小さい子どものママへ。子育てで一番大切なこと。 | 札幌の子育てをおもちゃコンサルタント・木育マイスターが応援します

札幌の子育てをおもちゃコンサルタント・木育マイスターが応援します

札幌在住のおもちゃコンサルタントマスター・木育マイスターが
子育て・保育・おもちゃ・木育・セルフケアの情報を発信します。
ハートと、アートで、楽しく子育てしましょう!

子育ては、乳幼児時代の抱っこやお世話のかわいさもいいけれど、その時期その時期の楽しさがあります。

小学生も、中学生も、著しく成長するし、その姿を近くで毎日見れるのはすごく楽しいし、大切。

小学生・中学生になると子どもに手がかからなくなり、仕事をはじめるお母さんも多いけど、学校にはできる限り足を運ぶのがいい。役員をやっているお母さんはすごく大事なことをしていると思う。

約290人いる中学1年生の中、いろんな先生から「今回のテスト頑張ってましたね」とか、長男の様子を教えてもらえるのは、先生方がひとりひとりに目を配ってくださっているのはもちろんですが、私が学級代表をして、学校へよく出向いているせいもあると思います。これは役得です。

先日、学校運営委員会で、PTA副会長のお母さんが最後のご挨拶として、「子どものために、学校のためにというだけじゃなく、自分のためによかった。これからのお母さんたちにも学校に関わってほしい」と言われていました。PTA役員のお仕事を「自分のため」と捉えているお母さん、素敵だと思いました。




一番大事なのは子どもや家族の幸せ。そして、子どもに自分の居場所があり、愛されていると実感できること。(実際愛しているかではなく、子ども自身が実感できること!)

子どもの学校へ行くこと、勉強を見てあげること、話を聞くこと、ただただ一緒に過ごすことは、限りなく一番大事なことに近いと、私は思います。

仕事や自分のことで精一杯になりイライラしてしまうなら、本末転倒なんじゃないか。そう自分に問いかけながら優先順位を考えています。

もちろん仕事せざるをえなかったり、様々な事情があるから、「仕事してるから子どもがかわいそう」というようなことを言いたいわけではありません。私も仕事しています。

要は子どもに気持ちが向いているかどうかということ。子どもには、すぐにわかります。いつも、ママのこと見てるから。


子どもが小さかった時よりずっと、家で子どもたちと過ごす時間の大切さを感じます。そして、小さかった時もっともっとのんびりしてもよかったんだと思うこの頃。

子どものこと大好きでもなかなか伝わらなかったりするので、私は普段から「大好き」「生まれてきてくれてありがとう」と常々言っています。何かしたから、という条件付でも、行事の日でもありません。何もない日に「いてくれてありがとう」と言うのが嬉しいのです。(コーチングでは存在承認と言います)


若い時に「若いっていいね」と言われてもピンとこなかったように、「今が一番かわいい時だね」と言われても、日々に追われて気づけないかもしれません。

でも、それは真実です。

自分のことはいつでもできます。どんなこともたいてい自分以外の人でも代わりはいますが、子どもにとってのママは、たったひとりしかいません。

焦らなくてもいいんです。子育て期は、素晴らしい価値のある時間。

子どもとの時間を大切にしてほしい。子育てはいつからでも絆を作ることができるけれど、乳幼児期は人間としての基盤を作る特別な時。しゃべることができなくても、本当に様々なことを吸収しているのです。

しっかり子どもに気持ちを向けて子ども自身が安心すれば、時期がくれば喜んで応援してくれます。

赤ちゃんのママは、もっとゆっくりしていいんです。赤ちゃんと一緒にまどろんでいいんです。それは、今しかできません。そして、思っている以上にすぐに終わります。

なかなか時間が取れないなら、寝る前のほんのちょっとの時間でもいい。「子どもタイム」を作ってみてください。絵本を読んだりベビマをしたり、子どものためだけの時間。


子どもが中学生と小学校高学年になり、乳幼児期の大切さを実感しています。