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恋愛と結婚は別? ブログネタ:恋愛と結婚は別? 参加中

制度としての結婚を考えれば、恋愛の要素がなくても成立するものではある。
婚姻は「両性の合意」に基づいて成立するなので、その「合意」が恋愛的な合意である必要はない。
経済的な合意とか、世間体的な合意でもいいわけだ。
むしろ目に見えた利害関係だけで結婚した方が、長続きするのかもしれない。

とはいえ、ほとんどの結婚は恋愛関係を経て行われるもの。
同棲していたかどうかで違いはあるだろうけど、とにかく「生活」という現実が待ち構えてるので、恋愛していた頃と同じままで過ごすことは無理。
生活リズム、金銭感覚(恋愛時代は消費生活だけど、結婚すると貯蓄・生産生活になるから)の違い、それぞれの家族・親戚の問題。
恋愛時代には考えなくて良かったことが、びっくりするほどぞろぞろ出てくる。
それらに対してきちんと向き合って話し合えるとか、両方が同じスタンスで過ごせればいいけど、簡単な話ではない。

例えば親戚関係。
片方はほぼ絶縁状態、片方は兄弟みたいに仲良くしているとして、絶縁状態で過ごしてきた人は、親戚付き合いという物を経験的に理解できていないから、例えば年賀状やお中元・歳暮のやり取りの必要性が分からなくて衝突…なんてことにもなりかねない。

これは実際にあった話だけど、結婚していた頃、私は実家から遠く離れていたので(元夫の実家は近所だった)、お正月の挨拶を電話で済ませる、ということも何度かあった。
私の母もやはり遠くに嫁いだので、同じようにしていたけれど、父は必ず電話に出て、挨拶をしていた。
だから私にとってはそれが当たり前。
でも、元夫は違ったようで、「電話代わろうか?」と聞いても「あなたが挨拶したんだからいいでしょ」と取り合わなかった(実際は面倒臭いとか、何を言えばいいのかわからなかったみたいだけど)。
私にしてみれば実家を蔑ろにされたようで不快で喧嘩にもなったけど、ネットで聞いてみたら挨拶をしないのが主流だったようで、それぞれの家の考え方の違いに驚いたものだった。

恋愛中は自分たちのことだけ考えてればいい。
でも、結婚したらそうはいかない。
男も女も関係なく、片方がそれを理解していなければ、必ず衝突が起きる。
両方が理解してない場合は、周囲との衝突が起きる可能性がある。
「結婚したら自分の時間がなくなった」なんて言ってる人もいるけど、これは理解してない人の代表だ。

恋愛は自由意思。結婚は契約。
契約の根底には意思があるけれど、単純に一本の線で結ばれているわけではない。
だから、私の考えでは、結婚と恋愛は別物。





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