ページ数:330P
発売日:2012年01月
いまどきありえない行き倒れの少女を拾った僕。
それがソラという不思議な女の子との出会いだった。
この子、初めて会うタイプだ。
やけに偉そうな老成した喋り方をするし、とにかくよく食べる。
しかも「恐ろしい組織に私は追われている」と
まことしやかに言う始末。
かわいいのに、残念な子だった。
奔放なソラの行動はとどまらない。
何にでも興味を示す彼女の標的となったのは
噂の「死を予知する猫」。
そう、これがあの恐ろしくも不思議な事件の始まりだったんだ。
摩訶不思議なファンタジックストーリー。
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Mirokuさんに頂いた本です。
↑クリックレビュー
初めましての作家さん。
行き倒れの少女を拾った僕・・・
( ° ▽ ° ;) エッ?
こういうシチュエーションは、植物図鑑で読んでいるからねぇ
衝撃はないな・・・
やはりイリヤと比べるのはいけないことなのか・・・
なんて事を思いながら読んでいたのだが
とりあえず宇宙人であるらしい。
見た目は可愛いのに、話し方がおかしい上によく食う。
まぁ~よくあるギャップって奴ですか。
主人公の僕は、彼女の持っていた携帯のようなものを
壊してしまったために、同居する羽目に。
まぁ~これもよくある話である。
残念な感じか?と思っていたんだけど
途中から風向きが変わった。
同じ大学の友人?からおしえられた「死を予知する猫」を
見に行くことになったのだが、その話に食いついたのが
宇宙人のソラ。
ソラを友人と引き合わせるわけにはいかないし
ましてや、病院に連れて行けるはずもない。
が!勝手に行ってしまうんだなぁ
そして、ここから雲行きが怪しくなる。
ミステリ仕立てになってくるのですよ。
まぁ~宇宙人が絡んでいるからSFなんだろうけど
結構ハラハラしながら読みましたよ。
面白かったです。
重いものを読んで、頭を切り替えたい時には
こういう軽く楽しめるのがいいかもしれないですね♪