考えることは同じ・・・!? | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

ちょっと前に1歳児の死亡事故に端を発した、マンナンライフの「こんにゃく畑」製造中止のニュースに関して、こんなエントリを書いた。


http://ameblo.jp/mokuba-red/entry-10151499615.html



そうしたら、似たような感想を持った人が結構いたらしく、今日になってこんなニュースを見つけた。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081017-00000002-jct-soci


別に今回のきっかけになった1歳児の保護者を責めるつもりなんか全くない。
むしろ、その心情やいかに・・・・と心配になるくらいだ。
きっと自分がもっとちゃんと見てあげれば・・・・と後悔と自責の念に苛まれていると思う。


怖いのはマスコミによる一方的な報道で意図的かどうかは別にしても、「悪役」像が作り上げられてしまうことだ。

今日のニュースにもあるように、注意を喚起することは重要だ。
それは製造者にも有るし、消費者にももちろんある。


くだらないニュースに踊らされてバナナを買いあさっているような馬鹿どもには言っても無駄かもしれんが・・・


期せずして、こんなニュースもあった。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081021-00000520-san-soci


残念なのはこうした事故で被害にあるのは幼いこどもや年寄りが多いと言うこと。
自己防衛能力が低い人に対しては、周りがもっと気を配ってやらないといけないと言うことなのだろう。

今、ボクが思うのは一方的に悪役を仕立て上げてその責任を追及することではなく、製造者も消費者もいかに事故を未然に防ぐことができるかに心を砕きたいと言うことだ。


マンナンライフ社にはより大きなカップの製品にしてスプーンですくって食べる様にするとか、ラベルにもっとコーションを大きく書いておくとか。
あとはできることならもっと口溶けのいい製品にできるとおそらくおいしさも向上するだろう。


消費者もこの製品に限らず、あらゆるものに対して、もっと自衛策を講じてほしい。
昔の日本人の知恵を見習えばかなりの部分をカバーできるはずだ。
いわゆる「おばあちゃんの知恵」だ。


食べ物の話ではないが、昔、祖父母に家の敷居を踏むと怒られた。
敷居にはご先祖様の魂がこもっているので足蹴にするなと教えられた。
今にしても思えば、「家」の要となる部分を大切にする心の現れだったように思う。
「夜、口笛を吹くと蛇がでる」なんてのもご近所への思いやりだろう。

そうした古き良き(もちろん、中には悪しきものもあるのだが・・・)風習や習慣を今一度思い出すことも大事なのではないだろうか?


人が人を思いやり、我が身を守るための知恵を絞る。

そんなに難しいことではないはずだ。かつてはみなが当たり前のこととしてやっていたのだから・・・・


最後に、被害者の冥福を祈りたいと思う。


PS:日本人の魂はもう救いようもないところまで来ているのかも知れない。今朝の大阪の身の毛もよだつようなひき逃げ事件のニュースを見て思った。今の世界経済を憂うよりも深い、絶望感を味わったよ。