いよいよ久しぶりのロングツーリングの幕開けである。
とはいえ、例年通り、午前中は仕事。(^_^;)
しかしトラブル真っ盛りの案件もなんのその、ぜぇ~んぶぶん投げて12時過ぎに上がってきた。(^_^)v
お昼であがって、そのまま仙台港を目指した。
約400kmのおもしろくも何ともないリエゾンだ。
まあ、今日の目的はフェリーに無事乗り込むことだけだから、仕方ない。
本来ならば福島、栃木や宮城も走って楽しい場所はいっぱいあるのだが、すべてスルーだ。
幸い、今日は曇りがちなので割合に過ごしやすい。
去年の移動日は猛暑日で東北道のあちらこちらでタイヤトラブルでとまっている車がいたくらいだ。
曇りなのはありがたいが、あちこちに怪しげな雲もあり、都内を出るところから断続的にぱらぱらと小雨に降られることが何度もあった。
まあ、幸い、お湿り程度なのでカッパを着る必要もなく、むしろ涼をとるのにちょうど良かったくらいだ。(^_^)v
フェリーの場合、2時間前にチェックインしてほしいと言われる。
国際線じゃあるまいし・・・・とは思うが、何しろ400km弱を移動しなければならない。
まじめにそれを守るというよりは、多少なりとも時間的なマージンが欲しいので、30分ほど早めに出た。
お昼休みなってからの出発では意外に時間に余裕がないし、周りの視線もちょっと気になるしね。(苦笑)
幸い、東北道は順調だったので、途中、郡山の手前で少し遅いお昼ご飯。
なんと言うこともない醤油ラーメンだったが、バイクで2時間、200km弱を一気に走ったあとなのでおいしく感じた。何とも優しい味のラーメンだった。
手のしびれが取れてから再び出発。
東北道沿いにいくつもある気温表示板は震災の影響なのか、単なる節電なのかは不明だが、福島県内ではほとんどが非表示。
宮城に入ると電源が入っており、27度程度。
非常に走りやすい。
震災の影響で路面が結構うねっていると聞いていたが、少なくともオフロードバイクで走る限り、あまり感じなかったし。(苦笑)
本来ならば、仙台港へは仙台南ICから海岸に向かって行くのが定番だが、うっかりバイク用のナビにダマされて、仙台のど真ん中を突っ切るルートをとってしまった。(^_^;)
まあ、それでも余裕を持って到着できたのでOKだけど。
それにしても乗船手続きの人があまりいない。
お盆休みにはまだ少しだけ早い時期の、しかも水曜日だからなのだろうか?
乗船するバイクも十数台しかいない。
学生とおぼしき若者か、定年リタイヤ組かどちらかという感じ。
もちろん、オフロードバイクなど一台もいなかった。
フェリーに乗船するととにかく自分の部屋へ。
そう、あぶく銭を使って、特等ツインルームを単独使用するという贅沢なのだ。
下手なビジネスホテルよりも遙かに快適だ。
もっとも北海道まで飛行機で行く値段よりもずっと高い値段を払っているのだ、当たり前とも言えるが。
それでも、船内のレストランは混み合うのを知っているし、仲間がいればともかく、単独では混雑の中も分け入っていく気力も沸かないので、港近くのコンビニで必要なものは買い込んできた。
とりあえず、晩ご飯はコンビニ弁当。
いつも思うこと。
オイラはお弁当の冷たいお米が結構好き、いや大好き。
高校の頃を思い出す。(笑)
コンビニ弁当って、おかずだけを暖められるようになったらすっごいうれしいんだけどなぁ。
個室なのを良いことに今日来ていたシャツ、パンツ、靴下は風呂場で洗濯。
これでスッパイのは解消できたことだろう。(爆)
部屋には湯沸かしもあるので今夜は焼酎のお湯割りでしみじみと晩酌をしたら早く寝よう。
明日の到着は11時なので、起きる時間の心配は不要だ。
もっとも明るさや船内放送で目覚めてしまうとは思うけど。。。
窓の外は明かりひとつない真っ暗な海が広がっている。
部屋が右舷側なので少し陸地を離れただけでもう明かりは完全になくなる。
こんな夜はテレビを消して、静かにすごすとしよう。
さあ、そろそろ通信状態が悪くなる頃だ。
お別れを告げる時間が間近に迫っている。
それでは、地球の皆さん、さよーならー。
(沖田艦長風・・・・)
なんか、毎年これやっている気がするなぁ。(爆)

本日の走行距離:412km