2015 北の大地 4日目 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

まずは夕べの話を少々。

夕べはドリーと久しぶりに会って軽く一杯飲んだ。
飲み屋のグラマーなオネーサンの話では無い。かわいい後輩だ。
3年ほど前に一緒に九州に赴任し、なぜかオイラだけが先に関東に戻ってしまったのだ。やつは九州からフェリーを乗り継いで北の大地へ到達した。そしてやつが道内泊の最終日にオイラと同じ街に泊まることが判明したので久しぶりに落ち合って軽く飲んだのだ。
やつは今夜のフェリーで北の大地をあとにした。


2015 北の大地 4日目

朝、天気はそれほど悪くない。夕べの雨は上がった。(^^)v
ただし、予報では午後になるとまた局地的な豪雨が来るらしいし、南よりも北寄りの方が確率は高いらしい。

そんなわけで今日は雨を避けて南下ルート選択した。
朝、ホテルで出発準備をしていると隣に止めてあるヤマハテネレ660のおにーちゃんが来たので少し話をした。見るとバイクもぴかぴかだが、新品のオフロードウエアに新品ブーツという出で立ちだ。ヘルメットにはアクションカメラまでつけている。
フル装備だ。
おそらくオフの経験はそれほどでもなさそうだが備えは十分だ。あとは山に分け入っていく勇気と技術を身につけるだけ。(´ー`)┌フッ

オイラはそんなわけで南下ルートへむけて8時ちょうどくらいに出発。今日も連泊なのでサイドバッグに工具とカッパ。それとロードマップをキャリアにくくりつけただけの軽装だ。

まずはお約束の美幌峠。
天気と眺望は全く期待していなかったのだがかなり良い天気。

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美空ひばりとクッシーがお出迎えしてくれるのは昔と少しも変わらない。ただし、クッシーの展示場が年々寂れていくのが・・・・・

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このあとのルートの確認しようとバイクまで戻ったときに地図をどこかに落としてしまったことに気づいた。orz

やっちまった。。。。

北海道全図は1枚持っているし、一応ナビもある。だがナビの地図は意外にざっくりだし、ルート検討をするには液晶が小さいので使いにくい。
仕方ない。宿に戻ったら町中の書店を探してツーリングマップルを買うとしよう。
ちなみに今日落としてしまったのは「ツーリングマップルR 2013」「R」版はひとまわり大きく、しかも2014版までは雨に濡れても破れにくい紙を使っていたのでバイクには最適なのだ。わざわざ中古を探して買ったのにもったいないことをした。

それでも毎年走り回っているエリアだ。ナビ情報と記憶をたどればルーティングはできる。

美幌峠を下りきると屈斜路湖の北岸を走るダート走行だ。約19km。ここも好きなルートだ。

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ここを抜けてからは摩周湖へ。
第1、3展望台、裏摩周展望台があるが、オイラは第3が一番景観が良いと思っている。(^^)v

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ちなみに手についているのは「リスクパーム」と言ってまめを防止するものだ。まめ防止になるだけで無く、ハンドルをホールドしやすくなるので握力の疲れ防止にもなるのだ。(^^)v

摩周湖第3展望台のあとはいったん弟子屈まで南下したのち折り返し、裏摩周側に回り込み神の子池に寄ろうと思っていた。
しかし、オッサンライダーの聖地である開陽台へはあと20kmちょっとだ。
せっかくのお天気なので行くことにした。予定では明日以降の天気と相談かなと思っていたがこればかりは予定が立たない。せっかくの青空をいかすことにしたのだ。

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近年は開陽台を訪れるバイク乗りも激減しているが今日もやっぱり少なかった。開陽台に限らず一時期あれほどいたハーレー野郎もあまり見かけなくなった。
ハーレーに乗っている連中は嫌いだからどうでも良いんだけど。(-。-) ボソッ

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開陽台のあとは摩周湖へとって返したいところだがガソリンが心許ないため、いったん中標津の街まで降りて給油だ。スタンドの兄ちゃんは夕べの豪雨の中、釧路から中標津に移動してきたらしいがそこら中で道路が冠水していてものすごかったらしい。今日もやばそうですよと忠告してくれた。(^^;) 

開陽台の近くで見かけた信号機。

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LEDなのだろうが何とも薄っぺらい。
LEDは発熱しないため雪国では着雪すると信号が見えなくなって往生すると聞いているが大丈夫なのだろうか?
確かに薄いし、着雪を嫌ってか若干うつむき気味ではあるのだが・・・
気になるところだ。
バキッ!!☆/(x_x)

給油のあとは摩周湖方面へとって返し、神の子池へ。

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ここも毎年のように立ち寄る場所だ。しかし、ここに限らず今年はカメラを持っているだけで無く三脚を広げる人をよく見かけるようになった。

だが、見ている限り普通に手持ちで撮れそうな撮り方しかしていなさそうだったけど・・・・

神の子池にいる頃、だんだん雲が厚くなり、宿がある北西側の空はだいぶ暗くなってきていた。
そこからは宿までまっすぐ帰っても良いのだが、それではつまらないので江鳶奥林道を走っていくことにした。このルートも10数kmある変化に富んだ楽しいコースなのだ。
だが、林道に入ってすぐに工事中で通行止めの看板が有った。残念だがここはひとつ大人の対応で素直に回れ右だ。

そうなると選択肢は二つ。
まっすぐ帰るか、また屈斜路湖に戻って北岸のダートを走ってから帰るか。
後者を選択した。(^^)v

しかし、ようやく屈斜路湖までたどり着いた頃についに雨が本降りになった。それまではたまにパラパラ来るがまだカッパを着ないでガマンできるレベルだったのだがついに来てしまった。(^^;) 
本降りどころか、雷までごろごろ鳴っている。

カッパを着ての走行自体はどうと言うことも無いのだが、もともと湿潤な湖岸道路が土砂降りの雨のために一気にぐちゃぐちゃになり気を抜けなくなった。(苦笑)
湖水転落なんて洒落にならん。慎重に走り、ヘビーウエットの美幌峠を朝来たのと逆に走っていく。
雨のおかげでドロドロだったブルーサンダーが鮮やかな青色を取り戻した。
バキッ!!☆/(x_x)


今回履かせた
ピレリMT21だが無茶な走りさえしなければぬれた舗装路でもそこそこ普通に走れたので助かった。オフではT63よりもコントロール性が明らかに1枚上手なので安心だし。今後はT63よりちょっと高いけどMT21を定番タイヤにしよう。
何とか土砂降りの中午後4時前にホテル到着。(^^)v

ホテルのある街では落雷があったらしくそこら中で信号機が消えていて警察を北電が対応であたふたしていたっけ。

とりあえず、部屋に戻り、着替えたら取るものも取りあえず本屋へ。
だが、フロントで聞いても小さい本屋があるだけだという。
駅前アーケード商店街があるのだが、アーケードは雨漏りしており、お店の半分くらいはシャッターが降りているシャッター通りである。
幸いにして1軒だけあった本屋にコンパクトサイズのツーリングマップルが1冊だけ残っていた。
無駄な出費だが仕方ない。

それにしてもこの街。
食事をするにも3件ほどの炉端焼きの店とあとはコンビニだけ。ツーリングのルーティングする上では場所的に都合が良いのだがあまりにも寂れた感じが・・・

それでも平日と言うことも有り、生鮮食品スーパーがやっていたのでお刺身を買ってきた。(^^)v

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本日の走行距離:333.6km
 うちダート走行距離:約50km


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あー、明日は雨上がって欲しいなぁ。
道は冠水していないだろうなぁ。
ニュースを見ていると道央から道東にかけてそこら中でピンポイント豪雨にやられているし・・・・