
発行年月: 2008年06月
サ イ ズ: 187P 15cm
愛は祈りだ。僕は祈る。
僕の好きな人たちに皆そろって幸せになってほしい。
それぞれの願いを叶えてほしい。
温かい場所で、あるいは涼しい場所で、とにかく心地よい場所で、
それぞれの好きな人たちに囲まれて楽しく暮らしてほしい。
最大の幸福が空から皆に降り注ぐといい。
僕は世界中の全ての人たちが好きだ。
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初めましての作家さんです。
前にヘビーなミステリを読んで、疲れてしまったので
タイトルも表紙も甘々な本書を手に取りました。
mirokuさんに頂いた本です。
なんちゅー本を読ませるのだ!
パラレルワールドではないの!
短編が収められてるんだけど、続き物もあるんだけど
ホラーなんだかファンタジーなんだかSFなんだか
わけわからん(^◇^;)
しかもこれ、芥川賞候補作品だったらしい。
( ° ▽ ° ;) エッ?って感じ
っていうか、やはり文学賞系はわけわからん(○ ̄m ̄)
それぞれに世界観が違うんだけど、短編だから
読みはじめからその世界観を理解するまでに戸惑う
嫌いじゃないけど、絶対に好きではない。
しかし、その世界観を理解できてしまうから自分が恐ろしい。
夢の中で夢に気付いた事が夢の破壊であって
修復者がいて、破壊者がいて、それが現実とリンクする?
そういう妄想したことありますから(^◇^;)
わけわからん世界で、それぞれが自分勝手に愛を叫ぶ
恋人同士の甘い囁きではなくて、変な世界で
誰が何と言おうと、それは愛だと叫ぶ
ちっとも感動しない(○ ̄m ̄)
愛って何?って事を無駄に考えたい人は
こういうのを読んでみるのもいいかもしれない。
ある意味、色んな愛がある・・・と思う(^◇^;)
だけどね、ところどころに気になる表現が織り込まれている。
「いってらっしゃい」ではなくて「帰ってらっしゃい」
なんかすごく良くない?
「帰ってらっしゃい」
こう言って送り出されたら、帰りたくならない?
この言葉に痺れてしまった。
しかし、もう読まないぞ(○ ̄m ̄)
なんちゅう話を書く人なんだまったくぅ~(^◇^;)
かなりビックリしたぞ