さてではいよいよ博物館の建物の中に入ります。
Tank Museum Ticket Office
入り口を入るとすぐにチケット売り場があり、その左手にミュージアムショップがあります。チケットは大人1枚 £12.5 (約2000円) です。
Museum Shop
大英博物館やナショナル・ギャラリーといったメジャーどころが入場無料な英国においては、かなり高目に入場価格が設定されているようですが、なにぶん国からの援助も少ない「独立行政法人」であるらしいので、まぁこれぐらいは当然かと思います。…逆に大英博物館やナショナル・ギャラリーを有料化するとなると、このぐらいの入場料になってしまうんではないかと想像します。
ちなみに博物館の入場券です。と、いっても単なるレシートなんですが(^▽^;)。
この入場券でその日一日は何度でも再入場可能なんだそうです。ただ、隣の陸軍基地以外には周囲に何も無いところなので、再入場云々に果たして意味があるのかな?とは思います。
チケット売り場のすぐ横には展示ホールへと続く通路がありまして…
さらにその横には大きな円柱と、その陰に隠れるように階段が設置されています。この階段を昇ると…
上はレストランになっています。私が行った時には年配の来館者の団体が食事中でした。
ちなみに先ほどの入場券は感熱紙に印字されているので、食事をする際にうっかり温かい料理の盛られた皿の下に置いたりすると、解読不能になってしまったりするのでご注意を。
それではデリケートな入場券を大事にしつついよいよ展示ホールに参りましょう。
先ほどの通路を真っすぐ進むと、奥には「戦車の元祖」レオナルド・ダ・ヴィンチ設計の円形戦車の模型が展示してあります。やはりどこでもダ・ヴィンチは人気です。
ちなみに表面装甲の一部がスケルトン状になっていて、内部の様子を窺う事が出来ます。奴隷らしき軽装の人物の人形が、必死で車体を内部から押している姿が見られます。ダ・ヴィンチの事なので、何らかの動力で自動で動くものと想像していたのですが、どうやら人力車だったようです。
突き当たりを左手に行くとさらに通路があって、ここから2つにコースが分かれています。
右手のほうは「The Trench Experience ( 塹壕体験コーナ ) 」となっており、戦車が開発されるきっかけとなった塹壕戦を疑似体験できるという展示のようです。
しかし、実物の戦車とは直接関係なさそうな展示なので、帰りのバスの時間の事もあるので、通路の突き当たりを左手に曲がって「The Tank Story ( 戦車ストーリー ) 」へと向かいます。
…と、これが実は取り返しのつかない判断ミスである事に後々気づくのですが、それはまた後ほど。
薄暗い通路を抜けると大きなホールへと出ます。そしてそのホールには…
ホール一杯に戦車が展示されています。これぞ英国が誇る世界最大級の戦車コレクションです☆
さていよいよ本陣突入ですが、またしても長くなってしまったので、展示場の詳細はまた次回!