ゴーストハント１２

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渋谷サイキック・リサーチ(ＳＰＲ)は、渋谷一也(通称ナル)が
所長を務める心霊現象調査事務所。
依頼主から持ち込まれた怪奇現象を、科学的に調査・解明している。
高校生の谷山麻衣は、その調査用の機材を壊してしまったことから、
ナルの助手として、ＳＰＲでアルバイトをすることに。
相次ぐ怪奇事件を、ＳＰＲとその協力者である霊媒、坊主、巫女、
エクソシストたちが解決していく、本格ミステリーホラー！
第１作からの謎が解き明かされる感動の完結編。
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山の斜面に建つ廃校舎で、近ごろ幽霊や人魂が目撃されているという。
何とかして欲しいという依頼を受け、無事に解決したＳＰＲの面々。
ナルの宣言通り、ＳＰＲ事務所は閉鎖に・・・？
そしてダム湖畔でナルが呟いた「やっと見つけた」という言葉の意味は？

コミックの最終巻になります。
この巻に関しては怖くないです。
「ナルの秘密大暴露の巻き」になってますから。

下手に触るとネタバレしそうなので書きませんけど・・・
でも悲惨で切ないなぁ～
色んな切なさが詰まってるなぁ～
最後のアレも・・・切な過ぎるでしょ～
麻衣じゃないけど、泣きそう・・・(━┳━ ＿ ━┳━)

ただ、小説では、この後もう１作あるんですよね。
「悪夢の棲む家」になるんですが、何度も言っているように
最初にそれを読んでしまったんですよ。
知らなかったとはいえ、とんでもないポカをやらかしたものです。

「第１作からの謎」を最初に読んじゃったんですよ(p_q*)
ミステリでいうなら、最初に結末を読み、犯人のプロフやら
トリックをわかった上で、最初に戻って読むって感じ。
どんだけ恐ろしいポカをやらかしたかがわかりますね
σ(￣◇￣;) ﾜ､ﾜﾀｼﾃﾞｽ

まぁ～結末までの間に、たくさんの事件があったから
謎を気にかけながらも、事件解決はしてましたから・・・

単なるホラーじゃないんですよぉ～
だって小野主上ですから。
怪奇現象を、科学的に調査・解明するために機材にも
もの凄く金かかってます。
更に、ＳＰＲの協力者を見るとわかると思うのですが
霊媒、坊主、巫女、エクソシスト。その道のプロ？だったりします。
ナルももの凄い力を秘めてますし、助手のリンも陰陽師。
とにかく怪奇現象を原因から徹底的に調査します。

屍鬼を読んだ後に、「悪夢の棲む家」を読んで
その前のシリーズは絶版で手に入らないと知り
原作に忠実だということで、コミックを追いかけ
販売が延期になったりして、結構振り回されもしましたが
あとがきを読んで、大変だった事を知りました。

本当にお疲れ様でした。
主上が認めただけのことはあります。
できるなら「悪夢の棲む家」も、いなださんの絵で読みたいです。

そして、やっと小説で全巻読めることがわかったので
ファンとしては、これ以上の幸せはないでしょう♪
今度は全巻揃えて永久保存版にしてやる（=￣∇￣=）にぃ~
コミックも、文庫で全巻揃えましょ♪

悪夢の棲む家 (上) ゴースト・ハント講談社X文庫―ホワイトハート/小野不由美