
【3057】ゼットン(名証セントレックス)投資判断 Inline格下げ
現在値 78,00円/1株 PER16.6 PBR3.14 2月配当優待
東海、関東地区で飲食店運営。チェーン展開せず公共施設への出店に注力。
配当金は2月の年1回500円で、配当利回りは0.64%となります。
ゼットンは株主優待を実施しており、1株以上保有の2月末株主に対して
当社食事券を2,000円分を進呈しておりますので、配当優待利回りを算出した場合は
約3.2%となります。なお、5株以上保有の場合は12,000円分と割がよくなります。
業績を確認していきます。
■2011年2月期 売上高 63.7億円、経常利益 1.8億円 EPS 2,646円
■2012年2月期 売上高 64.8億円、経常利益 3.4億円 EPS 2,979円
■2013年2月期 売上高 77.2億円、経常利益 3.4億円 EPS 3,542円
①2014年2月期 売上高 80.0億円、経常利益 4.0億円 EPS 4,681円 ce
②2014年2月期 売上高 83.0億円、経常利益 4.7億円 EPS 5,284円 四e
□2013年11月3Q 売上高 67.6億円、経常利益 4.4億円 EPS 5,601円
業績はかなり好調と言って良いでしょう。
コンスタントにコツコツ出店出来ているので、売上高も伸びていますし、
何と言っても確実に利益が出るようになって来ました。
今2014.2月期も3Q時点で会社予想数字である①を利益面でクリアしており、
それより強気の四季報予想数字の②に肉薄している状況です。どこかで上方修正
してくるのは間違いない情勢となっております。
また当社は2012.2月期より500円の配当を始めており、この時でも配当性向15%
以上あったため、体力の無い当社にしてはちょっと過大感もあったものですが、
今期のEPSは当時の倍くらいの勢いですので、十分増配も期待出来る状況です。
投資判断については、ひとまずInlineに格下します。
本当は強気ですが、2月の権利確定前に向けて割安感が薄れていることが主因です。
当社は外食の中でも多業態かつオリジナリティがあることが強いと思います。
横浜マリンタワー、上野美術館群、徳川園、三井記念美術館などの公共施設は
参入障壁が高いためそうそう他社が入ってこれるものではありませんし、
全国的な実績において当社が図抜けているので、常に引き合いも強いそうです。
(ちなみに徳川園は万年赤字ですが、お膝元の関係もあるので切れない様子)
それよりもこの規模のサイズの会社で、コストのかかる多業態でありながら
しっかりとした利益成長フェーズに入っているのは評価せざるを得ません。
同じサイズのきちりや一六堂は似た様な業態が多く、足下はあの業績ですから
当社の稲本社長はご立派ですね。
※参考記事 2013-06-17 株価54,000円 投資判断Outperform
ゼットンから株主優待食事券とかもろもろ来たので短評。
http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11553357160.html
※写真はTOCみなとみらい/コレット・マーレにあるアロハテーブルです。
ランチのハートランドは1杯300円ですにょ。下は稲本社長の著書です。
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