孤島パズル/有栖川 有栖 | mokkoの現実逃避ブログ

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孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)/有栖川 有栖
¥840 Amazon.co.jp
発行年月:1996年08月
サ イ ズ:402P 15cm

英都大学推理研初の女性会員マリアと共に
南海の孤島へ赴いた江神部長とアリス。
島に点在するモアイ像のパズルを解けば
時価数億円のダイヤが手に入るとあって、
早速宝捜しを始める三人。
折悪しく嵐となった夜、滞在客のふたりが凶弾に斃れる。
救援を呼ぼうにも無線機が破壊され、
絶海の孤島に取り残されたアリスたちを更なる悲劇が襲う!
-------------------------
江神シリーズ(学生アリスシリーズ)第2弾

このシリーズでもやってしまった。
よりにもよって、第3弾の双頭の悪魔から読んでしまった。
そこでやたらと出てくるマリアとの出会いと前の事件というのが
すごぉ~く気になっていて、だからと言って、第2弾の
月光ゲーム―Yの悲劇’88に戻るのも
違うだろってことで、最初から読み出したんだけど
月光ゲームを読んでから2年半経ってるし(○ ̄m ̄)

英都大学推理研に加入したマリアの誘いで
南の島でモアイの謎に挑む事になったアリスと江神
今回、ノブナガとモチさんは都合がつかなくてお留守番です。
かなり悔しがっていた(○ ̄m ̄)

Uの字をちょっと潰したような島で
片方の先端の岬にはマリアの二人の伯父たちの建物があり
反対側の岬には画家の建物がある。
交通手段は自転車で島を横断するか、岬から岬へと
ボートで移動するしかない。

島にはマリアや伯父たちを含めて14名。
アリス達は初日から島にバラバラに配置されている
25体のモアイの謎に取り掛かり宝探し気分で1日が終わります。
ところが予想通り?嵐が近づいてきます。
そして父娘が密室で殺されているのが発見され
殺人は続いていく。

いわゆるクローズド・サークルものってやつですね。
船が迎えに来るまで島から出られない。
下界との通信手段は無線機だけなんだけど
これもお約束通りに破壊されていて使えません。
犯人は誰だ?トリックの謎は?動機は?
って具合に通常は話が進むんだけど、本作では
理想的な犯人がちゃんといてくれるので
動機の部分においても想像はつく。

しかし、トリックがわからない。
一人一人行動確認や目撃証言を合わせても
誰にも殺人は可能であったり、無理だったり
不自然な状況証拠も謎のままだったりして
そして読者への挑戦状もあるんだけど、わかるはずもなく
っていうか、最初から放棄してましたけど(^◇^;)

だって江神さんの謎解きを聞きたいでしょ~(*´◇`*)
っていうことにして、そもそもmokkoに推理は無理
この謎無理!ですからぁ~(○ ̄m ̄)

皆を集めて「犯人はこの中にいる!」なんてことはしない。
この謎解きの場面が一番盛り上がったかもしれない。
そしてモアイ像のパズルも事件に関係してるらしいってことで
そっちの謎解きもあるから、こういうのが好きな人には
たまらないと思いますよ♪
mokkoはパズルも苦手です(^◇^;)

そして学生アリスシリーズですから、いわゆる
青春モノの爽やかな場面なんかもあったりして
文章も読みやすいし、読み出したら止まらないですね。
ハラハラ度としては、次の双頭の悪魔が上を行っているけど
謎解きのシーンは、本作の方が好きです。

そして江神派、火村派に分かれているアリスシリーズですが
本作を読んでいる時、アリスがいいなぁ~と思ったりして
それを考えると疲れているのかなぁ~なんて
思ってみたり(^◇^;)
それでも、これでようやく第4弾が読めるんですねぇ~
購入しないとね(o^o^o)

ちなみにこの感想。3回目になる。
最初、途中まで下書きしていたんだけど何故か
いきなり消えてしまった。
最初から下書きをやり直して、今日アップしようと思って
上書き保存をしていたのに、さっき開いてみたら、
最初にちょっと書き出していた状態に戻っていた
((*〇o〇*))ゞ ガーン
さすがに凹みましたよぉ~

メモ帳の不具合は初めてでしたもの・・・(-。-;)
もう何を書いていいのやらわからなくなってしまった。
読んだ直後に感想を書くから、勢いに乗れるのにさぁ
昨日、寝る前に次の小説を読み始めちゃったんだよねぇ
(ノ_-;)ハア…

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