本日のテーマははGMキットの修正ポイントその2「方向幕とドア表示灯の位置のずれを修正する」です。
![オボコノサトリ](https://stat.ameba.jp/user_images/49/82/10125189677_s.jpg?caw=800)
GM製京王6000系の中間車の車体ランナーです。この写真ではわかりにくいですが、側版の中央部に方向幕とドア表示灯のモールドがあります。ところがこのうちこれらが正しい位置(ドア表示灯が窓柱1本分左によっている)にモールドされているのは1枚だけ(先頭車ランナーも同様)で、もう1枚はなぜかドア表示灯が窓柱1本分右によった形にモールドされています。このエラー側版を正しく直す方法をこれから紹介しようというわけです。その方法は少なくとも3通り考えられます。
1、正しい側版だけ使う
これが一番簡単ですw。が、エラー側版が完全に無駄になってしまいます。ただ、私の場合エラー側版を切り継いで5ドア車を製作しますので「無駄無駄無駄無駄無駄ぁ!」のそしりは受けずにすむことでしょう。
2、正しい側版とエラー側版を切り継ぎする
![オボコノサトリ](https://stat.ameba.jp/user_images/c0/57/10125189683_s.jpg?caw=800)
何をするのかは上の写真をご覧くだされば一目瞭然かと思います。もちろん、幕部分は正しい側版のものがくるようにします。写真は中間車(古い正しい側版が部屋から出てきたのでこの手を使いました)ですが、どちらかといえば先頭車に有効な方法と思います。
3、エラー側版から幕周りを切り出して、この部分を削った別のエラー側版の正しい位置に移植する
これも本当は写真があったほうが説明しやすいかと思うのですが、現時点ではこの説明に使える状態の仕掛品がないのでご容赦ください。ただ、これがもっとも無駄の少ない作り方だとは思います。まず、エラー側板を2枚用意します。そのうち1枚は幕周りをざっくり削りとり(これでこの部分がぽっかり空いた側版が出来上がります)、もう1枚は幕周りだけを使います(残り部分は5ドア車の切り継ぎに回ります)。ここで切り出した幕周りを、幕周りの空いた側版にはめこみ、接着剤を流して正しい側版に生まれ変わらせます。
これらの方法により、正しい位置に幕のついた側版が作れます。あとは普通に箱組み・塗装すればよいわけです....が、「箱組み」の何たるかをご存知ない方も多いかと思いますので、次回は「これが箱組みだ!」というテーマを予定しています。
それでは、本日の更新は特別企画第3弾に続きます。
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