家族はチーム ~子どもに伝える言葉を持とう~  | 札幌の子育てをおもちゃコンサルタント・木育マイスターが応援します

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長男が中学1年になり、反抗したり甘えたりの繰り返しの日々ですが、先日とてもいい本に出会いました。

齋藤孝のガツンと一発シリーズ。シリーズの他の本も時々買ってあげていたのですが、今回は「家族はチームだ もっと会話をしろ!」というタイトルに惹かれて購入してきました。


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字が大きくてすぐに読めるし、そもそも速読で多読なのであっという間に読んでしまいました。

そして、効果あり。
よく話をするようになりました。

この本には、

家族は大事なチームであること
「歯を磨きなさい」は、親の愛だということ
家族は話をする場所だということ
なぜ勉強しなくちゃいけないのか

など、とっても大切だけど、なかなか面と向かって時間をとって話ができていないことが子どもにわかる言葉でたくさん書かれています。

大人が子どもに、言葉ではっきりと大事なことを伝えていくことは大切なこと。

子どもの意見を聞くのも必要なことではありますが、子どもはまだ多くを知りません。大人が自分の基準で、子どもにふさわしい環境を作っていくことは、文化の継承だと思います。

情報に溢れた現代、「子どもがやりたがるから」「子どもがほしがるから」「子どもがやりたがらないから」、それが、本当にその子にとっていいことなのか、大人はしっかり考えていかないとなりません。

そのためには、大人も知識を持つこと、立ち止まって考えることが必要です。子どもの発達について、遊びの大切さについて、メディアとのかかわりについて、などなど、子どもの成長にとって知っていたほうがいいことはたくさんあります。

先日、整骨院の通院の際、長男が何を読んでいるのかをふと見ると、私が短大時代に児童文学の授業で学んだ「お話を運んだ馬」でした。

地味!!!!!!!と、正直びっくりしましたが、じんわりといいお話を、文字だけで退屈しないで読めるのも、やっぱり継続している力。幼児期には絵本はもちろんのこと、長めの児童文学も読んできました。

わかるようになってきたら本棚にはいろんな本を入れておくといいです。リサイクルショップにも、図書館にも、いい本はたくさんあります。

私もまだまだできているわけではないですが、親として、言葉や行動で、そして思いを代弁してくれる文化を通して、子どもが幸せな大人になれるようにサポートしていきたいです。