札幌こども専門学校 今年のクリスマス装飾

三幸学園札幌こども専門学校のおもちゃコースの授業で、昨年から学校エントランスに装飾をしています。前期にしてきたことのまとめの意味もあるので、冬休み前にクリスマス装飾をするという感じにしています。

まずは話合い。話合いの時点ですべて学生の進行です。ここでしっかり時間をとって自分たちの意見をまとめ、必要な材料のリストや作業手順の確認をしておくと次回からがスムーズ。ハラハラすることもありますが、実現がむずかしそうな案はちゃんと自分たちの中で修正できます。

翌週よりいよいよ作業開始。

セロファンは素材が柔らかいので気を付けないとすぐに破れてしまいます。カッターの刃の角度を変えながら慎重に作業しています。色違いで窓に貼るべく、数を数えながら。

こちらも窓に貼るパーツ。分担して作っていくので、サイズや数などイメージが統一されていないと仕上がりません。「これでどうかな～」と見せ合ったりしていました。

折り紙のサンタさんは、折り紙の授業で習ったとのこと。3枚を組み合わせて作ります。

3週目、飾り付けの日。時間内に終わることも大事。最後の仕上げをしながら、できたところから飾り付けに行き、グループごとにエントランスに行ったり、戻ってきて調整したり。

ひとつめのドア完成!ステンドグラスのようになっています。

内側のドアはこんな感じ。クリスマスにちなんだパーツがひとつおきについています。ガラスのため、裏側が見えないように、2つひと組みで作り、貼り合わせています。

学校のキャラクターがあちこちに隠れています。

毎年、置く装飾を作りたいという意見が出て、大物が登場します。(去年はハロウィン装飾で、床に巨大かぼちゃが置かれていました。)

今年は9名の学生で1号館、2号館と仕上げました。自動ドアの左右には建物のシルエット、右のガラス面には足跡が点々と。達成感いっぱいの集合写真です。

年が明けたら数回の授業しかなく、あっという間に卒業。来年の今頃はそれぞれの保育園や施設でクリスマス装飾をするのでしょうか。現場に出る前に伝えられること、改めて見直していきたいです。