町中こそ、Tシャツ+メッシュジャケットでちょうどいいかなとも思えたが、30分走ると首筋が寒くてたまらない。
ポッケに入っていたバンダナを首に巻いたのは当然の対応である。
しかし、幸いにして雨こそ降らないがずっと曇り空。しかも夕方、宿のある帯広へ移動するのに日勝峠を越えたら、峠付近は霧で真っ白。途中の温度計で22℃だったことを思えば山頂は20℃程度だったはず。
震えながら走っていた。ジャケットの下に着るために薄手のウインドブレーカーは持っていたが止まるのがおっくうでそのまま走り通してしまった。
そして今日、二日目。
予報通り夜中から雨が降り出したようだ。朝いちは小降りだったが、8時を過ぎる頃には本降り。orz
だが、今日は戦うリンダーの本領発揮だ。トムラウシ周辺の林道を手当たり次第に走ってくるのだ。(^^)v
宿は連泊なので工具とカッパ、地図だけを持ち、比較的軽装で8時には走り出した。
しかし、5kmも走らないうちにきな臭いのに気づいた。
そうだ。
昨日走っていてなにやらきな臭いにおいがするのが気になっていたのだ。オイルの焼けるにおいとも違う。
昨日、オイルが減っていないことだけは確認済みだ。あと考えられるのは冷却水。
朝、走り出す前に確認するつもりだったのをすっかり忘れていた。
道ばたで作業することもできなくはないがまだホテルの近くだ。いったん戻って確認することにした。
シュラウドを外してリザーバータンクを見ると十分に水はある。まだ十分冷えてはいなかったが、タオルをあてがいながらラジエターキャップも外してみたが問題なし。
う~ん。わからん。。。
だが、これ以上は調査不能だ。オイルは距離こそ走っていないがだいぶ時間がたっている。出先ではどうしようもないので帰宅後交換してみよう。
ツーリング中は異変に気を配りながら走るしかない。
結局10時前に再度出発。(^^)v
今日はトムラウシ周辺を走る。南北に約30kmのパンケニコロベツ林道、ペンケニコロベツ林道が走り、北側にはさらにトムラウシ温泉につながるダートが15km。その手前の横に行くとヌプントムラウシの露天風呂まで奥深いダートがあり、南側にはペンケナイ林道も・・・・
全部を本気で走ったら130~150km位はあるはずだ。
今まで何度か来たがいつもペンケニコロベツは工事中で通行止めだった。残念ながら今年もダメだった。
仕方ないのでパンケニコロベツを北上し、シートカチ林道を経て、道道718へ戻った。
途中からようやく小降りになったが、足下はぐっしょり。気温は低いのでカッパを着ていてもあまり汗をかかないのだけが救いだ。
それにしてもバイク用のGPSナビは本当に便利。
道のデータがなくてもだいたいの位置はわかるし、どの方向に進んでいるのかは確認できる。(^^)v
途中、秘奥の滝という看板につられて寄り道。
うん、何か奥義を授かったような気分だ。
バキッ!!☆/(x_x)
ヌプントムラウシへの道は、道が崩れていて通行止めとあったがそこにたまたまいた道路工事?のおっちゃんが行けるよ・・・・っていうのでとにかく行けるところまでということで行ってみた。
ヌプントムラウシ温泉ってのは男女混浴の無料の露天風呂である。
通行止めになってはいるがわずかにバイクが走ったあとはある。
ひょっとすると誰も来ないと思い込んでいる若いオネーサンが入っていたりしないカナーなんて、これっぽっちも考えなかったのは当然である。バキッ!!☆/(x_x)
最後は道がなくなっていた。(^_^;
まだ行けそうだがさすがに単独で入り込んで何かあるとやばいので撤収。(^_^;
もういい時間だったので寝床に帰ろうかとも思ったが、比較的走りやすかった記憶があるペンケナイ林道を最後の締めにすべく入り込んだ。
しかし、走りやすかったのは途中まで。法面が崩落しまくり、山砂で路面がぐずぐずでやばい。進むほどに道は獣道化してくるし、軟弱な路面では動けなくなってからでは引き返すことは不可能。。。
こちらも勇気ある撤退。(苦笑)
戦うリンダー
どろんこ遊びが大好き
一人でも遊んでいられる。
だけど国道は大嫌い
酷道はわりと好き
県道もあまり好きじゃない
険道は大好き
・・・・・でも引き際が肝心。(爆)
本日の走行距離:237.9km
うちダート走行:約100km(疲れた・・・・)
平均燃費:24.2km/L
本日の遭遇:
親子のエゾシカ(2頭)、キタキツネ4頭
幸い、ヒグマには会わなかった。(^_^;