2014北の大地 その8 | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

8月14日(木)

そう、その8。8月14日分だ。


後述するが宿泊先にネット環境がなかったため夕べはアクセス不可能だったのだ。
いやー今どき携帯電話すらつながらないってのは珍しい。(爆)

山奥でさまよっていたわけでも何でも無いので心配ないってことで。(^^)v

そんなわけで一日遅れではあるが、下の文章はあくまでも14日の気分で読むように。書いたのは14日なんだから。(爆)

それでははじまりはじまり。
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ちなみに今日、14日は記念日だ。自由を手に入れた日。(^^)v

まあ、それはさておき、北の大地の旅も今日で8日目を迎えた。そろそろエンディングに向けて心残りの無いようにしていこう。

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思えばこのツーリングバッグも長い。かれこれ20年は経っている。ロングツーリング以外ではほとんど使わないのでその間の使用回数はせいぜい10回程度とは思うが、1回の日程が長いのと経年劣化でかなりヤレてきた。(苦笑)
取り外し可能なデイパックの方は日帰りツーリングや普段のちょっとしたバイクでのお出かけにも使ってきたのでもうぼろぼろである。だが、欲しいと思えるバッグがないので未だに使っている。昔に比べるとツーリングで使う機会自体が減っているというのもあるけど。

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そのくせツーリングが終わるとそろそろ新しいバッグを買おうと思うのだがねぇ。

幸い、今日もおおむね天気は大丈夫。少し夏空が戻ってきたのか、時折さす日射しが結構きつい。そのわりに雲がかかるとひんやりしてきて肌寒くさえ感じる。

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昨日は距離はたいしたことは無いが、ダート走行距離はかつて無いほどの最長不倒距離となった上、そのうちのかなりの部分が深砂利ダートだったため、かなり疲れていた。午後10時にはダウン。
いろんな夢を見た。だが、すでに頭の中は完全にバイク遊びモードになっているせいか、バイクのこととバイク仲間以外は出てこなかった。(^_^;
あ、最近、頻繁にいろんなやりとりがある写真仲間は出てきたけど。(笑)

それでも6時前には自然に目覚める。太陽のリズムとともに暮らす習慣が身についているのだ。
朝、起き抜けに軽くストレッチをしたあとテレビでニュースを見ながらネット情報をチェック。これがツーリング中の朝のルーチン。
そしてその後、出発までの間に、その日のネタの導入を書いたりすることが多い。
夕方、宿に着いてからその日の旅ブログを書くのだがやはり疲れているのでなかなか筆が進まないことが多い。(苦笑)
その点、朝イチは頭が働くのでちょっと気の利いたことがかけたりするわけだ。(ごくまれに、であるが。)

今日は基本的に移動がメインの走り。その途中で多少遊ぶ程度だ。
まずは南下して軽く足慣らしをしつつ、阿寒湖をかすめて、先日楽しかった林道経由で陸別に抜けた。
ここから先は遠回りしていると遅くなるのでおとなしく舗装路を行く。
この日は、2食付きの宿を頼んであるので夕食に遅れると面倒なのだ。

舗装路を淡々と走っていて今更ながらに気づいた。
初日、二日目に気になったきな臭いにおいがすっかりしなくなっている。
なぜだろう・・・・???

以前乗ったときからの仕様の変化は「燃料ポンプ交換」くらいなものである。ヤマハからのリコール(みたいなもの。正確には積極的市場措置)で動かなくなる可能性がある燃料ポンプを対策品に交換するというので、昨年の夏に交換した。
それ以降はほとんど乗っていなかったが思い当たるのはそれだけ。
ま、気にしないことにする。(苦笑)

こういう日射しが強い日のダートでは木洩れ日が意外にやっかいである。路面の凸凹や石があるのかどうかもわからなくなるので調子に乗って走っているとフロントをとられて転倒なんてことになりかねない。

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鹿ゲートをくぐり抜けてはダートを走って行く。

gate

特に十勝平野には鹿ゲートが頻繁にあるのだ。

himawari

午後2時過ぎに道の駅でようやく休憩。例によってお昼抜きで走っていたので、とうもろこし。(^^)v

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うん、ここのは甘くて美味しい。あたり(^^)v

この先はあまり街には近寄らずに宿に行ってしまうので明日のことも有り、ガソリンを補給し、最後のダートへ。

lasr

dirt

今夜の宿は帯広から北に20kmちょっと言ったところにあるオソウシ温泉と言うところだ。
北海道ツーリングの場合は基本的にビジホばかりなのだが、今回初めての食事付きの宿泊だ。
目的はトムラウシ周辺がすぐ近くなので天気次第で最後に少し走り回ろうという作戦だ。幸い、お天気は良さそう。

しかし、この旅館(民宿?)は結構すごい・・・(苦笑)

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古びた温泉なのはいいのだが、建屋が今にも崩れそうな感じ。バブル以前に建ててそのままという感じ。よく言えば風情があるというか、哀愁漂うと言うべきか。
値段は少々お高い。昔風に言うなら聖徳太子様が飛んでいくのだ。
だが、生意気にオートロックなのだ。この手の民宿では部屋に鍵などかけたことがないのだが、鍵を閉じ込めてしまうため、毎回持って出るのがおっくうだ。
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テレビなし、エアコ
ンなし(まあ、涼しいからこれは必要ないか)代わりに扇風機と温風ヒーター。
あとひと月もすると夜は暖房が欲しくなったりするのかな・・・


・・・・ってそういう問題ではない。(笑)

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昔、八方尾根スキー場に行くときの定宿があった。やはり、テレビもないひたすら滑ることに集中するための宿だった。
勝手につけたキャッチフレーズは
早寝早起きテレビなし
当時の若主人が八方のスクールのイントラをしていた人だったはず。奥さんはきれいな人で音大あがりの人だった記憶がある。一度夏にバイクで行ったらどこぞの音大系の吹奏楽部が合宿していて、夜は一緒に演奏を聴かされたものだ。(^_^;


八方の話はさておき、この宿はWi-Fiどころか、携帯も圏外。

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久しぶりにネット絶ちの夜を過ごす。

だが、鹿追からこの温泉までのオソウシサラウンナイ林道は最高。

路面も悪くないし、コーナーが多く楽しい。3時半頃、温泉宿についたので、荷物を置いて完全な空身で鹿追までさらに1往復した。
半ぺら3本ってこと。その距離、約33km。(^^)v

いやー、攻めた攻めた。
タイヤもまだ大丈夫。浮き砂利ダートでは直立時の加速がかなり悪くなってきたが再度の山はあるのでコーナーはまだ大丈夫。(^^)v

front

rear


その後は4時半には部屋に入り、温泉。お風呂は熱すぎないのでオイラでも入れる。(^^)v
硫黄泉かな?
調べてみようと思ったがネットがつながらないので調べようがない。(苦笑)

静かだ。
虫の鳴き声と川のせせらぎ(というよりはもっと男らしい川だけど。)しか聞こえない。
部屋の中でうなっている扇風機が唯一の人工的な音かもしれない。

泊まりに来ているのは皆バイク乗りばかり。
こんな辺鄙なところに来るのは家族連れでは無理だろう。車で来るのは日帰り入浴の人ばかりだ。だが、意外なことにオフロードバイクはオイラだけ。あとはでっかいオンロードばかり。。。
これもご時世か。。。

食事は豪勢である。その点では値段相応かな。

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ニジマスの刺身ってのは初めて食べたけど割と淡泊なんだなぁ。
ひと品多いコースだったのでもうこれでもかと出てくる。キノコの茶碗蒸しが美味しかった。
dinner02

でもがんばって完食。
デザートに赤肉メロンも出してくれた。(^^)v

meline


北の大地での旨いものもいろいろ食べた。
心残りは鹿肉とホッキ貝くらいか。。。
それから北見の塩焼きそばも食いそびれた。バキッ!!☆/(x_x)

danbou

総走行距離:278.6km

odo

うちダート走行:約65km
平均燃費:26.3km/L