材料で攻めるアフィ銘柄、インタースペース(2122)の短評。 | なちゅの市川綜合研究所

なちゅの市川綜合研究所

「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。


【2122】インタースペース(東証マザーズ)投資判断Outperform継続

現在値 1,405円/100株 PER30.5 PBR4.01 9月配当 株主優待なし

アフィリエイト(成果報酬)型広告『アクセストレード』運営、業界大手。

配当金は年1回の合計5円で、配当利回りは0.35%となります。
なお、インタースペースは株主優待制度を実施しておりません。

当社は9月決算のため、新年度入りしております。早速業績から確認します。
■2011年9月期 売上高 94.6億円、経常利益 3.7億円 EPS 50.9円
■2012年9月期 売上高 123億円、経常利益 5.5億円 EPS 30.2円 
■2013年9月期 売上高 151億円、経常利益 5.9億円 EPS 18.1円  
■2014年9月期 売上高 165億円、経常利益 6.3億円 EPS 18.3円 ce
□2014年3月中 売上高 25.7億円、経常利益 2.3億円 EPS 10.4円 ce

成長著しいアフィリエイト業界ですので、売上高自体は右肩上がりです。
ただ利益の伸びが付いて来ておらず、前期は30億近く増収でありながら、
経常利益は前年並みというかなり物足りない決算となりました。

特にここ2年くらい通期決算前に下方修正をする嫌なクセが付いており、
さすがに今期予想は保守的な数字を出してきましたが、もし今期もショート
する様であれば、会社信頼度はかなりの割引が必要になるかと思います。

さらに同業のファンコミやバリューコマースが超好業績であるため、
アフィリエイト業界で一人負けの様な見え方をしている事実もありますが、
その分株価も騰がっていないので、評価的にはこんなものかと考えています。

で、肝心の投資判断については、Outperformを継続いたします。

ボロくそに書いてきてアレですが、足下で中国のアフィリエイトサービス最大手
のEMARと提携するという大材料を投入してきたり、インドネシアやタイ王国
に進出したりと、会社規模を考えると材料が豊富なのがプラス材料です。

他にもアフィリエイトの伸びがイマイチとみるや、ママスタジアムの様な自社
メディア事業や、恋愛ゲームのネィティヴアプリで小遣い稼ぎに走るなど、
まるで代理店の皮を被った緑色のブログ屋さんの様な逞しさを見せています。

加えて、時価総額2桁億円であり、無借金経営なのも評価ポイントです。
業績はさておき、何か一発当たれば株価が飛ぶ可能性に張る感じですかねぇ。
(この辺の投資アプローチはボルテージとまったく一緒です。)

※参考記事 2013-01-09 771円(*154,300円) 投資判断Outperformでカバー開始
高成長インタースペース(2122)の分析。 
http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11443098036.html

世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた: グローバルエリートは見た!投資銀行、コンサル、資産運用会社、プライベート・エクイティ、MBAで学んだ15の仕事の極意、そしてプライベートの真実

新品価格
¥1,365から
(2014/1/1 06:50時点)



このエントリーをはてなブックマークに追加にほんブログ村 株ブログ 株主優待へにほんブログ村 株ブログ IPO・新規公開株へにほんブログ村 株ブログ 新興株へ
にほんブログ村