
発行年月:2015年02月
サ イ ズ:471P 15cm
離婚して学生時代を過ごした町に戻った新聞記者ディクテ。
彼女の誕生日を祝いオープンカフェで盛り上がっていた時、
目の前の川に桶に入った赤ん坊が流れてきた。
一方親友の一人が勤める病院では新生児が額にいたずら書きをされ、
さらにそこで出産した別の親友の赤ん坊が誘拐された。
ディクテは赤ん坊を巡る三つの事件の取材に奔走する。
デンマークを舞台にしたライトミステリ。
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テーマ読み:第4弾。初めましての作家さん。
離婚して学生時代を過ごした町に戻った新聞記者のディクテ。
彼女の誕生日を祝うためオープンカフェに親友二人が集まった。
旅行代理店経営で妊婦のイーダ・マリーと
病院勤務の助産師アネ。
予想外のプレゼントに大いに盛り上がっていた時
目の前の川を桶に入った赤ん坊が流れてきた。
思わず川に飛び込んだディクテだが、編集局長から
この記事を書くように言われ、調べ始めるのだが
その後、アネが務める病院で、新生児の額に
イタズラ書きされる事件が発生。
更に、アネの病院で出産したイーダ・マリーの赤ちゃんが誘拐された。
赤ちゃんをめぐる3つの事件に繋がりはあるのか?
・・・と、ここまでだと、いかにもミステリーって感じでしょ。
あらすじにもライトミステリとあるけど、
ミステリって感じじゃないし、ライトだとも思わない。
コージーミステリでもないと思う。
で、解説読んだら、北欧で、女性の日常生活に事件を絡めた
フェミクリミ(femikrimi)というジャンルだそうです。
女性の日常つってもねぇ・・・
ディクテは離婚して子供と昔の町に戻ってきてて
仕事柄、元旦那とはよく顔を合わせてるし
親友二人も結婚生活には問題ありって感じ
で、事件そっちのけで悶々としている心の内を
描写されて、ゲンナリです。
ミステリによくある伏線もバレバレで
視点がいきなり切り替わるから、誰目線だ?と
途中でわからなくなる。
事件そのものはいいと思うんだけど、
真相にはガッカリ・・・
最後まで悶々ですか・・・って感じ(ノ_-;)ハア…
いやぁ~とにかく読むのに時間かかった。
初めて吊革掴んで本読みながら寝ちゃったよ(^◇^;)
テーマ読みじゃなかったら、途中でやめてました。
強烈なタイトルに騙されました( ̄▽ ̄;)ゞ
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