F1模型製作 mokeibuu

F1模型製作 mokeibuu

F1と、アストンマーチン模型の製作ブログです。
仕事終わりの夜間に模型製作していますので、製作があまり進みません。
”丁寧に納得いくまで”をモット-に模型製作をしています。

DBR1のフォトブックの紹介です。

 

AstonMartin DBR1は、1959年のLE・MANS 24hの優勝車です。

MFHの1/12キットを使用し、各所にLEDを組み込んだ作品です。

 

今回のフォトブックもVanquish25の撮影と同様に

館長、建築家の加藤氏の構想/デザイン/各コーディネ-トを行い、

写真家の園田加奈氏の撮影、小山智大氏のレタッチ、

ラク-ンオ-トの加藤氏にアドバイサ-として撮影に立ち会っていただきました。

 

 

以下はフォトブックの画像となります。

 

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手にしたフォトブックを開いて、一枚目画像を見た瞬間に鳥肌が立ちました。

DBR1の造形の美しさが見事に表現されていて素晴らしいフォトブックとなっています。

 

今回のDBR1の撮影は2日間行われましたが、その1日目の撮影に立ち会わせていただきました。

手前に見える館長手書きの今回の撮影コンセプトを記した絵コンテを元に、撮影が進みました。

 

微妙なアングルや、模型に当たる光の調整等、

とても細かいところにも拘り一切の妥協なく撮影してくださっている姿勢に感動しました。

 

模型を作る側も当然真剣でしたが、

これだけのフォトブックを創り出す技術と熱量は半端でないという事実を知りました。

 

今回のDBR1のフォトブックは、鞄に入れていつも持ち歩いていて

色々な方々に見ていただきました。これまでにおおよそ30人位の方に見て頂きました。

 

このフォトブックには製作中の画像も含まれていて、このフォトブックを見る方々に

製作過程と、見せたいポイントが説明が出来るようになっているのも実に素晴らしいです。

 

模型を知っている人、知らない人。それぞれに色々な箇所に反応があり、興味深かったです。

 

今回のフォトブックも宝物の一つとなりました。

 

AstonMartin DBR1 1/12 MFH 製作記-28 | F1模型製作 mokeibuu (ameblo.jp)

 

コツコツと好きなことを続けていると、今回の様に自分の想像を超える素晴らしい事が起こる事がありますね。

素晴らしいフォトブックを製作して頂き改めて感謝します。

ありがとうございました。

AMR22を製作しています。

 

サスペンション類を固定しました。

フロントプッシュロッドの取付部がどうしても外側に開きたがるので、

マスキングテープでテンションを掛け、硬化するまで仮に押さえ付けました。

 

サイドミラ-、カメラ類も固定しました。

接着には、全ての箇所に10分硬化型のエポキシボンドを使用しています。

 

タイヤを固定します。

タイヤはトレッド面はタイヤブラック。

サイドウォ-ルはタイヤブラックにセミグロスブラックを加えた物で塗装しています。

ホイ-ルカバ-は、グラファイトブラックにセミグロスブラックを加えた物で塗装し直しています。

 

アンテナやピトー管を取付て

いよいよAMR22完成です。

 

最近のF1マシンは全長が長くなっているので、1/12スケ-ルで驚愕の50cm超えのサイズです。

 

サイズが大きいのでなかなか撮影も難しいです。

 

ピントの合ういい写真がなかなか撮れません。

 

側面です。

 

アンダ-トレイはウイングカ-規制となって以来、上下方向のボリュ-ムが増しています。

下面に空気を流す形状で大きな開口が開いています。

 

左サイドには、コネクタ-用の穴のカバ-があります。

2.5Φと1.5Φのsus板を重ねた物で塞ぎました。

 

フロント廻りです。

 

主翼と2段目は他の部分に比べ粗目のカーボン目が特徴です。

 

強度などで使うカーボン素材に違いを出しているのでしょうか?

 

サイドミラ-の鏡面は0.2ミリの洋白板を磨いて取付ました。

 

リアウイングです。

カ-ボンデカ-ルの貼り目をパートごとに変更しています。

撓み監視用の蛍光イエロ-のドットマークが目に付きます。

 

ロアウイングはケブラ-調の色合いに見えたので、部分的に変化を出しました。

 

タイヤは、側面とトレッド面で色を変えて、艶も変化を出しました。

 

センタ-ロックは、左右で色が違います。

蛍光イエロ-が良いアイキャッチとなっています。

右は赤色

 

左は黄色となります。

 

ホイ-ルカバ-の白いドットの向きも左右で異なります。

 

ボディ-カラ-の確認用に屋外でも撮影しました。

 

 

今回のAMRGも例に漏れず調色の難しい色でした。

似ている様な、似ていない様な・・・

 

image

今回は、Yutaさんが3Dモデリングしたオンリ-ワンの1/12スケ-ルモデルのAMR22を製作させて頂きました。

 

今現在、世界に一台しか存在しない希少な模型です。

Yutaさんは、F1MDSのお仲間で、F1MODELING誌のコンテストでも共にtop10に作品が残る凄腕モデラ-でもありますが、このAMR22については、私がアストンの模型を製作し続けている実績を買ってくれて、今回は私が製作を担当させて頂きました。

キツトは、徹底的な実車資料のリサ-チによる3Dモデリングが行われていて、プロポ-ションの良さ、細かいディティ-ル、モデラ-目線寄りの工夫と作り易さ・・・

端々に原型師としてのセンスを感じる素晴らしいキットでした。

不要な修正が必要ないので、模型本来の製作する楽しさを味わえます。

同じくF1MDSのカズキ氏には今回もデカ-ルをデータ-/デカ-ルの作成をして頂きました。

 

2023年12月3日に横浜で開催されるホビ-フォ-ラムのF1MDSのブースに展示しますので、

都合の合う方は是非会場でご覧頂き、気軽に声を掛けていただければ幸いです。

 

お付き合いありがとうございました。

AMR22を製作しています。

 

ステアリングを製作します。

素晴らしい精密度です。

 

裏面も全く抜かりがありません。

 

ステアリングポスト、パドル類の造形も完璧です。

 

私が製作させて頂いている1/12専用のスペシャルの様ですが、

モニタ-と、ダイヤルは別パ-ツとなっています。

カ-ボンデカ-ル、塗分けが格段にやりやすくなります。

yutaさんのモデラ-目線で優しい設計です。

 

現代のステアリングのダイヤル廻りは、色使いがカラフルです。

 

製作途中の画像がありませんが、塗分けました。

本体はKAの綾織カーボンを縦目で貼りました。

グリップ部分はジャ-マングレ-とタイヤブラックを混ぜた色で塗装しています。

 

裏面です。

こちらも素晴らしい再現度で思わず唸ります。

ここまで細密に再現されたステアリングは見たことがありません。

作る方も抜かりなく仕上げました。

 

取り付けました。納まり良好です。

 

こちらは実車です。

 

 

こちらは模型です。

模型ですと、表面同様に裏側は良く見えますので、

クイックリリ-スの金具と、スプリングも塗分けました。

 

今回はここまでです。

AMR22を製作しています。

 

ハ-ネスを製作します。

 

バックル類は3Dプリントの物です。

ご覧の通りの素晴らしい出来です。

 

サベルトの物を再現しています。

しかし、これ以上の再現度のパ-ツを今まで見たことがありません。

 

布地を再現するのに使用するのは、板重りです。

 

板重りを5ミリ幅、2.5ミリ幅に切り、マルチプライマ-を塗布後、

フラットブラックにて塗装します。

 

シ-トに取付ます。

板おもりを使う利点は、自在に曲がる為シートに合わせて形を付けやすい事です。

折り返し部分や、微妙な曲がりも付けやすいです。

1/20ではオーバ-スケ-ル気味ですが、1/12スケ-ルでは丁度良いスケ-ル感です。

 

エキマニを塗装します。

 

積層の段差がありましたが、丁寧に均しました。

 

メッキシルバ-で塗装した後、パイプの曲がり部は溶接表現となるので、

マスキングテープを貼ります。

 

エナメルのクリア-塗料で塗装します。

 

青を塗装→赤→オレンジの順で塗装しました。

焼き塗装は、やり過ぎない様に自制しました。

 

アンダ-トレイとモノコックを接合します。

 

アンダ-トレイの後端部には、補強ワイヤ-が張られます。

この部分は0.3Φの洋白線を使用しました。

 

今回はここまでです。

AstonMartin AMR22を製作しています。

 

足回りを仕上げました。

カ-ボン+ウレタン→研ぎ出し→フラットクリア-塗装としました。

 

フロントウイングです。

こちらもカーボン+ラインデカ-ル、ゴロを貼り、ウレタンコートしました。

 

フラップを留める金具を塗装します。

 

クレオスのチタンシルバ-で塗装しました。

 

カウルのファスナーを取り付けます。

使用するのは0.8Φのアルミパイプです。

 

切断し、潰れた断面を・・・

 

0.5Φのドリルで開口します。

 

これをボディに埋め込んでいきます。

 

固定には少量のエポキシボンドを使います。

今回は約110本埋め込みました。

 

予め長さを合わせて彫り込んでいますが、時にしてこういう風に奥に入り込んでしまう時があります。

 

そんな時は、0.4Φのドリルを差し込んで回すと内側に羽根が噛んで引っかかって抜くことが出来ます。

 

これは既成のピンです。

エッチングワッシャ-と併せて使用します。

 

ウインドウスクリ-ンを塩ビ板から切り出し、

予めモノコックに開口しておいた穴に4本のピンで固定しました。

 

タイヤを仕上げます。

今回はYutaさんの新たな固定方法で留めます。

 

ホイ-ルの内側から、タイヤの裏側にツッパリをかけて固定する方法です。

 

両側から押さえるスタイルです。

 

お陰で、リムとタイヤの間に接着剤を入れないので、はみ出さずに綺麗に仕上がります。グッドアイディアです。

 

今回はここまでです。

Vanquish25のフォトブック2冊目の紹介です。

 

2冊目のフォトブックは、1冊目のフォトブックとサイン用プレ-トをカラムデザインに送り、

イアン・カラム氏のサインを頂いたプレ-トを台座に配置し、完成版として再び撮影した物となります。

 

 

 

どの画像も息を呑む美しさです。

 

 

 

模型の製作とはアプロ-チの違う、完全に新たな芸術作品です。

館長のコーディネ-トの元、レイアウト、撮影、レタッチ、模型の取り扱いそれぞれのプロが、

最高の技術とアイディアを出し、最高の作品を完成してくださいました。

 

 

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こちらが、完成した2冊目のフォトブックを館長が再びにカラムデザインの送付し、

直筆サインが入った物を館長より最終版として頂戴しました。

 

様々なコーディナ-トをしてくださったCallum DesignのMiles Hulford氏にも深く感謝いたします。

兵藤さん、館長、そしてアストンに出会い、色々な方々との出会いがありました。

幸せな模型ライフです。

 

Project Vantageに始まり、館長のVanquish、ホイ-ルを変更したバージョン、

ニュ-ポ-トパグネルで最後の個体として製造されたVanquishS。

この4台でVanquishシリ-ズの模型製作は完結したと思っていましたが、

まさかの5台目がカラム氏自身がデザインしたVanquish25として製作させて頂ける事となるとは思いませんでした。

そして、この2冊のフォトブックをイアン・カラム氏が実際に見て、手に取って直筆サインをしてくれたと言う事実に改めて興奮します。

構想から2年10か月の素晴らしい奇跡的な物語でした。

 

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2冊目の構図は、実車画像のオマ-ジュとなっていて、比較して見るのも興味深いです。

 

 

プロポ-ションがとても良い、PIRANHA製1/43KITのVanquishSをベースに

各所をVanquish25に変更していきました。

 

KITの状態の

Vanquish Sです。シャ-プで特徴を良く捉えた傑作キットです。

 

ベ-ス車輛となっているVanquish Sに比べて、

サイズが下方に拡大されたグリル、フォグランプは廃止されてエアインテイクに変更されています。

 

グリルは、洋白板を均等に重ねて立体的に再現しました。

 

エッチング製のグリルに比べ、奥行きがあるので、立体感があります。

ホイ-ルは1インチアップされ、バンパ-も下方に延長されています。

 

リアには大型のディフ-ザ-が配置されています。

 

オレンジのマフラ-エンドがアイキャッチとなっています。

 

KITの状態。

 

ケミカルウッドで新造しました。

テ-ルレンズはKITではデカ-ル貼りの表現ですが、今回もバキュ-ムパ-ツで新造しました。

 

こちらは実車のVanquish25です。

 

タイヤのサイドウォ-ルには、タータン柄とミシユランのロゴが入るのですが、

かなり目立つので、配置に悩んだ結果、この実車の画像の通りの位置としました。

しかし、完璧に配置され、その微妙な角度まで再現された画像には感動します。

 

 

窓は内装も見える様に半開きとしました。

 

実際のVanquishの開き具合を館長のVanquishで確認し再現しました。

 

センタ-コンソ-ルには、ブレモンの懐中時計が納まります。

この爪楊枝の先端のサイズのクロノグラフ時計をスクラッチ製作しました。

 

KITの左ハンドルを右ハンドルに変更。

センタ-コンソ-ルも新造、シート形状も変更しました。

 

リアボ-ドには、革張りにタータン柄が刺繍で入っているのを再現しました。

 

実車のリアボードです。 色合いと、立体感にセンスを感じます。

 

CADを絵をかいて、

 

自作デカ-ルで再現しました。

 

内装の完成画像です。

見えずらいですが、シート、ドアの内張りにもタータン柄が入っています。

 

 

 

ヘッドライトはアウトラインに変更はありませんが、内部は新しくデザインし直されています。

内装の所々に見えるオレンジにセンス路感じます。

 

カラム氏の直筆サインプレ-トを配した、タータン柄の台座に納まっています。

この台座、サイズ、タータン、サインプレ-トのバランスが実に素晴らしいです。

 

こちらは模型

 

こちらは実車です。

車体の凹凸や、床面に落ちた影の入れ方まで再現されています。

 

こちらは模型。

左はVanquish25、

右が、ニュ-ポ-トパグネルで最後の個体として製造されたVanquishSです。

 

こちらは実車の比較画像です。

ホイ-ルのサイズ、グルリの最上部の高さ等々、そのまま再現出来ました。

 

 

 

 

タイヤ、ホイ-ルは3Dプリント、タイヤロゴはMDプリンタ-で作成した物です。

 

こちらは館長のガレ-ジにVanquishの25が納まっているというフィクション画像です。

オリジナルのダーヴェントグリーンのVanquishも変わらずに美しいです

 

こちらは、夕日の運河がVanquish25に写り込んだレタッチ画像です。

運転席の窓ガラスの奥にも水面が写り込んでいます。

青系のボディ色にマゼンタ系の夕日が写り込みがロマンティックです。

 

 

これで、フォトブックの紹介を終わります。

 

 

 

お付き合いありがとうございました。

今回は、Vanquish25のフォトブックの紹介をさせていただきます。

フォトブックは2冊ありますので、今回はその1冊目を紹介します。

 

フォトブックのコンセプト/構図を館長と建築家の加藤氏が構築し、

写真家の園田加奈氏が撮影し、レタッチャ-の小山智大氏にて編集。

模型のアドバイザ-として、ラク-ンオ-トの加藤氏に撮影の立会い、模型の移動等を行って頂き、撮影して頂きました。

フォトブックは、一切の妥協の無いプロのテクニックと考え抜かれた絶妙なアングル、構成を味わえる物となっており、その

仕上がりは感動ものです。

 

 

以下の画像は、フォトブックの画像データ-となります。

2019年9月にイアン・カラムがVanquish25を発表。

2001年に発表したVanquishをカラム氏自身が約20年の後に再構築し直したモデルとなります。

 

ベ-スはVanquishSとなり、限定25台のスペシャルモデルです。

アストンのレース部門のワ-クスチ-ムを運営しているR-Reforgedが制作に関わっています。

 

Vanquishは、アストン最後のハンドメイドモデルで、

長年操業した、ニュ-ポ-トパグネルで製造された最後のモデルでもあります。

 

そのVanquish25を1/43で再現しようと、最近手に入りずらいお馴染みの名キットのピラニアのVanquishSのキットを入手し、製作した模型となります。

 

製作途中の画像をInstagramにポストしたところ、カラムデザインの関係者の方から直々に、

模型が完成したら、”カラム氏のサインを”という嬉しい打診がありました。

 

さすがに模型本体をイギリスに送る事は出来ないので、模型を撮影しフォトブックを作製し、サインを貰う計画がたちました。

 

ハンプトンコート宮殿で開催されたコンクク-ルズ・オブ・エレガンスで公開された時に土台に敷いてあったタータン模様の台座、カラム氏のサイン用のアクリルプレ-トを館長とラク-ンオートの加藤氏にデザインして頂き撮影。

 

完成したフォトブックとサイン用プレ-トをイギリスに送付し、

約2か月後にカラム氏のサインプレ-トが無事に返却されました。

 

これまでに製作したVanquishシリ-ズとなります。スケールは1/43です。

 

画像の左から

コンセプトモデルであるProject Vantage

館長の所有車V12Vanquish

ホイ-ルを変更したV12Vanquish2017Ver

ニュ-ポ-トパグネル最後の生産車となったV12Vanquish s

今回のVanquish25と並んでいます。

まさに館長のastonmartin Vanquishの歴史が凝縮された見事な構図です。

 

 

 

 

 

 

パ-ト2に続きます・・・

AstonMartin Signet V8完成です。

 

元はトヨタのIQをアストンが作り直したシグネットですが

さらにバンテ-ジのV8エンジンをスワップしたワンオフモデルです。

 

この車の特徴は、

大きく張り出したオーバ-フェンダ-です。

 

ホイ-ルもバンテ-ジの物をそのまま流用しています

 

車高は模型映えを意識して、実車よりかなり低めにセットしました。

 

 

ボディ色は、画像だけでは判断するには微妙過ぎるグリ-ンです。

 

通常は濃いめのグリ-ンにも見えますが、陽が強く当たる部分に黄色を感じます。

 

なかなか微妙なグリ-ンです。

 

内装はシート、ダッシュボード、ステアリング、センタ-コンソ-ルなどを全て作り直しました。

 

リアはマフラ-を新造し、意外と目立つスタビライザ-を追加しました。

 

タイヤはフジヤ製、キャリパ-は黄色く塗装しました。

 

AMLのキットで使用したのは、ホイ-ルとハブのみという模型です。

 

右はAMLで、左がスパ-ク+自作フェンダ-の物です。

AMLのレジンは全体的に成型がだるいです。

 

フェンダ-は真鍮+洋白製です。

 

オ-バ-フェンダ-は4枚作りましたが

1/43だと楽しいうちに終わる工作です。

 

お付き合いありがとうございました。

AMR22を製作しています。

 

デカ-ルを貼ります。

基本的にF1MDSの仲間のKAZUKIさんがデータを作り、アルプス/レーザ-プリンタ-でデカ-ルをアウトして頂きました。

追加で今回のAMR22を3DモデリングしたYutaさんも一部のレーザ-プリントデカ-ルを作製してくれました。

A4版で2枚+レ-ザ-プリント2枚、カラ-デカ-ルの大容量です。

デ-タ-作成後、サイズ確認を行い、訂正した物でプリントアウトした頂いたものです。

タイヤは色合いを考慮して、”白色”のハードタイヤとして頂きました。

 

デカ-ルを貼っていきます。

手始めにコクピット廻りから貼り始めます。A4シートから一枚ずつハサミで切り出して貼ります。非常に薄く、糊の具合も丁度良く、気泡も抜けやすく、貼りやすいデカ-ルです。

 

ヘイロ-廻りは細かいデカ-ルがオンボ-ドカメラを意識した角度(ドライバ-側から文字が読める方向)で貼られます。

 

この部分のJCBの枠は、アルプスのMDプリンターでの発色が今ひとつの為、

Yutaさんがカッティングマシンで切り出してくれたバルケッタのキャメルイエロ-のカラ-デカ-ルを使用します。

 

こんな感じの重ね貼りとなります。

 

続いてフロント周りです。

 

よく見ると、細かい文字を敷き詰めて文字の外形をとなっている為、少しかすれて見える印象です。

 

この”DANKE SEB”のデカ-ルは、色が微妙なので、数種用意して頂きました。

 

アラムコのマークも同様です。

 

この様にドット模様のシンボルです。

 

フロント→サイド→エンジンカバ-とデカ-ルを貼り進めます。


大判のデカ-ルは水平を出すのが難しいです。

カウルが3次元に曲がっているので、

この様な画像で水平に見えても見る角度によっては傾いて見えます。

違和感のない角度に貼りました。

 

ゼッケンデカ-ルは斜めに貼られています。

実車の画像を参考しながら、なるべく同じになる様に貼りました。

 

フロントウイングも仕上げました。

 

リアウイングのJCBも外枠はキャメルイエロ-にカラ-デカ-ルを使用します。

 

その上からJCBの中身だけ貼ります。

 

リアウイングの背面のaramcoの下地は白デカ-ルを貼り、

レ-ザ-プリントのカラ-デカ-ルを貼りましたが、

貼りこむ際に織り目の凸部の色が抜けてしまいました。

 

ラッカー系のスカイブルーに白を足したものでタッチアップし

 

aramcoの白デカ-ルを貼ります。


無事に補修出来ました。

 

基本的にに全て1発勝負で貼りこんで、デカ-ル貼りが終了しましたが、

トラブルもあります。

この部分のPERONIは、何かで引っ搔いてしまったのか、文字の一部が消えています。

 

ラッカ-塗料+細筆で補修します。

 

わからない程度には補修出来ました。

 

 

 

 

全てのデカ-ルを貼り終えました。

全体像が見えてきました。

 

かなりの数のデカ-ルを貼りましたが、基本的に白文字のデカ-ルで統一されているので、

それほど、しつこさは感じません。

 

今回はここまでです。

AMR22を製作しています。

 

タイヤ/ホイ-ルを塗装します。

 

まるで本当に空気が入っているかの様なふくよかな膨らみが見事に再現されています。

 

サイドウォールのモールドとヒゲもこの通り素晴らしい出来です。

 

更にセンタ-ロックの金具と、識別用の蛍光イエロ-のリングが別パーツとなっています。

 

素晴らしい再現度と造形。テンションが上がります。

 

ホイ-ルはカバ-も含めて全チ-ム共通パーツとなっていて、

各チ-ムで装飾が施されますが、AMR22ではシンプルに白い放射状のマークが貼り付けられます。

 

センタ-ロックの周りに蛍光イエロ-のリングがありますが、これを別パ-ツにしてくれる意義は大きいです。

 

ホイ-ルカバ-は黒。

リングは蛍光イエロー。

センタ-ロツクはシルバ-。

一体の場合これを塗分けるのは不可能に近いですが、

 

別パーツ構成の為、仕上がりも良いです。

 

リアにはフロントとは少し構成が違い、リングが無いです。

 

リアはホイ-ルに直に蛍光イエロ-を塗装しました。

蛍光イエロ-はとても透けやすいので、下塗りとして、クレオスのGXキアライエロ-を使用しました。

 

因みにこのカバ-の中身のホイ-ル本体は、なかなか見る事がありませんが、

F1中継で表示されるコンパウンドの紹介の画像を参考にこの形状としたとの事です。

 

このホイ-ルはBBS製との事で、全チ-ム共通のパーツです。

よく見ると、リムにBBSの刻印が確認出来ます。

 

今回はここまでです。