これは面白い!! パフォーマンスキッチンというビジネス | ラテン系企画マンの知恵袋

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(なお、本ブログは個人の責任で書いており、所属企業とは無関係です)

昨日の続きです


「パフォーマンスキッチン マール」


オーナーの徳田さんと名刺交換しながら、

お話を伺った際、おもいっきり、食いついてしまいました


その仕組みはといいますと


オーナーの徳田さんが、調理師の旦那さんと運営

2日~1週間単位で、素人料理人に場所を提供

ただし、ハコを貸すだけではない

材料の購入や調理器具・スタッフの提供はお店がしてくれる

なので、素人料理人は、メニューを設計し、

手ぶらで来ればよい

採算リスクはなし

その代わり、利益は基本的にお店のもの


つまり、素人料理人にとっては、

「自分の料理を多くの人に食べてもらいたい」

「晴れ舞台を経験したい」

「本格的にお店を出す前の予行演習をしたい」

というのがメリット


お店のメリットは、

■頻繁にメニューが変わることで変化をつけられる

■2日~1週間という短期ローテーションなので、

 素人料理人さんが、頑張って告知・宣伝するので、

 集客に困らない

■新しいメニューを考えることから解放される(笑)


これは、究極の、Win-Winシステムだ!!


実際に、このパフォーマンスキッチンを足掛かりに、

独立開業した方も、既にいらっしゃるとか


たとえば、レシピーコンテストのインセンティブとして、

「リアル店舗の店長になって、考案メニューを提供できる」

というのもアリだなぁ、と


あと、将来的にコンテンツが貯まってきたら、

評判の良かった企画を編集して、ムック本にして

しまうとか


ん...宝島社さんとか、やりそうですね

ねぇ、井野さん(笑)


いずれにしても、この、パフォーマンスキッチン、

要注目です!!