上智大学での講義を終えて、オフィスへ戻る。深夜まで原稿書き。終わって、久しぶりに、冷蔵庫に残っていた焼酎を出して、お湯割りにして呑む。講談社を定年になって2年と少々。すぐに「オーマイニュース」へ編集長として行ったから、ほんとうの自由業者になったのは、昨年7月からだから、半年あまりか。
おかげで、たくさんの友人たちに助けられて、何とか糊口を凌いでいる。ありがたいことである。こんな辺鄙な(?)ところまで、いろいろな人が訪ねて来てくれる。そうした人たちの口から、出版業界を始めとする様々な話題を聞くことができ、浦島太郎にもならず、呆け防止にも役立っているようだ。
今年は、かねてからの夢である小説にチャレンジしてみようか。そんなとりとめのないことを考えながら、お湯割りが身体に広がっていく。