,000円分の食事券が年2回もらえます。
配当優待利回りを算出すると約5.96%となります。

業績を確認していきます。
■2011年2月期 売上高 1,713億円、経常利益 55億円、EPS6.2円
■2012年2月期 売上高 1,658億円、経常利益 53億円、EPS25.8円  
■2013年2月期 売上高 1,645億円、経常利益 24億円、EPS▲7.1円  
■2014年2月期 売上高 1,720億円、経常利益 22億円、EPS4.8円 四e
■2015年2月期 売上高 1,760億円、経常利益 30億円、EPS19.5円 四e
□2013年11月3Q 売上高 1,276億円、経常利益 10億円、EPS▲5.3円

ここ数年の売上高は1,700億円前後で頭打ち傾向、利益面では価格戦略や
原材料費の高騰などが原因で落ち込みが目立っています。ただ足下においては
12月より投入した牛すき鍋丼の大ヒットにより、既存店売上が2月まで3ヶ月連続で
前年比で110%台で推移しており、復活の兆しを感じさせる内容となっています。

このヒットがもう少し早ければ今2014年2月期業績にインパクトがあったのですが、
4Q(のしかも一部)しか寄与しないので、通期予算を達成させるまでの原動力に
なるかというと、かなり難しいような印象を受けます。しかも同業他社も類似商品を
バンバン投入してますので、つかの間の恩恵に留まりそうな予感がします。

投資判断についてはInlineを継続します
既存店売上復調気配も見られるものの、先取りする形で株価位置が上がっており、
今後の採用難に伴う人件費の増については織り込まれていないのがネックです。

閑話休題、当社が運営するカレーうどん千吉に行ってきました。
当社グループの中では店舗数が少ない方に入る業態なので、初訪店です。

今回はかきあげ丼のセットにしましたが、通常はライスが標準でついており、
うどんを食べたあとはカレー風おじやにしても食べられるという二度おいしい
仕様となっております。なかなか考えられてますね。

※参考記事 2013-06-04 1,084円* 投資判断Inline格上げ
高利回り・吉野家の株主優待食事券が来たので短評。
http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11541297789.html

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