「愛されたい妻」やめました3 | 夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

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● 「愛されたい妻」やめました3

連載テーマ企画!(≧◇≦)

パートナーシップとライフワークについて。

私のリアルな事例を挙げていますので
ものすごーくプライベートさらしております(≧◇≦)


>>過去の記事 「愛されたい妻」やめました 

結婚して、夫の両親と祖父母も同居の大家族になった。

お姑さんも 大姑さんも 大舅さんも すごくいい人だったから 嫁VS姑みたいなものはなかった。

だけど すぐ裏には義姉が住んでいて、しょっちゅう子供を預けに来るし、近所のほとんどは親戚で固まっていて 何かと気を使う。

私は 結婚して知り合いなんか一人もいないところに嫁いできた。

夫は今までの家族関係に 私を一人迎え入れただけで 大して変わらなかったかもしれないけれど。


大黒柱の一人だった舅が結婚して間もなくガンで急死していて この歳で父親を亡くすことになった夫も 老後の生活を楽しみにしていた姑も きっと心細かったと思う。

だから、私はせめて生活費の足しになるようにと お金の管理は姑に任せて お給料を全部渡していた。家のことを最後まで心配しながら亡くなった舅の代わりに、今度は 私が大黒柱の1人になろうと思って。


社会人になると同時に結婚して 会社でも家でも 覚えることはいっぱい。ほどなくして子供も授かって、順調に2人目も。順風満帆だったけど 何年も どこにいても いつも気が休まらなかった。


それでも がんばれたのは 夫のことが好きだったから。

子どもだって 本当はあんまり得意じゃない。それでもかわいいと思えたのは 夫の子供だったから。


それなのに、この仕打ちか。



私は夫にどうしてほしいのか。そんなの決まってる。

私だけを愛してほしい。だって、私はそれに値するだけのことをしているじゃない。


私を愛するっていうことは

私を何よりも大切にして 悲しませないこと。
私を傷つけないっていうこと。


つまり、私をほったらかしにして遊び歩かず

仕事仲間に誘われたからって風俗なんて行かないでほしいし
キャバクラもちょっと遠慮してほしい。
たとえ居酒屋だとしてもお酒を飲みすぎて朝帰りなんてとんでもない

たまには子供を預けて2人だけで出かけて
私たち家族の生活を維持できるだけの収入を手に入れて
生活費をキッチリおさめて 借金もせず
ギャンブルなんてムリムリ
趣味だって 子供が小さいうちは 家族で楽しめるものにしてもらいたいくらいたいのに。

私も働いているんだから 家事や育児にも積極的に参加してもらいたい。
休日は 家族で出かけたいし、子供にもいろんな経験をさせてやりたい。
いろんなことを2人で話し合って決めていかなくちゃいけないから、ちゃんと私の話も聞いてもらわなくては。

私以外の女性に親切にするなんてありえない
私の誕生日を一番大切な日にしてくれて
何よりも 優先すべきは 妻である私でしょう?

だって もう独身じゃないんだよ?父親になったんだよ? 

私だって、そのくらいのことしてるじゃない? それなのに浮気なんてひどすぎる




まあ、確かにそうなのかもしれないんだけど 「そんな完璧な人 どこにいるのさ」ってため息が出る。

ありとあらゆる要求をつきつけてて、1ミリでもはみ出たら 怒り狂う。そんなの理不尽だってわかってもいるけど、だからって、浮気されたら 普通に傷つく。

これが「借金」とか「定職に就かない」だとしても 同じように傷つくだろう。



「20歳で結婚しているんだよ?しかもできちゃった婚でもないのに。少しくらい大目に見てあげてもいいんじゃないの?」みたいなことを実家の弟は言った。

でも、20歳で結婚したのは私だって同じだよ。わたしも浮気していいってことなの?


考えれば考えるほど 「私はこれだけのことをしたのに 裏切られた」というのが一番強い。

私がかけた愛情と同じくらいか それ以上のものを要求したかったんだと思う。

要するに、損したくなかったんだろうな



このまま 絶対に見てみぬふりはできないけど だから、夫と話し合わなきゃいけないのはわかってるんだけど

何を話せばいいのかわからない。


とりあえず、市役所に行って 母子家庭でも生活できるのか いろいろ聞いてきた。自治体によって母子支援が違うのもわかった。

もっと母子家庭が暮らしやすい自治体を求めて 引っ越すっていうのもあるのか・・・


ますます 混乱して まとまらないまま その日も夫が寝静まる時間まで実家でウダウダしながら 家に帰る。

息子たちも疲れてきてる。私も限界だな・・・

Xデーは 遠くないと思う。

>>続きます