息子が遠足に行っている間にリングなしベビースリングを作りました。

前回書いた
ベビースリングの作り方 (リングなし・タスキタイプ・ヒモで微調整可能)
の別バージョンです。

たぶんこっちのほうが簡単だしミシンのボタンホール機能がなくても作れます。
さらに新生児ちゃんの座らない首にもやさしいかも~音譜

でもっ

簡単すぎるとつまらないので私の作ったのはちょっとだけ凝ったつくりになっています。
簡単に作るためのポイントも併記しておきますのでそちらをご覧いただければと思います。

ミシンパワーがなくても縫えるのは前回と同じですよキラキラ


とりあえず完成写真。今回はこれの作り方。
おんぶに抱っこで『おがる』-リングなしスリング_調節可能_簡単_15

リボンを通す部分をさらに拡大。
おんぶに抱っこで『おがる』-リングなしスリング_調節可能_簡単_16

写真じゃ半分も伝わらないけど
切りっぱなしの生地のギャザーとリネンレースがかわいいです。(自画自賛)
ほっこり系をめざしてみた。

身につけるともっとかわいいです。
でも私がつけるとイマイチだから千葉ベースリング交流会のスタッフのさとかなちゃんに
あとでモデルになってもらおう、うんうん。

今回のスリングのサイズは
116cm×70cm
です。

前回の作り方は
120cm×80cm
でしたが
ベビースリング交流会でママさん達に身につけてもらうと
ことごとく 2~4cmぐらい長い。
今のママさん達は産後すぐでも細いのね~。

なので今回はさらに短いです。

自分の背脂の量に自信がある方はちょっと長めにカットして
折り伏せ縫いをする前に身につけて長さを確認してください。

やっと作り方の説明になりますが
今回は手書の図がないので前回の作り方も合わせてみたほうがわかりやすいかもしれません。


<用意するもの

●本体生地●(1枚)
 幅   73cm (70cm+縫い代3cm)
 長さ 122cm (116cm+縫い代6cm)

●リボンを通す部分の生地●(1枚)
 幅    9cm
 長さ 280cm
 (私は9cm×140cmの生地を縫い合わせて作りました。
  ギャザーを寄せて最終的に108cmにするので
  ギャザーのボリュームが少なければもっと短くても大丈夫)

 ※簡単にする場合
   本体に縫い付けたときに
   幅はリボンの通る程度、長さは108cmぐらいになるようなバイアスのテープかレースでもOK。

●リボン●1本
 幅  1.5cm(お好みで)
 長さ 155cm


<手順>

1.生地をカットする。
おんぶに抱っこで『おがる』-リングなしスリング_調節可能_簡単_01
(竹のものさしが浮いているのでわかりにくいですが
 二つ折りにした状態で61cmになっています)

2.中表にして輪に縫う。
  あとで折り伏せ縫いするので縫い代は3cmとる。
おんぶに抱っこで『おがる』-リングなしスリング_調節可能_簡単_02
(わかりにくいですが、縫い代3cmで縫っています)

3.身につけてみて長さをチェックする。
  赤ちゃんが入る部分は抱っこする人のおへそより上です。
  たぶんめちゃめちゃ短っ!と思うぐらいが正解。
おんぶに抱っこで『おがる』-03_長さ確認
(前回の画像でごめんなさい)

4.長さが決まったら縫い代の片方を1.5cmにカットしてから
  折り伏せ縫いをする。

おんぶに抱っこで『おがる』-リングなしスリング_調節可能_簡単_03

折り伏せ縫いの仕方です ↓

おんぶに抱っこで『おがる』-P2_01

折り伏せ縫いするとこんなんなります。
おんぶに抱っこで『おがる』-リングなしスリング_調節可能_簡単_04


5.両端を三つ折にして縫う。

  縫い代をそれぞれ1.5cmとっているので0.75cmの三つ折かな?
おんぶに抱っこで『おがる』-リングなしスリング_調節可能_簡単_05
私の場合は生地幅が足りなかったので片方は耳を利用して二つ折り。
(本当はツレの原因になるので耳は落としたほうがいいのですが
 この生地は水通ししてもツレがでなかったので耳をそのまま使いました)


6.リボンを通す部分の生地を用意する。

  以下の作業は省いて、幅広のレースやバイアステープを用意するだけでもOK。

  私の場合は2枚の生地を接いで長い生地を作りました。
  本当は生地をバイアスに裁ちたかったのですが足りなかったので普通にカット。
  ほつれ止めに端に捨てミシンをかけてあります。この生地はほつれてきてもいいカンジです。
  リネンなどの生地だとこの始末でもいいのですが
  それ以外の場合はきちんと始末したほうがいいかもしれません。
おんぶに抱っこで『おがる』-リングなしスリング_調節可能_簡単_06

 この生地にギャザーを寄せます。
 中央にしつけをして108cmの長さまでギャザーを寄せて
 ミシンで押さえます。
おんぶに抱っこで『おがる』-リングなしスリング_調節可能_簡単_07

 長いので均一になるようにがんばってください。
おんぶに抱っこで『おがる』-リングなしスリング_調節可能_簡単_08

 これだけでは淋しいので中央にリネンのレースを縫い付けます。
 長さは110cmちょっとあればいいはず。

おんぶに抱っこで『おがる』-リングなしスリング_調節可能_簡単_09
(マチ針で留めていくぜ!)

おんぶに抱っこで『おがる』-リングなしスリング_調節可能_簡単_10
(縫ったぜ!)
これだけでも首に巻いて歩きたいぐらいカワイイ恋の矢 ←バカ

7.本体にリボンを通す部分を縫い付ける。
  位置はお好みで。
  下すぎると、抱っこのときににリボンで微調整する意味がなくなるので注意。
  だって首の座っていない子の首を支えるためにつけてるんだもの。
  首がくるあたりにないとねえ・・・。
おんぶに抱っこで『おがる』-リングなしスリング_調節可能_簡単_11

  縫い付けるときにはリボンが通る幅に2本縫っておく。
おんぶに抱っこで『おがる』-リングなしスリング_調節可能_簡単_12
(2本縫っちゃうとギャザーのかわいさが半減だわ~ダウン) 

リボンを結ぶところは間隔が6cmぐらい空いているのが正解。
この間隔が空いているところの反対側が折り伏せ縫いした部分にすると
スリングをつけたときに縫い目が背中にきます。
背中の真ん中に縫い目がくるのが嫌なときはずらしてつけてもいいです。
前回の作り方ではそうしています。

8.背中の部分を「」かたちに折りこんで縫いとめます。

おんぶに抱っこで『おがる』-リングなしスリング_調節可能_簡単_13


おんぶに抱っこで『おがる』-リングなしスリング_調節可能_簡単_14
このとき、リボンをとおす部分は縫わないように注意してください。

わかるかな~?たぶん絵がないとわかりにくいかも。

これで肩や背中の部分が17cmぐらいの幅になって身動きしやすくなるはずなのですが・・・。


9.リボンを通して出来上がり。


おんぶに抱っこで『おがる』-リングなしスリング_調節可能_簡単_15

どうかな~。わかったかな~。

工程のに凝らなければ前回に比べて超簡単になったと思うのですがいかがでしょうか。
リボンを通す部分は、『ダイソー』にある幅広のレースでやると安いし簡単ですよ~♪


わからないところがあればコメントに書いていただければお返事いたします。


【追記 2012/10/15】
ベビースリングの作り方 もうこれ以上簡単なものは思いつかない・・・(リングなし)
の写真を撮ったついでに
こちらの着用時の写真も撮ったのでアップします。

以前よりも確実に太っているのでいやだなぁ・・・。

首がすわっていない子のときの着用例です。
おんぶに抱っこで『おがる』-リングなしスリング_調節可能_簡単_17
頭の後ろまで覆ってあげてください。

後姿です。
おんぶに抱っこで『おがる』-リングなしスリング_調節可能_簡単_18
後姿もフリフリでかわいいでしょラブラブ
(自画自賛。だって誰も褒めてくれないんだもん)

首がすわったら手をだしても大丈夫。
おんぶに抱っこで『おがる』-リングなしスリング_調節可能_簡単_19

着用するとこんなカンジになります。いかがかしら?