エイチ・アイ・エス、プレナス(ほっともっと)、アサヒビール(ワンダ)等、AKB48をCMに起用した企業の株価が軒並み好調であるという記事。
東京大学の妹尾堅一郎教授によると、AKB48は「典型的なモジュラー型」ビジネスであり、産業界にも大いに参考になるとのこと。
『手の届かないスターを育ててきた昔のアイドル商法と異なり、どこにでもいる普通の女の子を集めつつも、組み合わせを変えたり、総選挙で部品単体の価値を高めたりする。CD販売だけでなく、イベントやグッズ、さらには地域ごとに類似グループを作るなど、企業が参考にすべきノウハウが散りばめられている』(妹尾堅一郎教授)
メンバーの人気投票「第3回選抜総選挙」の投票権つきシングルCD「Everyday、カチューシャ」は発売1週間で133枚強を販売し、ミスチルの記録を更新し、歴代1位となったそうだ。
この手法、ブランドムックを付けて雑誌の販売を急増させた宝島社の成功を彷彿させる。既成概念に囚われず、持っている資産を柔軟に組み合わせ、新たな価値を創造するという手法は、自分のビジネスにも大いに参考になる。この視点で、色々と新ビジネスを考えてみようと思う。