四十九日 | Mohala Ka Lehua

Mohala Ka Lehua

HawaiiとHula Halauの日常を綴ります

七週間が経ちました。

家中、あちこちに うめ子の忘れ物があり、ひょこっとお顔を出すんじゃないかな…振り向いたらいるかも…。もちろんその期待はすぐに裏切られ、何度、涙を流したかなぁ…、
少しずつ、うめ子のいない生活を受け入れられるようになりました。
ご飯の用意も雪之助とくるみちゃん、2匹分。
おなまえも呼び間違えが減りました。
うめ子が使っていたタオルやベッドもほぼ整理でき、四十九日までは家に置いておこうと。
うめ子が最後まで眺めていた庭に面した窓を開けると、気持ちの良い風が吹いてきます。
ろうそくの灯火が、少しずつ、ゆっくりと小さくなるように、うめ子もゆっくりと、ゆっくりと灯火を細めていきました。
最後まで、一緒にいられてよかった。家族が家にいる時で、本当に良かった
あなたのことは 忘れないよ。
私達の家族。私達に生きることを諦めない姿勢を教えてくれました。たとえ 生まれながらの障害があっても気丈に、我が家のリーダーを貫いたこと。
うめ子、ありがとうね。
ままは大丈夫だから、安心してください。
うめ子のことを想い 、たくさんの方々からお悔やみを頂きました。
"うめ子ちゃんのお写真を入れてください。"と、かわいい写真立てやお供えの花。
四十九日のために、この暑さなので、とのご配慮で選んでくださったソープフラワーなどなど etc…
皆様のお心遣いに感謝いたしております。
ありがとうございます。
これからは、家の中にうめ子を探すのではなく、
お空を見上げて、あなたを探しますね。
あの日の梅雨空から真夏に季節は変わりました。
49日の間に。


Mohala Ka Lehua Yuka.K