最近になって「京王6000系のクーラー更新状況」が気になったのでYoutubeにアップロードされた動画から各編成の更新クーラー搭載状況を調べてみることにしました。
まずは地上用2連車から。私はこれら地上用2連車はすべてFTUR-550-210付で登場していることから、すべからくFTUR-375-308BLに更新されたのだと思っていましたが、実際には....(注:FTUR-375-308とFTUR-375-308BLは、側面風車部分のエアダクトで区別できます~横線3本*3がFTUR-375-308、金網状がFTUR-375-308BLです)。
1、6410F
この写真を撮ったときは「FTUR-375-308BLがついている」と記憶していたのですが、Youtubeの動画を見ますと.....。
あからさまにFTUR-375-308ですw。後ろにつながっている6715Fと比べてみれば一目瞭然ですね。
2、6411F
なんと、この編成もFTUR-375-308がついていましたw。因みに上記2編成は登場時にFTUR-550-210の塗装タイプ(これ以降の増備車は同形式のステンレスタイプ)をつけていました。
3、6412F
後ろ2両が6412Fですが、前8両(6713F)とは明らかに異なるクーラー=FTUR-375-308BLがついています。
4、6413F
FTUR-375-308BLですねw。
5、6414F
FTUR-375-308BLですねw。
6、6415F&6417F
臨時列車として、両編成が例外的に組成された姿を捉えた珍しい動画です。6415FがFTUR-375-308BL、6417FがFTUR-375-308とわかります....6417Fのイレギュラーに注目されるべきでしょう。
7、6416F
この写真ではちょっとわからないですねw。では動画を引用しましょうw。
はい、FTUR-375-308BLですねw。モデルもこの点は確認済みでしたので、わざわざFTUR-375-308BLを改造で作りました(詳しくは下のリンクから09年7/31の記事をごらんください)。
結論:6410F、6411F、6417Fは8000系に同梱のFTUR-375-308を流用可能。これ以外の編成を作るときはFTUR-375-308BLを改造で作る必要あり。
クーラーは屋根上につく大型のパーツということで、Nゲージ鉄道模型(上から見る機会が圧倒的に多いのですw)においては特に重要度の高いパーツですので、特に正確な考証が求められるところです。幸いYoutubeに全編成についてこの点を確認できる動画がそろっていたのでありがたく使わせていただきました。うp主の方々、この場を借りて厚く御礼申し上げます。明日も今夜の続き、乗り入れ2連車編をうpする予定です。そしてこの記事がこれから京王6000系を製作される方のお役に立てれば幸いです。
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