
発行年月:2003年03月
サ イ ズ:407P 15cm
美しい館にひそむオオカミ男の犯罪か!?
薔薇屋敷あるいは月夜邸と呼ばれるその屋敷には、
オオカミ男が出るという奇妙な噂があった。
瀬在丸紅子たちが出席したパーティの最中、衣服も引き裂かれた
凄惨な死体が、オーディオ・ルームで発見された。
現場は内側から施錠された密室で、床一面に血が飛散していた。
紅子が看破した事件の意外な真相とは!?
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Vシリーズ第3弾。
S&Mシリーズの「笑わない数学者」ばりのトリック
相変わらず推理はできないけれど、トリックに物理が絡むと
余計にわからないです。
っていうか、まるで館シリーズみたいじゃないですかぁ~
屋敷の構造考えてるだけで知恵熱出そうだったわ。
まぁ~見取り図付けられても、わからないけどね(○ ̄m ̄)
出だしからオカルト系の雰囲気をにおわせてたから
このシリーズではそっち系もありなのか?と期待した。
だって、いかにもな場面もあったよねぇ~
紫子ちゃんったら、酔ってる場合じゃないよ~って
ハラハラしちゃったのにさぁ~
最後にサラっと解説して終わらせるんだもんなぁ~(^◇^;)
で、それがタイトルにかかってくると・・・
今回は、あらすじに踊らされましたねぇ~
てっきりあの人が狼男なんだと思ってしまったわ(○ ̄m ̄)
なんかこのシリーズは、トリック以外を楽しむシリーズ?
個々のキャラも立っていて、興味深い。
mokkoは紅子さん大好きなんだけど、練無も気になるぅ
ギャップ萌えには最高のキャラでしょ~
女装癖があって、国立N大学医学部生で少林寺拳法もやってる
本作の格闘シーンも、ウキャウキャしました(*´◇`*)
っていうか、保呂草は何をやってるんだぁ~
そして紅子さんと言えば、元旦那の林刑事と愛人の
祖父江七夏刑事。
元妻が林を呼んでいるのに愛人を行かせるなんて
ありえないでしょ~
そんな思考の人間って・・・いるのか?
まぁ~この関係も気になる。
っていうか子供達は大丈夫か??(余計なお世話(^◇^;)
でも紅子VS七夏のシーンは結構好き(^◇^;)
篠塚宏邦が取引をする謎の組織「プレジョン商会」
アナグラムになっているというのをどっかで見たので
これはすぐにわかったけど、やってみたら結構楽しい(^◇^;)
で、気になったのが今回の結末のもう1つの可能性なんだけど
それは放置でいいのか??
更にオスカーは結局何だったの?
まさかハイブリッド?
テレビでやってたフィンランドの熊と狼を連想しましたよぉ

とりあえず、事件以外のところで楽しんでしまいました
q(≧∇≦*)p ウキャッ