先月末にはしぶとく残っていた6000系の地下鉄乗り入れ運用が終了し、乗り入れ車が全車引退(一部2連は地上用増結車として残った模様)するという激変があった6月でした。
残る地上用8連車4本の運用に注目がいやがうえにも集まりますね。
さて、私のGMキットを組んだ6000系モデルの方はと申しますと、14日の運転会で暫定デビューを果たした分割編成の6701F+6801Fに窓ガラスを組み込む作業を行い、無事最終完成にこぎつけました。
![オボコノサトリ-20090630231843.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20090630/23/mrbtm/e2/51/j/t02200122_0320017810205698263.jpg?caw=800)
幕はこの編成の本来のコンセプトどおりの「特急 京王八王子・高尾山口」としてあります。時代設定は1986年で、すでに完成済みの6712Fと6715Fにあわせてあります。すなわち、集中クーラーが製造当時のものから最初の交換(3連側のFTUR375-208Bは京王5000系用のバルクパーツから、5連側のFTUR375-208は元々入っていたFTUR375-205の筋彫りをやり直して改造)を経て5連側6051号のパンタが撤去された姿、各先頭車のSRアンテナ未装備でロゴがKTRプレートという形態で製作しています。もちろん5連側が抵抗制御なのも部品を別物に変えてそれらしく作り分けています。この編成もデハ6450は配管付屋根板発売前の製作開始だったので配管を真鍮線を曲げて作っています。
![オボコノサトリ-20090630231953.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20090630/23/mrbtm/1e/bd/j/t02200122_0320017810205697836.jpg?caw=800)
ところが14日の運転会終了後、デハ6450用屋根板パーツ(6707F+6807Fの増備が決定しています)の購入の際に都営IRアンテナの台座の位置がクハ用屋根板のものよりも後ろについていることが発覚。手元の資料(保育社私鉄の車両シリーズ17巻・京王帝都電鉄・P139)から、新規のデハ6450用の位置が正解であることが判明し、この部分を作り直して屋根上を再塗装する必要に迫られました。上掲写真はそのことを示すものですが、不鮮明かもしれません。とにかく大急ぎで作業をし、本日の発表に間に合わせた次第です。
なお写真はありませんが、6715Fのクハ2両についてもこの点を同時に施工してあります(6712Fについては特に修正する必要はありませんでした)。
この都営IRアンテナの台座については、2連車についても同様の修正を検討しています(来月末の更新で増備予定の6707F+6807F(1986年の設定)および6721F+6805F(1994~1995年ごろの設定)の進捗とあわせて公開してゆく予定です)。
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京王帝都電鉄 (私鉄の車両17)/飯島 巌
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