序章  その1  その2   その3   その4 その5


その6 その7 その8 その9(完結)



24日の夜。

22日戌の日に上川神社で御祓いしてもらった、腹帯をまく練習をしてた。

夜は少し寒くて、お腹が冷えてる感じがしたから。本来巻く日はまだ先だったんだけど、待ちきれなくて。練習という口実で。

そしたら、ちょっとお腹がチクっとして、

「強く巻きすぎた?!」

と不安に。早めに寝ることにして、ベッドへ。





午前4時頃

お腹に激痛。お腹がねじり切れるような、異常な痛み。

そして大量の出血。

気が動転して、何がなんだかわからない。

そのうちお腹の痛みは治まって。呆然。




そしてまた激痛と出血。

いつも行ってる病院に電話。

でも、ちょうど当直の先生が帰ったところ。家で待機できないかと言われ、待つことに。





今思うと、この危機的状況を伝えきれてなかったと思う。



ただ、後で先生には、4時の段階で来てもたぶんダメだったと思うと言われた。進行型流産の症状だから、止めようがなかっただろう。たぶんその時点で赤ちゃんは亡くなっていただろう。って。


病院側の保身や、私への配慮とも取れるけど。

私もその通りだったと思う。

そのくらい異常な状態だった。


そして、あれは陣痛だったんだと思う。





>>続く