UCC twitterキャンペーン 炎上の件の顛末 | ラテン系企画マンの知恵袋

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(なお、本ブログは個人の責任で書いており、所属企業とは無関係です)

先日、エントリーした、こちらの記事


■UCC twitterキャンペーン 炎上の件

http://ameblo.jp/motohiro0215/entry-10452150258.html


その後、IT media および日経ネットマーケティングで

顛末に関する詳細記事が掲載されました


■IT media

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1002/09/news081.html

■日経ネットマーケティング

http://business.nikkeibp.co.jp/article/nmg/20100209/212696/?ST=nmg_page


やはり、UCCさんの取った素早い対応に賞賛が集まっています


この、UCCさんの適切な対応により、本事件は、

ソーシャルメディアを使った失敗事例としてではなく、

危機対応の成功事例として、語り継がれていくのだろうと思います


デルのPC炎上事件や、古くはタイレノールの毒物混入事件のように


反省の内容としては、

『マスメディアとソーシャルメディアの違いが理解できていなかった』


これに尽きます


そして、今回の事件で、私が感動したのは、UCCさんの他社への配慮


1.この企画を持ち込んだ代理店の犯人探しがTwitter上で始まり、

 まったく無関係な大手ネット広告代理店の名が

 あたかも犯人であるかのように 取りざたされたこと


2.「この件で早速Twitterの企画がボツになった」といった

 ツイートが見られ、せっかく盛り上がってきた企業の

 Twitter利用に水を差す形になってしまったこと


自分たちが追い込まれ、その弁明に負われている最中に、

なかなか、ここまでの配慮はできないものです


今回の一連のケースでは、本当に色んなことを学ばせて頂きました


最後に、こちらの、クマムラゴウスケさんのエントリーを

併せて読むと、更に理解が深まりますよ


■UCCに学ぶこと-中のヒトのリテラシー向上の重要性

http://channel5.cc/?p=242

■UCCに学ぶこと-Botじゃなくて人間だったら?

http://channel5.cc/?p=243