￥870 Amazon.co.jp訳者：中西和美
出版社名：二見書房
発行年月：2005年12月
サイズ：４５４Ｐ １５ｃｍ
これを読んでるってことは、私は死んだってことね―
ある晩レオノーラの元に届いた一通のメール。
発信者は数日前事故死した美貌の詐欺師メレディス。
そこに残されていたのは、自殺したある女性と古い殺人事件へ繋がる
謎のメッセージだった。
手がかりは、霧が立ちこめる小さな入り江の大学町。
無数のアンティークミラーが眠る大学内の館で臨時司書の職に就いたレオノーラは、
同じ謎を追う男トーマスと共に危険な探偵稼業に乗りだすが…
傑作ロマンティックミステリ。
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←参加しています。初めての作家さんです。
まさにロマンティックミステリというに相応しい内容なのですが
出だしはホラーチックなんですよ。
アンティークの鏡が並ぶ暗い廊下。
幻覚で体の自由を奪われながらも手がかりを残すために
必死で図書室に向かう女性と後を追う殺人者。
まるで追いかけられてる悪夢の中に紛れ込んでしまった感じですよ。
それから時は流れ・・・
主人公のレオノーラは、詐欺師である友人のメレディスの
遺品の整理のために彼女の部屋にいた。
そこに現れたのトーマスと愛犬レンチ。
メレディスは大学の寄付金を横領し、その容疑がトーマスの弟
デイクに向くように画策していた。
トーマスはメレディスと親しかったレオノーラが共犯とにらみ
金を奪い返そうとしていた。
一方、デイクの妻は１年前に自動車事故で死亡し、自殺として
処理されていたのだが、デイクは何者かの陰謀によって
死に追いやられたという考えにしがみつき、周りからは
兄弟揃って変人扱いされていた。
ところが数日後に死んだメレディスから届いたメールによって
メレディスの死が事故ではなかったことを知り
更にデイクの妻の死との間に共通点を見つけたレオノーラは
トーマスと手を組み、死の真相を調べはじめるのだが・・・
いやぁ～面白かったぁ～
ミステリとロマンスが同時進行してるっていうの？
メインのトーマスとレオノーラがお互いに警戒し合いながら
それでも惹かれあい自制しながら少しずつ進展していくってのが
なんとも面白かったんだけど、他にも２つの恋が進行していく(^◇^;)
それでもミステリがおざなりになっているわけではない。
メレディスの残した手がかりから、３０年前の殺人事件が
関係している事に気付き、更に調査を進めていく過程で
二人に魔の手が迫る！
そして新たな殺人事件が起こり、それも無事に解決するんだけど
そこまで読んだ時点で、まだ残りのページ数が多い事に気付いた。
もしかしたら、どんでん返しが待ってるのか？と
期待をするも、恋の進展を描いていたので不安になった。
でも大丈夫でしたぁ～
いきなり突然そうなったから驚いた。
!?工エエェ(ﾟ〇ﾟ ;)ェエエ工!?
お前だったのかぁ～ってな結末だったわけですよ。
っていうか、全く予想してませんでした。
これって予測できた人いるのかなぁ～(^◇^;)
それでもラブラブとハラハラドキドキが
良いバランスで話が流れていたのでmokko的には満足でした。
同じ作品を読むかと言えば、考えさせて頂きますって感じ？
これはこれで良しというところです。
そういえばトーマスが割と大柄でマッチョなんだけど
マッチョ苦手なmokkoでも好感が持てるくらいに
トーマスは好青年なんだけどね、胸毛がね・・・
カールしてるんだって・・・（||||▽￣）
胸毛はダメよ胸毛は・・・(;￣ー￣川
おっと忘れてはいけない。
トーマスの愛犬レンチも可愛いのよぉ～
誰もが道を譲ってしまうくらいの強面らしいんだけど
トーマスに言わせれば前世は絶対にミニチュアプードルで
色はピンクらしい(○￣ｍ￣）
mokkoもレンチなら欲しいぃ～о(ж＞▽＜)ｙ ☆
それと、コミックにもなっていたのね・・・
たまたま同じタイトルかと思ったら
あらすじが同じでした(○￣ｍ￣）
先に確かめなくてよかったわぁ～
イメージが違いすぎる(^◇^;)
鏡のラビリンス (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)/宮本 果林
￥639 Amazon.co.jpかなり遅くなっておりますが、次の作品でラストです。
いつも読むのが遅くてスミマセン(｡-人-｡)
後でまとめのページにリンクします。
素材屋さんは→ Silverry moon