1 精油を使う方に絶対知ってほしいこと
(講師も確認‼︎)→☆
2 精油・入浴時の使い方→☆
の続きです。
今回で終わりですので最後まで読んでいただけると嬉しいです。
フレグランスジャーナル社・フランス視察ツアーに
参加させていただいた時、南フランスで講義を受けたのですが、
南フランス在住のリアノン先生が日本の「原液塗布・飲用」の
流行を心配されていました。
精油は決して飲んではいけないもの?
と言われたらそれは間違いですが
基本的にnoと思ってください。
フランスでは精油を飲用することはあります。
加工され商品にもなっています。
例えば精油はカプセルに入っていて、
胃では溶けないようになっているとか、
徐々に溶けるようにとか、
西洋薬と同じように工夫されています。
そのまま飲用する場合は
ヨーグルトやはちみつ、オリーブオイル等
混ぜて飲みます。
水に入れるなどありえません。
私自身もごくたまにですが、
少量原液塗布、飲用をすることがありますよ。
(短期間であり理由を説明できます)
フランスでは精油は薬局等で買うのですが、
すべて成分分析してあります。
いちいち箱の中に成分分析表は入っていませんが、
Lot BCR128 といった具合にロット番号が書いてあって、
それで取り扱いしている会社で調べたらわかるのです。
プラナロムも、フランスでは分析表は入っていません。
そして処方は国家資格があるものがします。
(※ほんとうに精油を熟知している人、つまり
医師に教える立場の人でも、国家資格がないと
法律上治療できないのは違う意味で問題らしいです。)
フランスではY社、D社、A社といったMLM
(ネットワークビジネス)の製品はありません。
参入できないということでした。
※私たちアロマセラピストはMLMの精油の
(品質は素晴らしいのでしょうが)
原液塗布・飲用といった使い方を大変危惧しています。
私たち日本人はフランスでは精油が病院で使われている、
と思いがちですが、実際のところパリで使用している医師は
一人だそうです。
精油って例えばローズは約80本のバラから1滴抽出できると
ナードでは教えていますが、
もし農薬を使っていたら濃縮された農薬も
一緒に体にいれることになりますよね。
農薬も入っていないとても品質の良い精油だったとしても
無理な飲用は肝臓、腎臓に負担をかけ
溜まってあとで症状がでてくるので慎重さがとても必要です。
だから、どういうエビデンスに基づき、
どういう薬理作用を目的に
どれだけの期間飲むか
皮膚ではだめなのか?
等々
わかって使用するのが大事なのです。
決して漠然とは飲用しません。
理由があって飲用する場合は、上記のように
粘膜を傷つけないようにし、
水に入れて飲んだりはしません。
今回このような記事を書いたのには理由があります。
あまり否定的な記事を書きたくなかったのですが、
書かざるえない状況になってきました。
精油と出会って30年以上経つのでわかるのですが
最近正しい知識がないまま
極端で、
危険な使い方をされてるケースが増えてきています。
精油って飲めるんですよね、
↑ このフレーズを質問される頻度が増えてきました。
特に学校の先生に複数言われたのに驚きました(ノ゚ο゚)ノ
「かなりリスクが伴う」と考える余地はなかったのでしょうか。
看護師さんや助産師さんに薦められた方も多いですね。
・原液で塗布していいと聞いたのですが、ずいぶんしみますね。
・やけどみたいになってしまいました。
・ケロイドのようになりました。
・お風呂にいれたらヒリヒリします。
・「目にいれるとすごく痛いけれどその後すっきりするからいれてみたら?」
とアドバイスされたのですが目にいれてもいいのですか?
こんな話を聞く回数がふえてきました
でもすぐに症状がでたらむしろラッキー。
知らぬ間に体の中では大変なことになっているかもしれません。
体質により影響は全然違うのですよね。
肝臓の弱い人がむちゃな使い方をしていると
肝臓はただでさえ毎日食品添加物等をせっせと解毒していますが、
精油の解毒は消化酵素をたくさん必要とするので
知らぬ間に弱っていきます。
弱りすぎると病気で強い薬を使わなくてはいけない時、
使えない状況すらでてきます。
また、アレルギーのもとを作っていっていることになります。
精油は分子が小さいのでアレルギーの原因にはなりにくいですが、
アレルギーの原因となるものと容易にくっつきます。
大丈夫な人は原液塗布も飲用も問題ないです。
でも人体は千差万別。
私自身はお酒も飲めないし、強い薬を飲んで
かなりダメージを受けた経験があるので、
残念ながら肝臓が強いとはいえません。
花粉症があり、アレルギー体質でもあります。
精油で悲しい思いをしてほしくないです
安全な使い方をしていたら心配しなくてよいのですよ。
恩恵を受け取ってほしいです
レラピリカの生徒さんで
大量原液塗布(レインドロップ)中
アナフィラキシーショックをおこした、という方がいらっしゃいました。
怖さを知らずに使っていて、ある日突然
呼吸が苦しくなったそうです。
この方は重篤な症状ではなかったそうですが、
(医師曰く)精油のどれかの成分が反応したのでは、
ということでした。
せめてお客様ではなく、自分で良かった、
とおっしゃっていましたよ。
精油を大量に使いすぎて、アレルギーになり、
精油を使えなくなった知り合いも2名います(アロマセラピストさん)。
厳密にいうと
成分分析、農薬検査までされた
の続きです。
今回で終わりですので最後まで読んでいただけると嬉しいです。
フレグランスジャーナル社・フランス視察ツアーに
参加させていただいた時、南フランスで講義を受けたのですが、
南フランス在住のリアノン先生が日本の「原液塗布・飲用」の
流行を心配されていました。
精油は決して飲んではいけないもの?
と言われたらそれは間違いですが
基本的にnoと思ってください。
フランスでは精油を飲用することはあります。
加工され商品にもなっています。
例えば精油はカプセルに入っていて、
胃では溶けないようになっているとか、
徐々に溶けるようにとか、
西洋薬と同じように工夫されています。
そのまま飲用する場合は
ヨーグルトやはちみつ、オリーブオイル等
混ぜて飲みます。
水に入れるなどありえません。
私自身もごくたまにですが、
少量原液塗布、飲用をすることがありますよ。
(短期間であり理由を説明できます)
フランスでは精油は薬局等で買うのですが、
すべて成分分析してあります。
いちいち箱の中に成分分析表は入っていませんが、
Lot BCR128 といった具合にロット番号が書いてあって、
それで取り扱いしている会社で調べたらわかるのです。
プラナロムも、フランスでは分析表は入っていません。
そして処方は国家資格があるものがします。
(※ほんとうに精油を熟知している人、つまり
医師に教える立場の人でも、国家資格がないと
法律上治療できないのは違う意味で問題らしいです。)
フランスではY社、D社、A社といったMLM
(ネットワークビジネス)の製品はありません。
参入できないということでした。
※私たちアロマセラピストはMLMの精油の
(品質は素晴らしいのでしょうが)
原液塗布・飲用といった使い方を大変危惧しています。
私たち日本人はフランスでは精油が病院で使われている、
と思いがちですが、実際のところパリで使用している医師は
一人だそうです。
精油って例えばローズは約80本のバラから1滴抽出できると
ナードでは教えていますが、
もし農薬を使っていたら濃縮された農薬も
一緒に体にいれることになりますよね。
農薬も入っていないとても品質の良い精油だったとしても
無理な飲用は肝臓、腎臓に負担をかけ
溜まってあとで症状がでてくるので慎重さがとても必要です。
だから、どういうエビデンスに基づき、
どういう薬理作用を目的に
どれだけの期間飲むか
皮膚ではだめなのか?
等々
わかって使用するのが大事なのです。
決して漠然とは飲用しません。
理由があって飲用する場合は、上記のように
粘膜を傷つけないようにし、
水に入れて飲んだりはしません。
今回このような記事を書いたのには理由があります。
あまり否定的な記事を書きたくなかったのですが、
書かざるえない状況になってきました。
精油と出会って30年以上経つのでわかるのですが
最近正しい知識がないまま
極端で、
危険な使い方をされてるケースが増えてきています。
精油って飲めるんですよね、
↑ このフレーズを質問される頻度が増えてきました。
特に学校の先生に複数言われたのに驚きました(ノ゚ο゚)ノ
「かなりリスクが伴う」と考える余地はなかったのでしょうか。
看護師さんや助産師さんに薦められた方も多いですね。
・原液で塗布していいと聞いたのですが、ずいぶんしみますね。
・やけどみたいになってしまいました。
・ケロイドのようになりました。
・お風呂にいれたらヒリヒリします。
・「目にいれるとすごく痛いけれどその後すっきりするからいれてみたら?」
とアドバイスされたのですが目にいれてもいいのですか?
こんな話を聞く回数がふえてきました
でもすぐに症状がでたらむしろラッキー。
知らぬ間に体の中では大変なことになっているかもしれません。
体質により影響は全然違うのですよね。
肝臓の弱い人がむちゃな使い方をしていると
肝臓はただでさえ毎日食品添加物等をせっせと解毒していますが、
精油の解毒は消化酵素をたくさん必要とするので
知らぬ間に弱っていきます。
弱りすぎると病気で強い薬を使わなくてはいけない時、
使えない状況すらでてきます。
また、アレルギーのもとを作っていっていることになります。
精油は分子が小さいのでアレルギーの原因にはなりにくいですが、
アレルギーの原因となるものと容易にくっつきます。
大丈夫な人は原液塗布も飲用も問題ないです。
でも人体は千差万別。
私自身はお酒も飲めないし、強い薬を飲んで
かなりダメージを受けた経験があるので、
残念ながら肝臓が強いとはいえません。
花粉症があり、アレルギー体質でもあります。
精油で悲しい思いをしてほしくないです
安全な使い方をしていたら心配しなくてよいのですよ。
恩恵を受け取ってほしいです
レラピリカの生徒さんで
大量原液塗布(レインドロップ)中
アナフィラキシーショックをおこした、という方がいらっしゃいました。
怖さを知らずに使っていて、ある日突然
呼吸が苦しくなったそうです。
この方は重篤な症状ではなかったそうですが、
(医師曰く)精油のどれかの成分が反応したのでは、
ということでした。
せめてお客様ではなく、自分で良かった、
とおっしゃっていましたよ。
精油を大量に使いすぎて、アレルギーになり、
精油を使えなくなった知り合いも2名います(アロマセラピストさん)。
厳密にいうと
成分分析、農薬検査までされた
安全な精油は飲めるし、
原液を塗布することもあるのだけど、
それは詳しい知識がある人が
自己責任で本人だけがやることで、
安易に人にすすめるのはやめたほうがいいです。
安易に人にすすめるのはやめたほうがいいです。
責任が伴います。
私の家族も飲用は
製品化されたオレガノカプセルのみです。
カプセルの中の精油は2滴で、あとは油です。
アメリカで子供の精油飲用で体調不良が出てきている話も聞きました。
カプセルの中の精油は2滴で、あとは油です。
アメリカで子供の精油飲用で体調不良が出てきている話も聞きました。
精油って健康に、ハッピーにしてくれるものだもの。
リスクはできる限り減らして使ってほしいです。
精油って、少量で素晴らしい力があるのですよ
昨日の生徒さんも今の状態にぴったりの精油をごく少量使っただけで、
背中のはりがとれ、エネルギーチャージされていました
また、精油になる前の植物の量を考えたら、
塗布する精油も少しでいいと気がつくはずです。
抱えきれないほどの植物がいっぺんに体に入ったら
体はとても大変だと思いませんか?
↑ これを一番いいたい。
そして地球のことを考えた時も
大量使用は避けたいと思いませんか?
お気にいりの大好きなブランドがあるなら、
そのブランドを守るためにも
安全な使い方をしていきましょう。
「精油って嫌いな香りを使えばいいのですよね」
これも衝撃を受けた一言です。
初めてアロマを学びにいったらこう言われたと。
教えた人のスピ的意図もわかりますが、
初めてアロマを学んだ結論がこれだと悲しいです、私。
嫌いな香りは体がその成分「いらない」
って言っていますから
........
日頃持っていた違和感を3回に分けて思い切って書いてみました。
南仏
これを含め3記事「NG、危険、ダメ、リスク」
といったキーワードがでてきましたね。
私はもともとブログはお役立ち記事とか
読んでいて気持ちがよくなるものを書きたい
と思っているのですが、
今回は書かずにはいられなくて...
真面目に書きました。
「精油の正しい使い方」というのはないと思います。
答えは人それぞれでしょう。
でも
アロマテラピーを愛している方々が
今一度安全な使い方をしているのか確認していただけたら
嬉しいです。