黄昏の岸 暁の天 上下/小野不由美 | mokkoの現実逃避ブログ

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黄昏の岸 暁の天(そら)〈上〉
十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)
小野 不由美

¥572
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発行年月:2001年05月
サイズ:242P 15cm
黄昏の岸 暁の天(そら)〈下〉
十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)
小野 不由美

¥572
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発行年月:2001年05月
サ イ ズ:255P 15cm

十二国記 第6弾

登極から半年、疾風の勢いで戴国を整える
泰王驍宗(たいおう・ぎょうそう)は、反乱鎮圧に赴き、未だ戻らず。
そして、弑逆の知らせに衝撃を受けた台輔泰麒(たいほ・たいき)は
忽然と姿を消した。
王と麒麟を失くした泰は今、謀反によって偽王が立ち、
災厄と妖魔が蹂躙するほど荒れていた。
自らを救うことも叶わぬ国と民・・・。
将軍李斎(りさい)は、泰麒と同じく胎果である
慶国景王・陽子を頼り天を翔ける。
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2003/08/01読了分

番外編・魔性の子で、高里(泰麒)が日本にいた時のこちらでのお話。
泰王と泰麒を失い崩壊した戴国を救うため、泰麒と同じ胎果である
景王陽子を頼って、将軍李斉が慶国に辿り着くところから始まります。
驍宗は大好きなんだけど、やはり李斉は頼もしい!
よくぞ動いてくれました。
おかげで泰麒を救うために、十二国が動き出す。
国の秘宝を用いて王と麒麟、使令が奔走する。
十二国の王と麒麟が総出演。しかも天の住人西王母まで出た。
おいしすぎますってば!

でもでもやはり陽子や尚隆、六太が登場するところでは
テンションあがります。
何度も蓬莱に出向き、王を探したことのある六太は
やはり泰麒の為に日本に向かいます。
そして尚隆の役割は・・・まぁ~尚隆しかいないよねぇ~

穢れに弱い麒麟。ちょっとした血の臭いにも顔をそむける。
っていうか近づけない。
なのに人間と一緒に生活していた泰麒の穢れっぷりに
さすがの六太も近づけない。
そして目覚めた泰麒が真っ先に口にした言葉は・・・
もう泣くでしょ~

泰麒びいきの私には、ハラハラしっぱなしでした。
最後の方は、何度も泣きそうになりました。
このシリーズは、本当に色んなことを考えさせてくれます。

そういえば泰麒が幼かった頃、景麒を慕っていたんだよね。
その時の話を聞いた景麒と陽子が面白い(○ ̄m ̄)
ただ・・・泰麒は・・・成長しちゃったんだよねぇ
幼い泰麒が幼気で大好きだったんだけどね・・・
あぁ~早く続きが知りたい!